NHK朝ドラ【スカーレット】第121回(第21週 月曜日)　感想

商店街の福引きで温泉旅行を当てた信作(林遣都)。百合子(福田麻由子)と子供たちを連れて行こうとしたところ、大野(マギー)から待ったをかけられる。自分にも温泉に行く権利があると言う父に対し、信作はノーを突き付ける。だが百合子が日ごろの感謝から、両親に譲ろうと提案。翌日、子供たちを連れて大野夫妻が温泉に。信作と百合子はカフェの店番をすることに。信作が慣れないながらマスターぶりを発揮していると最初の客が…… (上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「スカーレット」第21週「スペシャル・サニーデイ」　第121話

感想

恐らく、史上初の試み。朝ドラ放送期間中のスピンオフ週である。

脚本もこの週のみ、水橋文美江さんから三谷昌登さんに替わっています。

 

そもそも従来、本編のスピンオフはBS放送で行われており、スピンオフのない作品もある。(おれ一推し『カーネーション』や、推し『あまちゃん』にはスピンオフはない。『あま』の場合は紅白15分間がスピンオフだよね。名作だった。)

よほど好きな作品でなければわざわざスピンオフまで見たいとは思わないもので、私はここ何年もBSにチャンネルを合わせてスピンオフを見たことがありません。『まいご三兄弟』が懐かしいなぁ～～。

あ、だから、どうせなら中の人たちの素っぽい物が見たいよね。NG集とかやらないかな。(やりません)

 

何だかダラダラ書いてすいません。つまり、「朝ドラをずっと見て来た人間だってスピンオフに全く興味ない人もいるのに一週間も！？」というお話でした(笑)

早くストーリーの続きが見たい……。でも、ぶつぶつ言ったって仕方ない。総集編という名の別物を楽しもうという覚悟の月曜日。

 

この一週間は「サニー」の話。

大野家のキャラクターはそれなりに好きだし、敏春さんも出てくれるから良かったよね、うん。

 

第一日目は、2人しか行けない温泉旅行に夫婦で行こうと企んでいた信作が、百合子から両親に譲るように言われる所から始まる。

うちはな、これまでず～っと大野家にお世話になりっ放しやねん。

お嫁に来る前から、うちがちっちゃいちっちゃい、もう、ちっちゃい頃からずっとずっとず～っとや。

うちらが信楽に来ることができたんは、み～んな大野家のおかげやって。

お父ちゃんにもお母ちゃんにもずっとずっと教えられてきた。

 

それに対して、喜美子が子どもの頃、常治が戦地で忠信さんの命を救った話を聞かされる回想が映される。

 

助け、助けられ……という繋がり。縁側の常治には、ちょっと泣けたわ。

こうして自然と川原一家は信楽の人となり、信楽の力で作品を作って喜美子は生きている。

 

信楽をあきらめたように出て行った八さんが戻って来たこの段階で、こう繋がるスピンオフを入れたのは良かったかも。

 

【スカーレット】
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キャスト

川原喜美子 – 戸田恵梨香（子役期：川島夕空）

川原常治 – 北村一輝
川原マツ – 富田靖子
川原直子 – 桜庭ななみ（子役期：やくわなつみ）
川原百合子 – 福田麻由子（子役期：稲垣来泉→住田萌乃）
川原武志 – 伊藤健太郎

川原(十代田)八郎 – 松下洸平

熊谷照子 – 大島優子（子役期：横溝菜帆）
大野信作 – 林遣都（子役期：中村謙心）
大野陽子 – 財前直見
大野忠信 – マギー
熊谷敏春 – 本田大輔
熊谷竜也 – 福崎那由他
熊谷和歌子 – 未知やすえ
熊谷秀男 – 阪田マサノブ
住田秀樹 – 田中美央

小池アンリ – 烏丸せつこ
大崎茂義 – 稲垣吾郎
慶乃川善 – 村上ショージ

十代田いつ子 ‐ しゅはまはるみ
鮫島正幸 ‐ 正門良規
津山秋安 ‐ 遠藤雄弥
藤永一徹 ‐ 久保山知洋
加山 – 田中章
深野心仙 – イッセー尾形
池ノ内富三郎 ‐ 夙川アトム
磯貝忠彦 ‐ 三谷昌登
松永三津 – 黒島結菜

庵堂ちや子 – 水野美紀
酒田圭介 – 溝端淳平
田中雄太郎 – 木本武宏
荒木さだ – 羽野晶紀
大久保のぶ子 – 三林京子
ジョージ富士川 – 西川貴教
泉田あき子 – 佐津川愛美

草間宗一郎 – 佐藤隆太

 

語り… 中條誠子

スタッフ

脚本 – 水橋文美江(第21週 : 三谷昌登)
制作統括 – 内田ゆき
プロデューサー – 長谷知記
演出 – 中島由貴、佐藤譲、鈴木航
音楽 – 冬野ユミ

主題歌 – Superfly「フレア」