NHK朝ドラ【エール】第38回(第8週 水曜日) 感想

自分の才能を証明したい一心で、仕事も早稲田の応援歌づくりもそっちのけで、三日三晩徹夜で書き上げた交響曲「反逆の詩」を、裕一(窪田正孝)は自分の最高傑作かもしれないと思いながら小山田(志村けん)に見せるが、その反応は冷たいものだった…。自信をなくしショックを受ける裕一。一方、早慶戦までいよいよ3日となり、「紺碧の空」の作曲をお願いしている早稲田の応援団員たちが、裕一の家に押しかけてくる……

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「エール」第8週「紺碧(ぺき)の空」 第38話

NHK朝ドラ『エール』感想

感想

またドタバタコメディに戻っちゃったよ……川俣銀行の悪夢かよ。

と思っていたけれども、

 

応援歌って勝ち負けに関係ありますか?

早稲田が負けんのは、ただ弱いからです。実力不足です。

 

には、ああ、なるほど。と思わされるものがある。

 

主人公は「応援」を全否定。

ここまで自らはほとんど何もせず、人の応援で生きてきたのに(笑)

 

主人公がここで「応援」の価値を見出すことが、タイトル「エール」の意味にも繋がるんだね。

 

「主人公は何もしてない」

と言えば……

 

子どもの頃、主人公は他人のために一生懸命動いたことがあった。

それが唯一、鉄男のため、なのよね。

あの時、親のせいで人生を狂わされている鉄男のために、裕一は丘の上からハーモニカを吹いた。一生懸命吹いた。

 

ここでそれを思い出させるのが鉄男だったら、綺麗に子供時代のエピソードと繋がるわけだが、何かな……脚本の交代だの脚本家と演出家それぞれの自己主張の激しさで、繋がらない気しかしない。

そうなると「鉄男」という子役時代から存在するキャラクターが無駄になっちゃうんだよね。

まぁ、まだ無駄になるかどうか分からないけど。どこかで繋げてあげないと、キャラクターが可哀想。

 

とりあえずは、音さんが家出し、そこで裕一が「エール」の大切さを知るという流れになりそう。

 

引き受けた応援歌を差し置いて裕一は自分の才能を証明したい一心でした。

 

書いていたのは、応援歌でも仕事でもなく、自己満足のための交響曲だったらしい。

自分のための曲しか書けず、しかもそれが人まね交響曲だから小山田先生に鼻で笑われるんだよね。

 

芸術は、人の心を打ってこそ。

 

裕一の自分本位キャラはプレてない(笑)

 

今期から朝ドラは月曜から金曜の週5日放送。土曜は一週間の総集編です。

 

【エール】
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※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

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キャスト

古山裕一 – 窪田正孝(子役期:石田星空)

古山三郎 – 唐沢寿明
古山まさ – 菊池桃子
古山浩二 – 佐久本宝(子役期:潤浩)
権藤茂兵衛 – 風間杜夫

佐藤久志 – 山崎育三郎(子役期:山口太幹)
村野鉄男 – 中村蒼(子役期:込江大牙)

藤堂清晴 – 森山直太朗

関内音 – 二階堂ふみ(子役期:清水香帆)
関内安隆 – 光石研
関内光子 – 薬師丸ひろ子
関内吟 – 松井玲奈(子役期:本間叶愛)
関内梅 – 森七菜(子役期:新津ちせ)

小山田耕三 – 志村けん
廿日市誉 – 古田新太
木枯正人 – 野田洋次郎
杉山あかね – 加弥乃

梶取保 – 野間口徹
梶取恵 – 仲里依紗

田中隆 – 三浦貴大

双浦環 – 柴咲コウ

岩城新平 – 吉原光夫
御手洗清太郎 – 古川雄大

大河原隆彦 – 菅原大吉
桑田博人 – 清水伸
及川志津雄 – 田中偉登

落合吾郎 – 相島一之
鈴木廉平 – 松尾諭
菊池昌子 – 堀内敬子
松坂寛太 – 望月歩

 

語り… 津田健次郎

スタッフ

脚本 – 清水友佳子、嶋田うれ葉
原作 – 林宏司(第3週まで)
制作統括 – 土屋勝裕
プロデューサー – 小西千栄子、小林泰子、土居美希
演出 – 吉田照幸、松園武大
音楽 – 瀬川英史

主題歌 – GReeeeN「星影のエール」

コメント

  1. 連続テレビ小説『エール』第38回

    内容音(二階堂ふみ)から問題点を指摘された裕一(窪田正孝)は、コロンブスの仕事だけで無く、引き受けていた応援歌をそっちのけで、1つの曲を書き上げた。それを、自分を評価してくれた小山田(志村けん)に見てもらうが。。。。夜遅くになっても帰って来ない裕一を心配する音。ようやく、帰って来たものの。。。。残り3日となり、応援団の面々が裕一のもとに押しかけてくる。敬称略作、吉田照幸さん原案は、林宏司さん…

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