大阪の暮らしに別れを告げ、信楽に戻った喜美子(戸田恵梨香)。父の常治(北村一輝)と仲直りして川原家に久しぶりの平穏が訪れる。喜美子は反発する妹の直子(桜庭ななみ)をなだめつつ、実家の借金を返すため、地元で一番の陶芸会社で働き始める。仕事は社員食堂のお手伝い。大阪での仕事に比べてあまりにも簡単で、物足りなさを感じる喜美子。ある日、初めて見た絵付け火鉢に目を奪われ、立ち入り禁止の作業場に入ってしまい…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「スカーレット」第6週「自分で決めた道」 第35話
感想
ジョージが北村一輝だからな……。あまりに可愛すぎる喜び方に「まっ……仕方ないか……」と、つい思ってしまいそうになる。ずるいわ。
自分で決めました。
自分で決めたんです。
それは分かっているし、これは新しい出発だと喜ぶべきだし、川原家の家族団らんを微笑ましく見るべきだし、百合ちゃんよかったねと涙するべきだし、ご飯美味しそう~~とかレビューするべきだし……そう、それもこれも信楽焼きの女性陶芸家になる第一歩なのだから。
でも、私は心が狭いので、両親がマフラーを両側から引っ張って喜美子の首が絞まるシーンがメタファーにしか見えなくて笑えない。
丸熊陶業の職場は、いわゆる食堂のおばちゃん位置で、他にもベテラン従業員が2人居る。(若い方は「カーネ」木之元のおばちゃんやん。西村亜矢子さん。)
入りたての喜美子が大阪の女中の腕を生かしていきなり大活躍したりしない安心感……。
かといって、火鉢を引っくり返す大ドジをしたりしないのも安心感……。
このヒロイン、色んな方向から見て、落ち着いてる。ヒロイン様様じゃないけれども、つまらなくもない。淡々と強く生きる。それが伝わるから好きなんだと改めて思った。
まずは城崎組を籠絡して、絵を描かせてもらわないとね……。先が読めないので本当に楽しみだ。
※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
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キャスト
川原喜美子 – 戸田恵梨香(子役期:川島夕空)川原常治 – 北村一輝
川原マツ – 富田靖子
川原直子 – 桜庭ななみ(子役期:やくわなつみ)
川原百合子 – 福田麻由子
熊谷照子 – 大島優子(子役期:横溝菜帆)
大野信作 – 林遣都(子役期:中村謙心)
大野陽子 – 財前直見
大野忠信 – マギー
熊谷秀男 – 阪田マサノブ
熊谷和歌子 – 未知やすえ
慶乃川善 – 村上ショージ
庵堂ちや子 – 水野美紀
酒田圭介 – 溝端淳平
田中雄太郎 – 木本武宏
荒木さだ – 羽野晶紀
大久保のぶ子 – 三林京子
ジョージ富士川 – 西川貴教
泉田あき子 – 佐津川愛美
草間宗一郎 – 佐藤隆太
十代田八郎 – 松下洸平
深野心仙 – イッセー尾形
語り… 中條誠子
スタッフ
脚本 – 水橋文美江制作統括 – 内田ゆき
プロデューサー – 長谷知記
演出 – 中島由貴、佐藤譲、鈴木航
音楽 – 冬野ユミ
主題歌 – Superfly「フレア」
【スカーレット】
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コメント
千早太夫さん
ほんとに、いつもレスが遅すぎでスイマセン。
>あの団欒、確かに微笑ましいんだけど、私は何だか怖かったです。うまく説明できませんが、崩壊寸前で狂気すら孕んでいるような…。
川原家の団らん(?)は、今でも恐ろしいです。ちっともホッコリしない。貧しさを笑いで何とかしようとしていると、こういう感じになるよね…と、我が家も結婚当時はそこそこ貧しかったので(戦後すぐじゃないのに!)何となく理解します。
>外で巡り会う人達に恵まれていると思うので、
恵まれては別れ、恵まれては別れ…という人生なんでしょうかね。人生ってこんなもんだなと思いつつ、寂しいです。
巨炎さん
>こんなオヤジでも、これまでの喜美子と周囲の人との縁の切欠は作ってきた訳だし
喜美子がソフトパワーで川原家を変えていって欲しいですね。
