八郎(松下洸平)と三津(黒島結菜)の親密さが気になる喜美子(戸田恵梨香)。そんな気持ちを押し殺し発注を受けた200枚の小皿作りを始める。三津は集中して作陶する喜美子の姿に圧倒され、八郎も喜美子の才能を認めて自分以上だと評価していると思わず明かす。一方、喫茶店を訪れていた八郎の元に柔道着姿の照子(大島優子)と信作(林遣都)が帰ってくる。照子に投げ飛ばされた信作が八郎に泣きつき、結婚の条件が明らかに… (上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「スカーレット」第15週「優しさが交差して」 第88話
感想
せやけど、何で結婚と柔道?ああ。何でもな、その相手のお姉さんいう人が柔道で投げ飛ばすくらいの勇ましくてたくましくて強い男やないと許さん言うてきたらしいわ。
嫌なこと言うなあ。
:よほどの女や。いかついでえ。
そんな厳しいお姉さんに頭下げなあかんのか。
そら大変や。
僕ん時、思い出すわあ。
八さん……
そのいかつい女、あんたの女房や……。
そうか……。
正直、どうして百合子の結婚話を並行して描くのかちょっと分からなかったんだけれど、そういうことか。
新作にとって壁になっている貴美子。
八郎にとって息苦しい存在になっている貴美子。
貴美子、かわいそう。
ここでジョージと貴美子を重ねるのはまた違うと思うんだよね。
ジョージには「悪意」があったもの。
「悪意」と言ってはアレだけれど、
明確に自分の意志通りに物事を運ばせようという壁意識があったもの。
しかし貴美子は違う。
百合子と新作の話を聞けばきっと反対しない。
八郎の壁になろうなどと思ってもいない。
強い女は損をする。
内面のナイーブさは永遠に理解されない。
イカしてますね!
うん?
かっこいいです!
あっという間に何十枚も。
先生の言ってたことが分かりました。
えっ? 何か言うてた?
喜美子さんには才能があります。
私もそう思います。
もう見ててそう思いました!
すっごい集中力で無心で作り続けて。
えっ何?そんな才能なんか分かんの?
いや~、よく分からないですけど、かなわないなぁっていう感じは分かります。
横にいられるとしんどいなぁっていうのも分かります。
そういうこと、平気で言うんやな…三津…。
言った後に「しまった」という顔すらしないのが、いっそ清々しいと言っていいのかふてぶてしいのか(笑)
普通の女なら傷つくじゃん。
傷つかないと思われるから言われるんだよね。
喜美子さんはそっち側の人だから。
勝手に作られる「そっち側」の壁。
私だったらこの鈍感な弟子に対してとげとげしい態度になっちゃうと思うけれど、
貴美子は平常心を保ち続ける。……ように見える。
武志に言う
よそはよそ。うちはうち。
が、自分に言い聞かせる呪文のように思える。
【スカーレット】
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※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。

キャスト
川原喜美子 – 戸田恵梨香(子役期:川島夕空)
川原常治 – 北村一輝
川原マツ – 富田靖子
川原直子 – 桜庭ななみ(子役期:やくわなつみ)
川原百合子 – 福田麻由子(子役期:稲垣来泉→住田萌乃)
川原武志 – 伊藤健太郎
川原(十代田)八郎 – 松下洸平
熊谷照子 – 大島優子(子役期:横溝菜帆)
大野信作 – 林遣都(子役期:中村謙心)
大野陽子 – 財前直見
大野忠信 – マギー
熊谷敏春 – 本田大輔
熊谷和歌子 – 未知やすえ
熊谷秀男 – 阪田マサノブ
慶乃川善 – 村上ショージ
十代田いつ子 ‐ しゅはまはるみ
鮫島正幸 ‐ 正門良規
津山秋安 ‐ 遠藤雄弥
藤永一徹 ‐ 久保山知洋
加山 – 田中章
深野心仙 – イッセー尾形
池ノ内富三郎 ‐ 夙川アトム
磯貝忠彦 ‐ 三谷昌登
松永三津 – 黒島結菜
庵堂ちや子 – 水野美紀
酒田圭介 – 溝端淳平
田中雄太郎 – 木本武宏
荒木さだ – 羽野晶紀
大久保のぶ子 – 三林京子
ジョージ富士川 – 西川貴教
泉田あき子 – 佐津川愛美
草間宗一郎 – 佐藤隆太
語り… 中條誠子
スタッフ
脚本 – 水橋文美江
制作統括 – 内田ゆき
プロデューサー – 長谷知記
演出 – 中島由貴、佐藤譲、鈴木航
音楽 – 冬野ユミ
主題歌 – Superfly「フレア」
コメント
Citronさん
今年も早々にレスが遅くてごめんなさいね(/_;)
史実のモデルの旦那さんは弟子と不倫して出て行ったので、どう描かれるかドキドキしてました。
今後はCitronさんなのですね。了解です!
こんにちは。
今年もよろしくお願いします。
三津、心強いキャラ来たわ♪ 安心材料@^^@。
かと思ったら、掻き回し要素もあり。
まだこの先を見ていないけど、心配になってきました。
いだてん終わって、まだちょっと寂しい。あのOP大好きだったから。
麒麟で盛り上げてほしいな〜。
紫花浜匙→今後はCitronで書き込みます^^。
そっち側の人>『スカーレット』第88話
柔道というからには照子あたりが… と言っていたら 本当に照子が信作を投げ飛ばしていた(笑) 問題は、それが映像無しで終わっちゃってることだな 確かに以前は、台詞だけなのにとても豊かなシーンが多かった 最近はちょっと、そこがスカスカしている気がするな(^^;) …ひじゅにですが何か? 「喜美子さんは、そっち側の人だから」by三津 ↑まさか三津がここまでストレートに言っ…
連続テレビ小説『スカーレット』第88回
内容注文を受けた小皿作りに励む喜美子(戸田恵梨香)一方で、八郎(松下洸平)は。。。敬称略それにしても、内容が無いね。そのうえ、毎日、毎日。。。年が明けてからのアバンタイトルが、酷いね(失笑)きっと、“やっている”“頑張っている”つもりなのだ。でもね。本編との関わりが無ければ、それは、意味が無いことだし。関わりが無くても、面白味がなければ、呼び水にもなっていない。ただ単に、時間の穴埋めでしかない。
スカーレット (第88回・2020/1/16) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』(公式サイト) 第15週『優しさが交差して』の 『第88回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 八郎(松下洸平)と三津(黒島結菜)の親密さが気になる喜美子(戸田恵梨香)。そんな気持ちを押し殺し発注を受けた200枚の小…