NHK朝ドラ【エール】第11回(第3週 月曜日) 感想

裕一(窪田正孝)は、福島の商業学校の4年生。当時大流行したハーモニカの倶楽部に入って、授業そっちのけで音楽に夢中の毎日を送っていたせいで留年し、2度目の4年生だった。長男でありながら家業のことを気にせず自分の好きなことばかりやる自由な裕一の姿勢に、弟の浩二(佐久本宝)は反発するが…。一方、商売を立て直そうとする三郎(唐沢寿明)に吉野(田口浩正)という京都の業者がもうけ話を持ち掛ける。(第11回)

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「エール」第3週「いばらの道」 第11話

NHK朝ドラ『エール』感想

感想

やはり、私は裕一ターンの方が明らかに好きだな、と実感してしまった月曜日。

 

大正から昭和の初め、ハーモニカは大流行。

売り上げはピアノやオルガンを超え、若者たちの倶楽部も数多く生まれました。

 

ハーモニカ、オルガン、帝国男子教育、長男の宿命、養子、縁組、石女離縁、廊下でバケツ……

こちらサイドの話の方が時代感もある。

 

大正の末期、日本は第一次大戦後の不況と関東大震災の影響に苦しんでいました。どうにか抜け出そうとする空気の中にあって……。

留年した裕一は2回目の商業学校4年生を送っていました。

 

裕一は商業学校4年生(ダブってるから正確には5年生(笑))

劣等生のレッテルを張られているけれど、音楽的には意欲も夢も技術もますます伸びているらしい。

そして、さすがに馬鹿な虐めっ子もいなくなり、昔イジメて来ていた楠田史郎も今ではそこそこ頼ってくるほどの幼馴染み。

あの時、家財道具を売り払った三郎父さんは、京都の商品を卸す問屋に棚替えして羽振りよくやっているらしい。

そこを騙されそうなところから今週が始まる……騙されちゃうんだろうな。性格は相変わらず。

 

養子の話も消えていなかった。

音楽家を夢見る裕一は当然、母の実家など継ぐ気もなく(自分の実家すら継ぐ気が無い)、この話は弟の浩二に行くのかな。

 

本気で音楽家になるつもりだったの?ちゃんとした音楽理論も学んでない、演奏できるのはハモニカと卓上ピアノだけの君がどうして音楽家になれるの?

君、モーツァルトのつもり?
確か6歳で宮殿で演奏し、8歳で交響曲を書いた。 君はどうだ?


夢はいくらでも持ちたまえ。
ただ、人間、身の程を知ることも大切だよ。

 

会長が悪い人だとは思わない。

自分自身も実家の事情で音楽から離れることになって、夢の挫折に他人も巻き込みたいだけなんだよね。人間、負の本質。

おまけに裕一は落第どころか退学寸前……。

 

ああ、どうなるのかなぁ、と思える展開。

やっぱり、こっちのターンの方が面白い(大事な事なので二度書きました)。

 

今期から朝ドラは月曜から金曜の週5日放送。土曜は一週間の総集編です。

 

【エール】
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※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

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キャスト

古山裕一 – 窪田正孝(子役期:石田星空)

古山三郎 – 唐沢寿明
古山まさ – 菊池桃子
古山浩二 – 佐久本宝
権藤茂兵衛 – 風間杜夫

佐藤久志 – 山崎育三郎(子役期:山口太幹)
村野鉄男 – 中村蒼(子役期:込江大牙)

藤堂清晴 – 森山直太朗

関内音 – 二階堂ふみ(子役期:清水香帆)
関内安隆 – 光石研
関内光子 – 薬師丸ひろ子
関内吟 – 松井玲奈(子役期:本間叶愛)
関内梅 – 森七菜(子役期:新津ちせ)
双浦環 – 柴咲コウ
岩城新平 – 吉原光夫
御手洗清太郎 – 古川雄大

 

語り… 津田健次郎

スタッフ

脚本 – 清水友佳子、嶋田うれ葉
原作 – 林宏司(第3週まで)
制作統括 – 土屋勝裕
プロデューサー – 小西千栄子、小林泰子、土居美希
演出 – 吉田照幸、松園武大
音楽 – 瀬川英史

主題歌 – GReeeeN「星影のエール」

コメント

  1. 連続テレビ小説『エール』第11回

    「いばらの道」内容大正15年、福島商業学校4年生の裕一(窪田正孝)流行のハーモニカ倶楽部に入り、授業よりも音楽という毎日。結果、2度目の4年生となっていた。音楽に傾倒し、自由すぎる裕一に、弟・浩二(佐久本宝)は、父・三郎(唐沢寿明)母・まさ(菊池桃子)に不満を伝える。自分は商業学校には行かないと。一方で、三郎は、吉野(田口浩正)という京都の業者から、ある話を。。。そんなある日、裕一は、憧れて…

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