NHK朝ドラ【スカーレット】第64回(第11週 木曜日) 感想

照子(大島優子)の出産の立ち会いで帰宅が遅くなる喜美子(戸田恵梨香)。家では事態を知らない常治(北村一輝)とマツ(富田靖子)が口論に。話の流れで常治とマツの馴れ初めが蒸し返されると、百合子(福田麻由子)は常治に嫌悪感を抱く。そんな中、喜美子が八郎(松下洸平)に付き添われ帰宅する。久しぶりに対面する八郎と常治。八郎は帰ろうとするが常治が呼び止める。ついに八郎が喜美子との結婚の許しを乞う挨拶の続きを……
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「スカーレット」第11週「夢は一緒に」 第64話

NHK朝ドラ『スカーレット』感想

感想

照子の赤ちゃん、見たかった…………。

 

テンション低めですいません……。

昨日に引き続き同じような事を書くのはナンなんですが、個人的にジョージのしつこい独り言と喜美子とのしつこいやり取りを楽しめない自分がいるので、すごく長い13分間だった。「くだけた感じ」もうええねん。

でも、それを面白そうに見てくれている八郎さんの表情は良かったわ。(退屈して帰らないかと、テレビのこっちで心配するわ)

 

「ハレンチさん」も面白くないし、お前… お前 まさか お前…ちょお ちょお…。うん! うん! もう!も~~う~~……みたいな間が長すぎて長すぎて、ジョージ的に言えば、チョーーチョーーおまおまぉま、長いわ――長いわーーもーーう……我慢できへん~~……もうええわ。

北村一輝は可愛いけれども、それだけではドラマは楽しめない。一輝は可愛いけれどジョージは可愛くない。

 

13分頃からやっと始まった真面目に話をするジョージと八郎さんのシーンでようやくドラマらしくなってホッとした。

 

その創意工夫のない名前付けた両親はまだ、あの、田舎におんの?

亡くなりました。

あ……悪い。すまん。

いえ。
父は僕が小さい頃に。
母も亡くなってからもう随分たちます。

一番上の兄は結婚して岡山に。
3番目と4番目の兄がそれぞれ仕事で敦賀と名古屋に。

大阪におるんは5番目の姉だけです。

2番目と6番目は戦争で。
7番目は生まれてひとつき足らずで死んだって聞いてます。

5番目の姉が僕の親代わりいいますか、僕の学費の面倒を見てくれてました。

ほんで今は……。

はい。今は丸熊陶業の商品開発室いう所で働かしてもろてます。


これさ、これが聞きたかったの。
八郎さんの履歴。やっとちゃんと聞けたわ。

もちろん、筋だけじゃドラマにならないけれど、「自然な演技を見せるための間」みたいなものが長すぎて、ちょっと飽きてしまったここ2日くらい。

ジョージとマツの逃避行も、やっとほぼ判明(ほぼ想像通り)だけれど、もうそれもどうでも良いくらいだった。やっと話が進んで良かったわ。

 

ほう……。
なかなかな骨のある男や思っとったで。


「馬の骨」言ってたくせに、ジョージのこういうのも早く聞きたかったんや……やっと言うたわぃ。

しかし、ジョージの引っかかりはやはり「夢」だった。(まれ!!??)

 

喜美子から聞いたんや。陶芸家になる夢持ってるいうて。何やそれ?って…。そんなん……そんな夢、必要ですか。

別に陶芸したらあかん言うてるわけちゃうねん。なんぼでも空いてる時間にやってくれてもかまへん。

約束して下さい、一個だけ。喜美子と一緒なるんやったら、一生そんなふわふわしたことを言えへんいうて。ひとつ約束して下さい。

 

陶芸家になりたいいうのがあかんのですか。
夢を…持つないうことですか。


好きいうだけでは夢いうのはかなえへんねんて。ほんまに約束して下さい。

頼みます。


これで、陶芸家の夢を断つか断たないかという話になるのがちょっと分らない。

陶工だけを目指して一銭の稼ぎもなくフワフワ夢見ているならともかく。八郎さんは今現在「丸熊陶業」という会社で働きながら陶工もやっている。

現在は自分の勉強のために朝夕2時間の作業だけれども、仕事としても焼き物をしている。そのための商品開発室勤務で、今、八郎さんはすでに好きな事を仕事にしている。(100%じゃないけれど)