マフラーは、お母さんが喜美子側にシフトしていく伏線だと思いたい。
レスが遅くなってしまったのでもう家庭が何のって感じじゃない話ですが(いつもながらすいません!)、とりあえずジョージは好かれる体質ではあるんですよね。そこは救い。
お母ちゃんの方は、子どもの味方かどうか以前に、何があろうがお父ちゃん一番、お父ちゃんが絶対、という感じ。これはきっと変わらないのでしょう。この時代の主婦はこういう人が多かったと思います。(ウチの母もまさにそう^^;)
連続テレビ小説『スカーレット』第35回
内容信楽へと帰ってきた喜美子(戸田恵梨香)父・常治(北村一輝)母・マツ{富田靖子)妹・直子(桜庭ななみ)百合子(住田萌乃)との生活が始まる。ただ、直子には。。。。そして年が明け。。。常治、マツとともに、丸熊陶業を訪ねた喜美子。照子(大島優子)の父・秀男(阪田マサノブ)から、仕事内容を聞く・陶工の食事作りなどをすると分かる。早速、翌日から働きはじめた喜美子は、絵付けの仕事を目撃。敬称略さて、よ…
あの団欒、確かに微笑ましいんだけど、私は何だか怖かったです。うまく説明できませんが、崩壊寸前で狂気すら孕んでいるような…。
この3年間の川原家の食卓がどれだけ酷かったかも透けて見えてしまいます。
でも、ちびエマちゃん…じゃない、百合子ちゃんが素直に喜んでいる様子は癒しです。お姉ちゃんが帰ってきて嬉しくてしょうがないのが良くわかります。
住田萌乃ちゃんは、ちびエマちゃんが養子であることを明かされる時の、涙を懸命にこらえる演技が今でも忘れられません。最近の子役さんは才能のある子が本当に多いですね。
さて喜美ちゃんですが。
家庭内をたちどころに掌握し、まとめてしまいました。
ジョージの酒をたしなめ、百合子の話を丁寧に聞いてやり、直子の東京願望もアタマから否定せず相談に乗る態度を見せる。
これって最早オカンやん!!と思ってしまいました。
マツさん、ますます立場なし…。
このドラマ、ヒロインにとっては、家庭内の人間関係が不幸なかわりに、外で巡り会う人達に恵まれていると思うので、丸熊陶業でのストーリー展開に期待しています。
スカーレット (第35回・2019/11/8) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』(公式サイト) 第6週『自分で決めた道』の 『第35回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 大阪の暮らしに別れを告げ、信楽に戻った喜美子(戸田恵梨香)。父の常治(北村一輝)と仲直りして川原家に久しぶりの平穏が訪れる。…
信楽編part2>『スカーレット』第35話
「関係者以外立ち入り禁止や」いきなりイケズな態度の城崎さん@絵付けの親方(後にデレる前振りって感じ)自分が興味を持ったからとズケズケ踏み込んでくるい…
信楽編part2>『スカーレット』第35話
「関係者以外立ち入り禁止や」 いきなりイケズな態度の城崎さん@絵付けの親方 (後にデレる前振りって感じ) 自分が興味を持ったからとズケズケ踏み込んでくる いかにもな朝ドラ・ヒロインと違って 喜美子はお茶を持って行くという仕事を果たしたのに… ひじゅにだったら 「分かりました、この部屋には二度と入りません やかんも持って帰ります」 と言っちゃいそう>デレることのないイケ…
>ジョージ
さながら別居していた奥さんが戻ってきた事を陰で喜ぶヘタレ亭主?
こんなオヤジでも、これまでの喜美子と周囲の人との縁の切欠は作ってきた訳だし
喜美子がソフトパワーで川原家を変えていって欲しいですね。
マフラーは、お母さんが喜美子側にシフトしていく伏線だと思いたい。
>若い方は「カーネ」木之元のおばちゃんやん。
相方のオバサンが八重子という名前なのも確信犯?
>城崎組
パッチ屋の面子でも諌めの言葉ぐらいはかけてくれた事を思うと、
弟子が喜美子を無言で追い出す所にハードルの高さが窺えます。
ヤカンの保温設備、絵付けされた陶芸品と小道具演出の連続で
視聴者のボルテージを段階的に上げていくのも見事でした。
例によって木・金で話を区切る構成の意味だけが良く解りませんが…。