本サイトにはプロモーションが含まれています

NHK朝ドラ【スカーレット】第65回(第11週 金曜日) 感想

八郎(松下洸平)と対面した常治(北村一輝)は、喜美子(戸田恵梨香)との結婚に向けた条件を出す。それは八郎が陶芸家になる夢を捨てて、丸熊陶業の社員として働き続けること。自分のように経済的な負担を喜美子にかけてほしくないと訴える。八郎は承諾するも、納得できない喜美子が常治に反論。家族を巻き込んだ口論に発展する。すると八郎がある宣言をして常治を納得させることに成功。喜美子と八郎の二人三脚の挑戦が始まる。…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
スポンサーリンク

連続テレビ小説「スカーレット」第11週「夢は一緒に」 第65話

NHK朝ドラ『スカーレット』感想

感想

※悲報 : 今日も……照子の赤ちゃんを見れない……。

このドラマの人たちは、とても率直で不器用な人たちなのだとよく分かる。

だから、長い会話を聞いていて結構イライラする(笑)昨日も今日もそういう15分だった。

もう遅いわ。

何がや?

うち、もう見てるで?十代田さんと。夢。

お父ちゃんの許しもろたら映画見に行こな言うてんねん。
美術館行ったり絵画展行ったり。

行ったらええがな、もう。

陶芸家になるための勉強やで?
感性磨くんや。

感性磨くて、お前。


正直、ここで突然出てきた喜美子のセリフに対する私の心のツッコみもジョージと全く同じや(笑)

毎日2人を見ているこっちとしては、「え、喜美子、「感性」いう言葉、覚えたばかりやん…」になってしまって(笑)

なんぼでも空いてる時間でやってかまへん言うとるがな、もう!

もの作りはそんな甘いもんちゃうわ!
そんな片手間でできるんやったらみんな陶芸家になってるわ!絵付け師になってるわ!

お父ちゃんが仕事帰りに酒飲むのとは違うんや! 
一緒にすなや!

ほらな……。
前もそうだったけれども、喜美子の言葉足らずはいつもこうしてジョージを追いつめる。

もちろん、根本的にはジョージの言い分は子どもなの。

こっちこそ3歳なの。

 NHK朝ドラ『スカーレット』第65話 感想

 

でも、喜美子のこの言い方は「芸術家を目指す高尚な私たちの理想は低俗なあんたには分らないのよ、黙ってて」の体なの。

だから、喜美子よく言ったって、ならないの。

こういう時は、そんなにお父ちゃんの事を好きなお母ちゃんが喜美子をたしなめるべきなんだよね。いつも黙ったまんま。

 

辞めぇや。 片手間でできへん言うんやったら辞めたらええねん。

丸熊陶業、辞めてな、陶芸家なったらええねん。

仕事帰りに酒飲むしか分からへん俺にはもう分からんわ……。分からん世界のこと口出してな、悪かった。 もう、もう、なんぼでもどうぞ勝手に夢みたらええねん、もう!

 

ってなるよね~~。
ほら、いじけた~~。

マツさんの突然の「私は駆け落ちしてワクワクしてたよ」も、喜美子を含めた子どもたちの生活の困窮を考えたらホラーのようだし(いつもながら)、有名陶芸家になったら茶碗が1個5万で売れるよという話にだけ身を乗り出すジョージにもガッカリ感しかないし……。

だから、個人的にはこの後の

 

何で5万で売れるか分かりますか?

それだけ心が動いたからです。

お金に換算して説明しました。

僕は人の心を動かすような作品を作りたい。

 

というセリフにもあまり心が動かなかったの。もったいない。

ジョージは金に例えれば心を動かす。という前提を分っていて出た言葉であり、「何で売れるかわかりますか?」というセリフにもマウンテンしか感じられなかった。

 

まぁ実際…… 実際のモデルの人たちもこんな感じだったのかも知れない。

たぶん、学もなく、芸術の「げ」にも興味ない(そもそも貧し過ぎる家にはそういう余裕はない)男の家に突然「感性」のある娘が生まれ(モデルの方のお母様もお嬢様育ちらしいので素養はある)、感性に惹かれて芸術家と結婚した。

それに、人間ってこういう時に理路整然と語るなんてことはなかなか出来ないものである。

だから、リアルなのかもしれないな。 とか…… 否定したり肯定したりしながら見る週だった。(まだ終わっていない(笑))

 

陶芸展で賞取ったら…。
受賞祝と結婚祝、一緒にしたる。

 

には、スイーツコンテストで優勝したら〇〇とか言って勝負ばかりしていた夢朝ドラをつい思い出すけれども……なんか、すいません。

 

十代田の名はきょうだいが継いでくれてます。

川原八郎にならせて下さい。
喜美子さんと一緒にならせて下さい。

喜美子さんと結婚させて下さい!

