NHK朝ドラ【スカーレット】第110回(第19週 火曜日) 感想

マツ(富田靖子)が亡くなり、喜美子(戸田恵梨香)が一人で暮らし始めて3年半。突然、八郎(松下洸平)から電話がかかってくる。その後、照子(大島優子)に連れられ、八郎がやってくる。仏壇を拝む八郎。照子は化粧っ気のない喜美子にアドバイスしつつ、気を遣って出ていく。二人きりになった喜美子と八郎はぎこちなく対面。数年ぶりに武志(伊藤健太郎)のことを話し始める。そして春、大学を卒業した武志が信楽に戻ってくる。… (上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「スカーレット」第19週「春は出会いの季節」 第110話

NHK朝ドラ『スカーレット』感想

感想

えっマツさん他人様の店で!?

……というのが今日一番の驚きだったりする……。

(いや、あれは本当に寝ていただけでぇぇ……亡くなったのはあの後のことだよ、うん。うん……)

 

母が亡くなって3年と半年が過ぎました。

母のいない生活にも慣れました。

一人で食べるごはんにも慣れました。

 

父はとっくに鬼籍に入り、夫は出ていき、妹たちは嫁に行って、息子も出て行った。

仲の良い賑やかな食卓は解散して久しい。

そういう思い出が時々懐かしくて切なくさせるけれど、そういう温かい思い出を縁に人は生きている。

「家族」とは思い出の中の産物で、それがあったというだけでありがたいんだ……って、多くの人が喜美子が1人で食べるシーンを見ながらそう思うかも。

何にでも盛況な時期と衰退する時期があって、家族もそうなんだよね。

かつて喜美子は家族の中心となって家事をやり、稼いだ。

今は喜美子はひとり、自分のために家事をする。

 

一人であれもこれもやるんは大変やいうんです。

通いでええから弟子を2人か3人入れて、そないな雑用は任せはったらどないです。掃除も洗濯もごはん こしらえてもろて……。

 

と住田さんは言うけれど、家のことをやらなくなるというのも、きっとまた寂しいことだよ。

 

マツさんが亡くなって3年。
八さんからやっと直接連絡が来る。

かつて義母だった人へのお参り。。

照子はすぐに「女がいて悔しかったのか」とか、「口紅くらいつけて」と言うけれど、もうそんなんじゃないと思うのだ。

照子のせいで、昨日はまた八さんと喜美子が再燃するんじゃないだろうかと思ったけれど、ちょっと余所余所しいやり取りでそんな展開にはならなそうだからホッとした。

この2人にそういうのはもういい。

 

それよりも、マツさんのことも連絡していなかった、そして、八んは葬儀にも来なかったというのに驚いている……。

まぁ、武志からは聞いているだろうけれど。

そして、あの「ヘックション」電話から連絡してなかったんだね……。

まぁ、礼状は書くと言っていたから書いたんだよね……。養育費にお礼っつーのもナンだけど。まぁ、離婚ってそんなもんだよな……。

と、見ながら「まぁ」「まあ」ばっかになる(笑)



そうして、喜美子と八郎は本当にここで別れたのだった。八さんには、この先も、何も詫びれることなく生きて行ってほしい。

 

独りきりになった家に、息子が帰ってくる……。

ここから。また家族の新たな章。

 



【スカーレット】
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※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

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キャスト

川原喜美子 – 戸田恵梨香(子役期:川島夕空)

川原常治 – 北村一輝
川原マツ – 富田靖子
川原直子 – 桜庭ななみ(子役期:やくわなつみ)
川原百合子 – 福田麻由子(子役期:稲垣来泉→住田萌乃)
川原武志 – 伊藤健太郎

川原(十代田)八郎 – 松下洸平

熊谷照子 – 大島優子(子役期:横溝菜帆)
大野信作 – 林遣都(子役期:中村謙心)
大野陽子 – 財前直見
大野忠信 – マギー
熊谷敏春 – 本田大輔
熊谷和歌子 – 未知やすえ
熊谷秀男 – 阪田マサノブ
慶乃川善 – 村上ショージ
十代田いつ子 ‐ しゅはまはるみ
鮫島正幸 ‐ 正門良規
津山秋安 ‐ 遠藤雄弥
藤永一徹 ‐ 久保山知洋
加山 – 田中章
深野心仙 – イッセー尾形
池ノ内富三郎 ‐ 夙川アトム
磯貝忠彦 ‐ 三谷昌登
松永三津 – 黒島結菜

庵堂ちや子 – 水野美紀
酒田圭介 – 溝端淳平
田中雄太郎 – 木本武宏
荒木さだ – 羽野晶紀
大久保のぶ子 – 三林京子
ジョージ富士川 – 西川貴教
泉田あき子 – 佐津川愛美

草間宗一郎 – 佐藤隆太

 

語り… 中條誠子

スタッフ

脚本 – 水橋文美江
制作統括 – 内田ゆき
プロデューサー – 長谷知記
演出 – 中島由貴、佐藤譲、鈴木航
音楽 – 冬野ユミ

主題歌 – Superfly「フレア」

コメント

  1. スカーレット (第110回・2020/2/11) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』(公式サイト) 第19週『春は出会いの季節』の 『第110回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 マツ(富田靖子)が亡くなり、喜美子(戸田恵梨香)が一人で暮らし始めて3年半。突然、八郎(松下洸平)から電話がかかってく…

  2. ひとり>『スカーレット』第110話

    ​​​昨今の朝ドラでは「ナレ死」が流行っているけれど>流行りなのか?そこまでいかなくとも臨終の瞬間は見せない…というのも多い気がするけれどお父ちゃんもお母ちゃんも眠って…

  3. ひとり>『スカーレット』第110話

    ​​​昨今の朝ドラでは 「ナレ死」が流行っているけれど>流行りなのか? そこまでいかなくとも 臨終の瞬間は見せない…というのも多い気がするけれど お父ちゃんもお母ちゃんも 眠っているかの様な死に顔を見せてくれたな その分、「ナレ葬儀」? …ひじゅにですが何か? 「終わった話です」by喜美子 皆で楽しくお喋りしている最中に― というのが「幸せな死に方」だと言っていた、お母ち…

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