NHK朝ドラ【スカーレット】第68回(第12週 火曜日) 感想

喜美子(戸田恵梨香)は八郎(松下洸平)の珈琲茶碗作りを手伝いたいと、涙ながらに訴える。結婚に向けた試練を二人で乗り越えたいという喜美子の願いを八郎は受け入れ、茶碗の半分を喜美子に任せて、自分は陶芸展の作品作りに集中することに。喜美子は早速、茶碗を作り始める。出足は好調だが、すぐ壁にぶつかり悪戦苦闘。深夜になっても終わらない。心配した常治(北村一輝)がマツ(富田靖子)に様子を見に行かせたところ…
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連続テレビ小説「スカーレット」第12週「幸せへの大きな一歩」 第68話

NHK朝ドラ『スカーレット』感想

感想



……と、昨日のTwitterカード投稿に書いたのだけれど……。

喜美子には本当に大野家への気持ちなど無かったようで。

勝った負けたで言うたらうちの負けですか。

には、ちょっと驚いた(笑)

 

それより、まず自分の作ったコーヒー茶わんで誰かがおいしそうにコーヒー飲んでくれてる。

そういう景色を思い浮かべて作って下さい。
絵付けやってる時みたいにな。

深野先生は、ニコニコ穏やか~にやってはったんやろ?

言うてたやん。 
喜美子かて絵付けやってる時はそうなんちゃう?

 

陶芸と絵付けは違う。
今やってみてよう分かったわ。


おんなじや。

おんなじやで?
作ってる人の気持ちが作品に伝わる。

どんな物作りでもそこだけは一緒や思う。

心は伝わるで。

 

人が使う「物つくり」の心。
ここも喜美子は八郎さんから教わるんだね。

 

喜美子は、もしかしたら火鉢の絵付けも家に置いてくれる人の気持ちはあまり考えていなかったのかも知れない。(私にはいまだに、あの可愛すぎて女の子っぽすぎる喜美子の火鉢が良いと思えない(個人的には欲しいけれども、あれをウチの実家に送るかと聞かれたら合うと思えない))

 

今日の『スカーレット』を見て改めて考えさせられた。

本来「芸術家」は自分の好きなように制作して、それに感動した人と気持ちを共有するものだ。

しかし、丸熊陶業での業務は「多数の民」の心を掴まなくてはならない。

「人が使う」とはそういうことだ。「俺の陶器」では多くの人に売れない。

 

八郎さんは今、「俺の陶器」を作っている。作品展はそれでいい。

大野家「カフェ サニー」へのプレゼントは、多くの人が使いやすく、愛されなくてはならない。

 

人が作ったもんと同んなじもん作ろういうんは、なかなか難しい。

は、そこにも通ずる。

喜美子は「お金を取る」「私も手伝う」以前に、この茶碗を作ることで多くを学ぶよね。

 

喜美子が上手く行かない陶工に夢中になる描写がとても良かった。

このドラマの劇伴は夢を追うシーンを最大級に深める。

 

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※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
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キャスト

川原喜美子 – 戸田恵梨香(子役期:川島夕空)

川原常治 – 北村一輝
川原マツ – 富田靖子
川原直子 – 桜庭ななみ(子役期:やくわなつみ)
川原百合子 – 福田麻由子(子役期:稲垣来泉→住田萌乃)
川原武志 – 伊藤健太郎

十代田八郎 – 松下洸平

熊谷照子 – 大島優子(子役期:横溝菜帆)
大野信作 – 林遣都(子役期:中村謙心)
大野陽子 – 財前直見
大野忠信 – マギー
熊谷和歌子 – 未知やすえ
熊谷敏春 – 本田大輔
熊谷秀男 – 阪田マサノブ
慶乃川善 – 村上ショージ
津山秋安 ‐ 遠藤雄弥
藤永一徹 ‐ 久保山知洋
加山 – 田中章
深野心仙 – イッセー尾形
池ノ内富三郎 ‐ 夙川アトム
磯貝忠彦 ‐ 三谷昌登
松永三津 – 黒島結菜

庵堂ちや子 – 水野美紀
酒田圭介 – 溝端淳平
田中雄太郎 – 木本武宏
荒木さだ – 羽野晶紀
大久保のぶ子 – 三林京子
ジョージ富士川 – 西川貴教
泉田あき子 – 佐津川愛美

草間宗一郎 – 佐藤隆太


語り… 中條誠子

スタッフ

脚本 – 水橋文美江
制作統括 – 内田ゆき
プロデューサー – 長谷知記
演出 – 中島由貴、佐藤譲、鈴木航
音楽 – 冬野ユミ

主題歌 – Superfly「フレア」



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コメント

  1. くう より:

    巨炎さん
    >「どうせ尺を持たせるのなら照子の出産シーンを入れろ」

    何とかやっている感じですが、やはり時間経過のバランスは良くない気がしますね^^;

  2. 連続テレビ小説『スカーレット』第68回

    内容珈琲茶碗づくりを手伝いたいと八郎(松下洸平)に訴えた喜美子(戸田恵梨香)しかし、いろいろと言い、八郎は喜美子にさせなかった。すると喜美子は涙ながらの訴えに、八郎は了承する。敬称略結局のところ。主人公と八郎の出会いから、その後のやりとりを、シッカリと描いてこなかったから、いま現在も、妙な違和感が生まれてしまっているのだ。

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    NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』(公式サイト) 第12週『幸せへの大きな一歩』の 『第68回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 喜美子(戸田恵梨香)は八郎(松下洸平)の珈琲茶碗作りを手伝いたいと、涙ながらに訴える。結婚に向けた試練を二人で乗り越え…

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  6. 巨炎 より:

    先週はジョージの駄々っ子ぶりで話を引っ張る所に息切れ感があって
    「どうせ尺を持たせるのなら照子の出産シーンを入れろ」と巷で言われてましたが
    今週は仕切り直しでしょうか。何のかんので今年もラスト2週。

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