NHK朝ドラ【スカーレット】第58回(第10週 木曜日)　感想

八郎(松下洸平)に陶芸を学びたいと頼む喜美子(戸田恵梨香)。断られても食い下がり、どうにか教えてもらえることに。話の流れで八郎の結婚観を聞かされ、喜美子は戸惑いつつも胸のときめきを感じる。一方、信作(林遣都)の実家は喫茶店を開業することになり忙しい。そこに直子(桜庭ななみ)を連れた草間(佐藤隆太)がやって来る。「信楽に帰りたい」と直子にせがまれ、同行して来たという。草間来訪の知らせはすぐに広まり…
(上記あらすじは「Yahoo！TV」より引用)

連続テレビ小説「スカーレット」第10週「好きという気持ち」　第58話

感想

夢の話したん覚えてます？

その２は、いつかそういう作品が作れるようになったら陶芸展に出品して賞を取りたいんです。世の中に認めてもらえたら陶芸家としての第一歩を踏み出すことができます。

ほんで、欲張りなんでその３もあって……。

何です？

好きな人と結婚することです。

僕は、「ただいま」言うて帰ったら「お帰り」言うて迎えてくれる……好きな人との暮らしがつまらんとは思わへん。

はよ結婚したいな思てます。

 

八郎さんがその話をした時の喜美子のキョトンとした表情よ……。

 

うち、その……結婚いうんはよう分からへんし……その、つきあったその先に結婚いうんがあるもんなんですか？漏れなく結婚がついてくるん？

好きな人ができたから結婚したいいう話です。

好きな人……。

 

これは……。

「この時代にしては先進的な考えの女だから、つきあう＝結婚ではないんですね」という話でははなくて、

 

ほんまに「つきあう＝恋愛」だとは思っていなかった顔(笑)

 

「なぜ信作を信作と呼ぶのに喜美子と呼んでくれないのか」から話は始まっているので、ただ単に友達としての嫉妬から「つきあえばいいやん」(幼馴染みの信作と同じように気さくにワチャワチャすれええやん)であって、八郎さんとは温度が全く違うんだね(笑)

 

ほやけど、うち……結婚いうんは考えられません。

ほな「川原さん」で。

えっ。

「川原さん」「十代田さん」で。

 

この時代だから朝晩2時間ひとつの部屋にこもっていたら、年頃の娘の方に世間的な傷がつく。

八郎さんは、ちゃんとそれを分っている。常識的で優しくて思いやり深い人。

うん。
ますますホレる。

 

さて……

川原家には直子が帰ってきた。こちらも思いやり深い草間さんと一緒に。

思っていたより深刻そうな事態かな……。

 

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キャスト

川原喜美子 – 戸田恵梨香（子役期：川島夕空）

川原常治 – 北村一輝
川原マツ – 富田靖子
川原直子 – 桜庭ななみ（子役期：やくわなつみ）
川原百合子 – 福田麻由子（子役期：稲垣来泉→住田萌乃）
川原武志 – 伊藤健太郎

十代田八郎 – 松下洸平

熊谷照子 – 大島優子（子役期：横溝菜帆）
大野信作 – 林遣都（子役期：中村謙心）
大野陽子 – 財前直見
大野忠信 – マギー
熊谷秀男 – 阪田マサノブ
熊谷和歌子 – 未知やすえ
熊谷敏春 – 本田大輔
慶乃川善 – 村上ショージ
深野心仙 – イッセー尾形
池ノ内富三郎 ‐ 夙川アトム
磯貝忠彦 ‐ 三谷昌登
松永三津 – 黒島結菜

庵堂ちや子 – 水野美紀
酒田圭介 – 溝端淳平
田中雄太郎 – 木本武宏
荒木さだ – 羽野晶紀
大久保のぶ子 – 三林京子
ジョージ富士川 – 西川貴教
泉田あき子 – 佐津川愛美

草間宗一郎 – 佐藤隆太


語り… 中條誠子

スタッフ

脚本 – 水橋文美江
制作統括 – 内田ゆき
プロデューサー – 長谷知記
演出 – 中島由貴、佐藤譲、鈴木航
音楽 – 冬野ユミ

主題歌 – Superfly「フレア」

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