NHK朝ドラ【スカーレット】第26回(第5週 火曜日) 感想

喜美子(戸田恵梨香)の直談判の結果、圭介(溝端淳平)が恋するあき子(佐津川愛美)が荒木荘を訪ねてくる。突然の再会に舞い上がる圭介。だが喜美子の気持ちは沈むばかり。圭介はあき子に誘われるがまま外食に出かけて、喜美子は二人を見送る。その夜、ほろ酔いで帰宅した圭介を出迎える喜美子。「喜美ちゃんのおかげや」と感謝されるも、やはり素直に喜べない。喜美子は住人のちや子(水野美紀)から「それが恋や」と指摘され……
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「スカーレット」第5週「ときめきは甘く苦く」 第26話

NHK朝ドラ『スカーレット』感想

感想

あの相手の人、あき子さんいう人な、「おはぎ嫌いや」言いやって「コーヒーないのん」言いやって、もう草間流柔道で投げ飛ばしたるう思いました。

 

素直やな(笑)

いや、喜美ちゃんにそういう気持ちがあること、ホッとしたわ。

いつもニコニコして生きている内に、感情押し殺してしまうようになったかなと思っていたので。

戸田恵梨香さんは現在どちらかというと「ほわん」としたキャラクター作りを喜美子に当てているようで、「おはぎ嫌いや」の時にもあからさまな不快感を顔に出さないようにしていた。

上手いなぁ。顔芸しなくても何となく悲しさの伝わるシーン……

と思っていたので、喜美ちゃんが「悲しみ」以外に「不快」もちゃんと感じていたのだと分かって良かった。

 

でも、あの場は「悲しい」が先立っただろうな、やっぱり。

 

おはぎ、残ってますけど?

甘いの苦手やねん。

おはぎいうか、あんこが嫌いなんです。よう作らはりますのん?

圭介さんが好きなんで……。

フフッ!おはぎが好っきゃなんて子どもみたい!

あ……せっかく作ってくれてはるから食べてたっていうか……。

 

悲しいなぁ……。
好意を無にされるのが一番悲しいわ。

でも、恋は盲目だから。相手に対しても周りに対しても。成就のためなら自分の無神経にも気づかなくなるんだよね。

 

せやから……さっき圭介さんが浮かれた様子で帰ってきはったんで「何、浮かれてんねや、このポンコツ……。」

ポンコツ…!?

ほやけど笑ってる顔見たらよかったやん思いました。
圭介さんが喜んでるとウチもうれしい。

恋や。 
喜美ちゃん、それが恋や。

腹立ったり喜んだり?

うん。

今までない気持ちも。

せやな。

悲しくもなります。寂しい気持ちにもなる。何や気持ちが忙しい…。

おもろいな…。

うん?

恋っちゅうのはおもろいなあ。

おもろいか。

おもろい。 
おもろいなあ。

 

「おもろい」思えて良かったわ。
自分の感情の始末ができる子で良かったわ。

そして、そんな喜美ちゃんの恋に本人より早く気づいて気を使ってくれる荒木荘のみんな、最高だわ。

喜美ちゃん、愛されてる

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
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キャスト

川原喜美子 – 戸田恵梨香(子役期:川島夕空)

川原常治 – 北村一輝
川原マツ – 富田靖子
川原直子 – 桜庭ななみ(子役期:やくわなつみ)
川原百合子 – 福田麻由子

熊谷照子 – 大島優子(子役期:横溝菜帆)
大野信作 – 林遣都(子役期:中村謙心)
大野陽子 – 財前直見
大野忠信 – マギー
熊谷秀男 – 阪田マサノブ
熊谷和歌子 – 未知やすえ
慶乃川善 – 村上ショージ

庵堂ちや子 – 水野美紀
酒田圭介 – 溝端淳平
田中雄太郎 – 木本武宏
荒木さだ – 羽野晶紀
大久保のぶ子 – 三林京子
ジョージ富士川 – 西川貴教
泉田あき子 – 佐津川愛美

草間宗一郎 – 佐藤隆太
十代田八郎 – 松下洸平
深野心仙 – イッセー尾形


語り… 中條誠子

スタッフ

脚本 – 水橋文美江
制作統括 – 内田ゆき
プロデューサー – 長谷知記
演出 – 中島由貴、佐藤譲、鈴木航
音楽 – 冬野ユミ

主題歌 – Superfly「フレア」



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コメント

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