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NHK朝ドラ【スカーレット】第137回(第23週 金曜日) 感想

武志(伊藤健太郎)の病気を直子(桜庭ななみ)らに明かし、ドナー検査のお願いする喜美子(戸田恵梨香)。遅れてきた八郎(松下洸平)にも告げると、動揺して強い衝撃を受ける。一方、自棄になった武志は友人らとの飲み会で酔っ払い、残った真奈(松田るか)と二人きりに。武志の入院生活が始まる。喜美子も付き添いドナー検査を受ける。武志には内緒で八郎も病院を訪れ、大崎医師(稲垣吾郎)と面会。治療に挑む武志は決意して…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「スカーレット」第23週「揺るぎない強さ」 第137話

NHK朝ドラ『スカーレット』感想

感想

病気はつらいこともたくさんありますが、泣きたくなるような素晴らしい出来事もいっぱい起きます。

 

そういう風にポジティブに受け取らなきゃやっていられないからでしょ……

と思ったりもしてしまうけれど、人間、そうならないと気づかないことも多いから。

結婚したからこそ体験できる幸せ。
離婚したからこそ体験できる幸せ。
結婚しないから体験できる幸せ。

そうならない人には、そうなっている人の事は分からない。

病気になったからこそ体験できる何か。

大崎先生は、それをたくさん見て来ているんだね。

 

正直、稲垣吾郎さんの演技は苦手で。(『危険な関係』の頃は、大好きだったんだけどな……)

キャスティングを知った時は、この医師役も金田一みたいに大袈裟にやるのかなぁ……と思っていた。

けれども、大崎医師、本当に良い。

話を聞いてくれて、アドバイスを聞いてくれて、一緒に考えてくれて……長い年月、患者を診て来た円熟した信頼感がある。

中の人も同じなんだろうな。
長い間、演技をしてきて、たくさんの体験を経て、中年期の円熟した信頼感。

この医師なら信頼できると、八さんもきっと思ったはず。

 

病を知った八さんの反応にはちょっとガッカリしたけれど、まぁ…こうなるよね。私だったら、ここで聞かされたらもっと動揺するよね……。

 

いや、本人が言いたない言うてるもんを何で喜美子が言うねん。


骨髄検査を受けてもらうためだよ……。

他のガンとは違って、適合するドナーが現れるように、たくさんの人に頼まなきゃならないからだよ。

 

「孤高の人」

の様相だった穴窯時代とは違って、喜美子はもう繋がりを求めずにいられない。

 

内容は闘病だけれど、人と人がつながる。

これ以上、朝ドラに相応しいことはない。

 

型が…合わへんことがあるんか。

親は…。
親と合う確率は1%もないらしい。


よかったやん。

0やない。

 

これぞ、揺るぎない強さ。

 



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※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

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キャスト

川原喜美子 – 戸田恵梨香(子役期:川島夕空)

川原常治 – 北村一輝
川原マツ – 富田靖子
川原直子 – 桜庭ななみ(子役期:やくわなつみ)
川原百合子 – 福田麻由子(子役期:稲垣来泉→住田萌乃)
川原武志 – 伊藤健太郎

川原(十代田)八郎 – 松下洸平

熊谷照子 – 大島優子(子役期:横溝菜帆)
大野信作 – 林遣都(子役期:中村謙心)
大野陽子 – 財前直見
大野忠信 – マギー
熊谷敏春 – 本田大輔
熊谷竜也 – 福崎那由他
熊谷和歌子 – 未知やすえ
熊谷秀男 – 阪田マサノブ
住田秀樹 – 田中美央

小池アンリ – 烏丸せつこ
大崎茂義 – 稲垣吾郎
慶乃川善 – 村上ショージ

十代田いつ子 ‐ しゅはまはるみ
鮫島正幸 ‐ 正門良規
津山秋安 ‐ 遠藤雄弥
藤永一徹 ‐ 久保山知洋
加山 – 田中章
深野心仙 – イッセー尾形
池ノ内富三郎 ‐ 夙川アトム
磯貝忠彦 ‐ 三谷昌登
松永三津 – 黒島結菜

庵堂ちや子 – 水野美紀
酒田圭介 – 溝端淳平
田中雄太郎 – 木本武宏
荒木さだ – 羽野晶紀
大久保のぶ子 – 三林京子
ジョージ富士川 – 西川貴教
泉田あき子 – 佐津川愛美

草間宗一郎 – 佐藤隆太

 

語り… 中條誠子

スタッフ

脚本 – 水橋文美江(第21週 : 三谷昌登)
制作統括 – 内田ゆき
プロデューサー – 長谷知記
演出 – 中島由貴、佐藤譲、鈴木航
音楽 – 冬野ユミ

主題歌 – Superfly「フレア」

コメント

  1. スカーレット (第137回・2020/3/13) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』(公式サイト) 第23週『揺るぎない強さ』の 『第137回』の感想。 ※ 本作は、2020/2/29 にクランクアップ(撮影終了)しています。 ※ 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 武志(伊藤健太郎)の病気を直子(桜…

  2. 入院>『スカーレット』第137話

    ​​八郎さんの反応は、まあ想定の範囲内ではある驚きと戸惑いと信じ難い思いでも、ここでもまた変に感情的に煽ったり妙に“ドラマチック”な演出でなくて良かった…ひじゅにですが…

  3. 入院>『スカーレット』第137話

    ​​八郎さんの反応は、まあ想定の範囲内ではある 驚きと戸惑いと 信じ難い思い でも、ここでもまた 変に感情的に煽ったり 妙に“ドラマチック”な演出でなくて良かった …ひじゅにですが何か? 「ゼロやない」by喜美子 ↑これが喜美子の強さであり お母ちゃんの強さであり 「揺ぎない力」だね。 親が適合する可能性は1%にも満たない― 大崎先生から最初に聞かされた時は ひたすら…

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