アンリ(烏丸せつこ)のペースで、喜美子(戸田恵梨香)は信作(林遣都)、照子(大島優子)となぜかダンスすることに。その翌朝、喜美子が自分の行く末を考えているとアンリから「作品が人生を豊かにしている。あんたは一人じゃない」と励まされ、パリ旅行に誘われる。一方、窯業研究所に通う武志(伊藤健太郎)が腕試しに作品を次世代展に出品するよう勧められる。悩んだ武志は喜美子に相談したところ、かつて落選した事実を…… (上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「スカーレット」第20週「もういちど家族に」 第117話
感想
うち、今までず~っと家族を背負うてきたんです。ほやから今、誰も背負わんでええいうのは初めてで……。
ほんまに一人になったんやなあ……それが堪えてんのやろか。それで寂しい思うてしまうんやろか。
分かるなぁ。
空の巣症候群ってやつである。
子供がみんな成人して出て行ってしまった後に、子供が生きがいだった主婦が陥るやつ。
仕事一筋だったサラリーマンが引退した途端に家族に邪険にされて趣味もなく友達も居なくて陥るやつ。
人生一回しか生きられへんやん。
一回だけしかないもんもっと大事にしたいやん。豊かにしたいやん。
人生を豊かにするものって何や?芸術や。ほやから、うちはここに来たんや。うちな、川原ちゃんの作品、触れることで残りの人生もっともっと豊かにしたろ思たんや。
60近くなって、好きな芸術品を近くで味わいたくて、ここにやってきた。やって来た結果、作者の空の巣を埋める結果に。
小池アンリには家族がいた。別に孤独な人生というわけではないらしい。
もちろん、誰の人生にだって色々なことがある。小池アンリだって色々と乗り越えて生きて来たのだろう。
けれども、とりあえず、金の苦労はない。その辺が喜美子の人生と大きく違うところ。
彼女はこれからパリ旅行へ行くのだという。
完成したら終わりやな。
何がです?
一緒に住むの。そこまでや。
ずっと金があったので金を使う楽しみを知っているアンリ。
中年過ぎてから金を手にしたので使い方も楽しみ方もよく分からない喜美子。
それでも、出会いはあった。
人生にはそういう事もある。
主な出番はここまでかな。
一緒に住んでいなくても、家族は家族とアンリから言われた喜美子。
これが散々、女陶芸家を卑下したあげく女と出て行ったなんていう縁切り夫ストーリーだったら、とても「家族」とは受け入れられず。
こういう設定だったから、「今でも一緒にご飯を食べることができる」武志のホッとした顔に喜べるという……令和の朝ドラとしては正しい選択だったかも。
もう!平気で会えるんやったらそう言うてくれや。
俺がどんだけ!
どんだけ気ぃ遣うてたことか!もう~!
健太郎くんの演技が武志の清々しさや可愛さを増し増しにしている。
これは……
悲しいことにしないでほしいよね……。
【スカーレット】
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※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
キャスト
川原喜美子 – 戸田恵梨香(子役期:川島夕空)
川原常治 – 北村一輝
川原マツ – 富田靖子
川原直子 – 桜庭ななみ(子役期:やくわなつみ)
川原百合子 – 福田麻由子(子役期:稲垣来泉→住田萌乃)
川原武志 – 伊藤健太郎
川原(十代田)八郎 – 松下洸平
熊谷照子 – 大島優子(子役期:横溝菜帆)
大野信作 – 林遣都(子役期:中村謙心)
大野陽子 – 財前直見
大野忠信 – マギー
熊谷敏春 – 本田大輔
熊谷竜也 – 福崎那由他
熊谷和歌子 – 未知やすえ
熊谷秀男 – 阪田マサノブ
住田秀樹 – 田中美央
小池アンリ – 烏丸せつこ
大崎茂義 – 稲垣吾郎
慶乃川善 – 村上ショージ
十代田いつ子 ‐ しゅはまはるみ
鮫島正幸 ‐ 正門良規
津山秋安 ‐ 遠藤雄弥
藤永一徹 ‐ 久保山知洋
加山 – 田中章
深野心仙 – イッセー尾形
池ノ内富三郎 ‐ 夙川アトム
磯貝忠彦 ‐ 三谷昌登
松永三津 – 黒島結菜
庵堂ちや子 – 水野美紀
酒田圭介 – 溝端淳平
田中雄太郎 – 木本武宏
荒木さだ – 羽野晶紀
大久保のぶ子 – 三林京子
ジョージ富士川 – 西川貴教
泉田あき子 – 佐津川愛美
草間宗一郎 – 佐藤隆太
語り… 中條誠子
スタッフ
脚本 – 水橋文美江
制作統括 – 内田ゆき
プロデューサー – 長谷知記
演出 – 中島由貴、佐藤譲、鈴木航
音楽 – 冬野ユミ
主題歌 – Superfly「フレア」
コメント
連続テレビ小説『スカーレット』第117回
内容ある日、アンリ(烏丸せつこ)が旅に出ると知る喜美子(戸田恵梨香)“一緒に”と誘われ。。。敬称略“今まで家族を背負ってきた”。。。。!?“家族に迷惑かけてきた”なら、分かるけど。ニホンゴが分かりません!!
スカーレット (第117回・2020/2/19) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』(公式サイト) 第20週『もういちど家族に』の 『第117回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 アンリ(烏丸せつこ)のペースで、喜美子(戸田恵梨香)は信作(林遣都)、照子(大島優子)となぜかダンスすることに。その翌…
玉ねぎ>『スカーレット』第117話
今日の、時代を表すアイテムは瓶入りジュース?掛川先生がわざとらしく手にしていたと思ったら武志が友達2人に自動販売機から出すシーンも販売機の表側に栓抜きが付いて…
玉ねぎ>『スカーレット』第117話
今日の、時代を表すアイテムは 瓶入りジュース? 掛川先生がわざとらしく手にしていたと思ったら 武志が友達2人に自動販売機から出すシーンも 販売機の表側に栓抜きが付いていて レトロカワイイ>ぉ 本当はコーラにしたいところだけど 特定されるものは出さないというNHK的配慮? …ひじゅにですが何か? 「完成したら終わりやな」byアンリ ↑喜美子に注文した花瓶が完成したら…
くうさんはハチきみの再接近に冷ややか(笑)ですね。
あれは先週の放送でしたか、ハチがマツさんに線香を上げに来て、喜美子と他人行儀な話をして帰った時のこと。
ハチを見送る喜美子の顔を見ながら視聴者は、
「喜美子〜若い頃のようにまた追いかけろ〜」
「でも、あの時背中を押してくれたマツさんはもういないんだよな…」
などと思った人が予想外に多かったようです。
私は番組内の展開をそのまま受け入れるタイプなので、ハチきみが復縁してもしなくても、それなりに楽しく見られると思います。
でも、私の希望としては、ハチきみは良い友達関係くらいでいて欲しいかなと思います。再婚となると何だか生々しい気がして…。
朝ドラで離婚した重要人物の復縁って、あまり見ない気がします。あまちゃんの春子夫妻くらい?
ところで、どこかで見たのですが、来週は箸休めスピンオフ週とのことです。
再来週からの辛い展開に備える…からだそうで。
辛い展開…ハァ…。