NHK朝ドラ【スカーレット】第133回(第23週 月曜日) 感想

昭和59年正月、喜美子(戸田恵梨香)の家に八郎(松下洸平)、武志(伊藤健太郎)を始め、百合子(福田麻由子)ら家族が集いにぎやかに過ごす。武志の病気は喜美子だけの秘密で本人には知らせてない。喜美子は明るく振る舞うものの時折、不安が押し寄せる。話題は武志が研究所を出た後の仕事に。陶芸家となる勉強を続けたいという武志。喜美子と八郎はそれぞれ助言する。武志はフカ先生から届いたハガキに描かれた絵に見入って…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「スカーレット」第23週「揺るぎない強さ」 第133話

NHK朝ドラ『スカーレット』感想

感想

お父ちゃんがやってるとこ見たことないし、見てみたい。

ないことないやろ。
覚えてへんだけちゃうか。


う~ん……覚えてるんは…ほや、お母ちゃんがここに座ってて、で、何や作っててん。それをな、ず~っとこうやって待っててん。

あれ、何やったっけ?

 

「なんやったっけ?」の直後にあの、靴下繕いの内職回想が入る。

雑にやったと叱られた時。

土をこねる母の傍に、ミツが椅子を持ってきてくれて。

ミツの顔は一切映らない。武志はたぶん、ミツの顔を覚えていないから。

でも、椅子を持ってきてくれた優しいお姉さんは居た。

そして、母の作業を見るのが大好きだった。仕事をしている時は土しか見ていない。そんな母が武志はきっと大好きだった。

 

でも、今、母の100ある夢の1つは、車の免許を取って武志わ送り迎えすることだと言う。

送り迎え。
どこに

病気については父には言わない。

心配かけるしな……。

今、一緒に正月を過ごしていても。
アパートに呼んでご飯を食べていても。

離れた時間は、父を頼ったり不安を漏らしたりする「何か」を失わせてしまった。

 

一緒に居ながらも、喜美子は八さんを頼らない。

武志も八さんに遠慮する。

それでも、八さんが喜美子に教え、喜美子が武志に教え、陶芸という絆はある。

八さんが再び始め、武志もかわはら工房で始めれば、血よりも強い絆は戻るのかも。

 

今は。
喜美子は誰にも言えず、一人真実を抱え込む。

今から思うと、あの時代は、なぜ本人に告知しなかったんだろうなぁ……。知りたいよね。先のことはきちんと。

知りたいから本を頼る武志。
ネットもない時代だものね。

本当は隠していないで繋がりを作らないと。
骨髄の繋がりを。

今なら、もっと早く調べることが出来て、もっと早く繋がれるのに。

もどかしい。

 



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※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

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キャスト

川原喜美子 – 戸田恵梨香(子役期:川島夕空)

川原常治 – 北村一輝
川原マツ – 富田靖子
川原直子 – 桜庭ななみ(子役期:やくわなつみ)
川原百合子 – 福田麻由子(子役期:稲垣来泉→住田萌乃)
川原武志 – 伊藤健太郎

川原(十代田)八郎 – 松下洸平

熊谷照子 – 大島優子(子役期:横溝菜帆)
大野信作 – 林遣都(子役期:中村謙心)
大野陽子 – 財前直見
大野忠信 – マギー
熊谷敏春 – 本田大輔
熊谷竜也 – 福崎那由他
熊谷和歌子 – 未知やすえ
熊谷秀男 – 阪田マサノブ
住田秀樹 – 田中美央

小池アンリ – 烏丸せつこ
大崎茂義 – 稲垣吾郎
慶乃川善 – 村上ショージ

十代田いつ子 ‐ しゅはまはるみ
鮫島正幸 ‐ 正門良規
津山秋安 ‐ 遠藤雄弥
藤永一徹 ‐ 久保山知洋
加山 – 田中章
深野心仙 – イッセー尾形
池ノ内富三郎 ‐ 夙川アトム
磯貝忠彦 ‐ 三谷昌登
松永三津 – 黒島結菜

庵堂ちや子 – 水野美紀
酒田圭介 – 溝端淳平
田中雄太郎 – 木本武宏
荒木さだ – 羽野晶紀
大久保のぶ子 – 三林京子
ジョージ富士川 – 西川貴教
泉田あき子 – 佐津川愛美

草間宗一郎 – 佐藤隆太

 

語り… 中條誠子

スタッフ

脚本 – 水橋文美江(第21週 : 三谷昌登)
制作統括 – 内田ゆき
プロデューサー – 長谷知記
演出 – 中島由貴、佐藤譲、鈴木航
音楽 – 冬野ユミ

主題歌 – Superfly「フレア」

コメント

  1. 揺るぎない強さ>『スカーレット』第133話

    昭和59年、正月―一瞬、またタイムワープか!?と思ってしまった>アホ武志の検査を聞きに行くのは年末になる…と言っていたし結果を話せないまま年が明けた…ともも言っていたから…

  2. 揺るぎない強さ>『スカーレット』第133話

    昭和59年、正月― 一瞬、またタイムワープか!?と思ってしまった>アホ 武志の検査を聞きに行くのは年末になる…と言っていたし 結果を話せないまま年が明けた…ともも言っていたから まだ一か月も経っていないということか タイムワープが激しいドラマだけど>朝ドラ“お約束” 今はゆっくりゆっくり描く時だね …ひじゅにですが何か? 「お母ちゃんはお母ちゃんいう生き物や」by喜美子 そ…

  3. スカーレット (第133回・2020/3/9) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』(公式サイト) 第23週『揺るぎない強さ』の 『第133回』の感想。 ※ 本作は、2020/2/29 にクランクアップ(撮影終了)しています。 ※ 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 昭和59年正月、喜美子(戸田恵梨香…

  4. 連続テレビ小説『スカーレット』第133回

    「揺るぎない強さ」内容昭和五十九年正月。喜美子(戸田恵梨香)の川原家に、八郎(松下洸平)武志(伊藤健太郎)そして百合子(福田麻由子)とその家族がやって来ていた。子供たちの声が聞こえ、喜美子は、楽しい時間を過ごす。だがその笑顔とは裏腹に、喜美子は武志の病のことで苦悩していた。そんななか、武志が研究所を出たあとの仕事について尋ねる喜美子、八郎。迷っている武志に、八郎そして喜美子は。。。。敬称略演…

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