 

家を継ぐ展開は史実のモデルとは違うみたいなので、この夫婦の未来も史実とは変わるといいよね。うん。たぶん、変わるんだ。そう思って見たいよね。八郎さん好きだし。



とりあえず、結婚許可(予定)おめでとう。

明日は照子の赤さんを見せてや。

 

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村

キャスト

川原喜美子 – 戸田恵梨香(子役期:川島夕空)

川原常治 – 北村一輝
川原マツ – 富田靖子
川原直子 – 桜庭ななみ(子役期:やくわなつみ)
川原百合子 – 福田麻由子(子役期:稲垣来泉→住田萌乃)
川原武志 – 伊藤健太郎

十代田八郎 – 松下洸平

熊谷照子 – 大島優子(子役期:横溝菜帆)
大野信作 – 林遣都(子役期:中村謙心)
大野陽子 – 財前直見
大野忠信 – マギー
熊谷和歌子 – 未知やすえ
熊谷敏春 – 本田大輔
熊谷秀男 – 阪田マサノブ
慶乃川善 – 村上ショージ
津山秋安 ‐ 遠藤雄弥
藤永一徹 ‐ 久保山知洋
加山 – 田中章
深野心仙 – イッセー尾形
池ノ内富三郎 ‐ 夙川アトム
磯貝忠彦 ‐ 三谷昌登
松永三津 – 黒島結菜

庵堂ちや子 – 水野美紀
酒田圭介 – 溝端淳平
田中雄太郎 – 木本武宏
荒木さだ – 羽野晶紀
大久保のぶ子 – 三林京子
ジョージ富士川 – 西川貴教
泉田あき子 – 佐津川愛美

草間宗一郎 – 佐藤隆太


語り… 中條誠子

スタッフ

脚本 – 水橋文美江
制作統括 – 内田ゆき
プロデューサー – 長谷知記
演出 – 中島由貴、佐藤譲、鈴木航
音楽 – 冬野ユミ

主題歌 – Superfly「フレア」



【スカーレット】
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
31 32 33 34 35 36
37 38 39 40 41 42
43 44 45 46 47 48
49 50 51 52 53 54
55 56 57 58 59 60
61 62 63 65

コメント

  1. 連続テレビ小説『スカーレット』第65回

    内容挨拶にやって来た八郎(松下洸平)に、常治(北村一輝)は、喜美子(戸田恵梨香)と結婚をするなら、陶芸家になる夢を諦め、丸熊陶業の社員として働き続けて欲しいと伝える。自分のように家族を苦労させたくないと。その思いを聞き八郎は、了承する。しかし、喜美子は。。。敬称略きっと、“転機”のつもりで、主人公に決意表明をさせているつもりなのだ。そう。。。。つもり。。。。なのだ。「物作りは、そんな甘いもん…

  2. スカーレット (第65回・2019/12/13) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』(公式サイト) 第11週『夢は一緒に』の 『第65回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 八郎(松下洸平)と対面した常治(北村一輝)は、喜美子(戸田恵梨香)との結婚に向けた条件を出す。それは八郎が陶芸家になる夢を捨て…

  3. 心を動かす>『スカーレット』第65話

    ​​​​​​​​​​​昔、某ドラマで多部ちゃんがヒガシと椎名桔平(が演じるキャラ)のことを無駄に顔が良いバカ2人と呼んでいたんだけどお父ちゃんを見る度に思い出してしまう(…

  4. 心を動かす>『スカーレット』第65話

    ​​​​​​​​​​​昔、某ドラマで多部ちゃんが ヒガシと椎名桔平(が演じるキャラ)のことを 無駄に顔が良いバカ2人 と呼んでいたんだけど お父ちゃんを見る度に思い出してしまう(笑) あ、いや、「バカ」ってことじゃなくてですね 「無駄に顔が良い」ってところ お父ちゃん、顔は本当に良いよね 濃いけど …ひじゅにですが何か? ​「並んで歩いて行けたら」​by八郎 ↑おお、新…

タイトルとURLをコピーしました