この先、会社が陶器をやろうという話になったらもっと機会は増えるでしょうし、もしかしたら「ミッコーの絵付け火鉢」のように、「ハッチーの陶器」が会社企画で販売されるかも知れないのである。

つまり社員のままで陶芸家になれる可能性が高い今の位置。

……ということをジョージに説明すればええんとちゃうのでしょうか……。(将来的に独立するとしても、今はそう言っとけば……)

 

私、以前も、喜美子の何かの時に「言葉が足らない」「理路整然と話せない」ようなことを書いたけれども、喜美子が、というよりもこのドラマ全体に口下手さが漂っているの。喉に魚の小骨が引っかかったような気持ち悪さがあるよね~~。

 

まぁ……スッキリする時はスッキリするので、狙っているのだろうけれど。

ドラマの中に入りこんで行って「それはですね!!」と喋り倒したい自分がいる(笑)

 

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
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キャスト

川原喜美子 – 戸田恵梨香(子役期:川島夕空)

川原常治 – 北村一輝
川原マツ – 富田靖子
川原直子 – 桜庭ななみ(子役期:やくわなつみ)
川原百合子 – 福田麻由子(子役期:稲垣来泉→住田萌乃)
川原武志 – 伊藤健太郎

十代田八郎 – 松下洸平

熊谷照子 – 大島優子(子役期:横溝菜帆)
大野信作 – 林遣都(子役期:中村謙心)
大野陽子 – 財前直見
大野忠信 – マギー
熊谷和歌子 – 未知やすえ
熊谷敏春 – 本田大輔
熊谷秀男 – 阪田マサノブ
慶乃川善 – 村上ショージ
津山秋安 ‐ 遠藤雄弥
藤永一徹 ‐ 久保山知洋
加山 – 田中章
深野心仙 – イッセー尾形
池ノ内富三郎 ‐ 夙川アトム
磯貝忠彦 ‐ 三谷昌登
松永三津 – 黒島結菜

庵堂ちや子 – 水野美紀
酒田圭介 – 溝端淳平
田中雄太郎 – 木本武宏
荒木さだ – 羽野晶紀
大久保のぶ子 – 三林京子
ジョージ富士川 – 西川貴教
泉田あき子 – 佐津川愛美

草間宗一郎 – 佐藤隆太


語り… 中條誠子

スタッフ

脚本 – 水橋文美江
制作統括 – 内田ゆき
プロデューサー – 長谷知記
演出 – 中島由貴、佐藤譲、鈴木航
音楽 – 冬野ユミ

主題歌 – Superfly「フレア」



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コメント

  1. 連続テレビ小説『スカーレット』第64回

    内容その夜、毎日のように挨拶にやって来た八郎(松下洸平)が来ないことに、常治(北村一輝)はマツ(富田靖子)に不安を伝える。喜美子(戸田恵梨香)と駆け落ちをしたのでは!?と。常治とマツのやりとりに、百合子(福田麻由子)は。。。。そこに喜美子が八郎とともに帰ってくる。照子のお産に付き添っていたと。。。。敬称略常治「大阪におったときから。。。」だったら“連ドラ”として、良かったのに。。。(苦笑)

  2. スカーレット (第64回・2019/12/12) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』(公式サイト) 第11週『夢は一緒に』の 『第64回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 照子(大島優子)の出産の立ち会いで帰宅が遅くなる喜美子(戸田恵梨香)。家では事態を知らない常治(北村一輝)とマツ(富田靖子)が…

  3. ふわふわしたこと>『スカーレット』第64話

    ​​​​​​​​​​​​​​​お父ちゃんが反対する最大の理由はやはり「夢」にあったのねここに来て、ここを強調するのは結婚云々よりも喜美子が陶芸家として歩み出すということ…

  4. ふわふわしたこと>『スカーレット』第64話

    ​​​​​​​​​​​​​​​お父ちゃんが反対する最大の理由は やはり「夢」にあったのね ここに来て、ここを強調するのは 結婚云々よりも 喜美子が陶芸家として歩み出す ということに大きく響かせるため …なのかな? (つーか、早くそっちの話にシフトしてほしい) …ひじゅにですが何か? ​「その創意工夫のない名前」​byお父ちゃん 喜美子:お父ちゃんの喜び方が美しかったから…

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