期待より少ない給料に、がっかりする喜美子(戸田恵梨香)。元女中の大久保(三林京子)に一人前と認められなければ見習い扱いだ。喜美子は日中働き夜な夜な内職を続け、枕を投げ飛ばしてストレスを発散する。ある日、新聞記者のちや子(水野美紀)の取材を手伝うため、下着ショーに行くことに。女中の仕事は休みをもらい、とっておきのオシャレで出かけると立ち寄ったちや子の職場で予想外の出会いが。そして迎えたショー本番で…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「スカーレット」第3週「ビバ!大阪新生活」 第18話
感想
忙しくて日をまたいでしまったので簡単に。下着ファッションショーを楽しみにしていたん。
いや、朝ドラで下着ショーって、どう描くんだろうと正直思っていた。
でも、何だか臨場感があって良かったね。全く安っぽくない。そして当然のことながらイヤらしくもない。
ストリップと勘違いするアホがおんねん。困るわあ。
目的は新しい下着の普及よ。
下着への関心を高めること。
まずはブラジャー。
アメリカでは婦人がブラジャーをするのは常識よ。
ちや子さんによる さださんインタビューを聞いて、当たり前の歴史に改めて頷く。
戦前まで日本の衣装文化はそもそも和装であり、着物には下着が要らないゆえに大衆には下着を着ける習慣がなかった。
これを広めたのがワコールであり、日本で初めての下着ショーも開催したらしい。
荒木商事のモデルはワコールで、荒木さだ のモデルは同時代から活躍する「チュニック」の女性デザイナー鴨居羊子さんだと思われる。
コンセプト|女性下着&ルームウェア・TUNIC(チュニック)
素材や製法にこだわり、独創的なデザインで女性の心を刺激する下着&ルームウェアブランド・チュニック。コンセプトをご紹介します。
新しいことを始める人たちは輝いているね。
それがドラマ上で表されているのが本当に素晴らしいと思った。
なぜだか目頭が熱くなってしまったわ。歴史を切り開く女性たちの姿、ええなぁ。
ドラマ公式がアップしていた当時の下着ショー動画をしばらく埋め込んでおきますね。本物は、やはりちょっとイヤーーンってなる
今日の放送で大成功を納めた荒木商事の下着ショーですが、昭和26年に日本で初めての下着ショーが実際に開催されていました!
— 朝ドラ「スカーレット」第3週 (@asadora_bk_nhk) October 19, 2019
当時のニュース映像を見つけたのでどうぞ?
いつの時代もチャレンジ精神に溢れた開拓者のおかげで、世界は変わっていくのですね〜?#スカーレット pic.twitter.com/8M0dEWHjT1
さて……
大阪にやってきた当初は、この輝く女性たちと同じ道を歩み始めるのか……と思い、次には、なんだ女中か……と思い、みんなのお仕事を陰から支える女中という仕事、カッコいいよ!!…となっている今。
少ない給金を全額実家に送り、ちや子さんの会社でまで縁の下の力持ちっぷりを発揮してしまった喜美子。
大変や!
引き抜きや!
引き抜き?えっ!?引き抜かれたんですか!?
いや、うちやない。喜美ちゃんや!
きれいにササっと片づけていったやろ。
お給料、今の5倍は出す言うてたで。
人の顔色を窺うのではなく、真っ直ぐ人のために動く喜美ちゃんが引き抜かれるのは必然である……
と言いたいけれども、実際の世の中はなかなかそうじゃないじゃんねーー。
そうなって欲しい世の中がここにあるから気持ちいいんだね、このドラマ。
※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
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『NHK朝ドラ スカーレット』 | みるはち
『スカーレット』 ◆放送期間 : 2019年9月30日 ~ 3月28日 (予定)(全156回) ◆制作 : NHK(BK) ◆平均視聴率 : % ◆制作統括 : 内田ゆき ◆プロ...
キャスト
川原喜美子 – 戸田恵梨香(子役期:川島夕空)川原常治 – 北村一輝
川原マツ – 富田靖子
川原直子 – 桜庭ななみ(子役期:やくわなつみ)
川原百合子 – 福田麻由子
熊谷照子 – 大島優子(子役期:横溝菜帆)
大野信作 – 林遣都(子役期:中村謙心)
大野陽子 – 財前直見
大野忠信 – マギー
庵堂ちや子 – 水野美紀
酒田圭介 – 溝端淳平
田中雄太郎 – 木本武宏
荒木さだ – 羽野晶紀
大久保のぶ子 – 三林京子
ジョージ富士川 – 西川貴教
草間宗一郎 – 佐藤隆太
十代田八郎 – 松下洸平
深野心仙 – イッセー尾形
語り… 中條誠子
スタッフ
脚本 – 水橋文美江制作統括 – 内田ゆき
プロデューサー – 長谷知記
演出 – 中島由貴、佐藤譲、鈴木航
音楽 – 冬野ユミ
主題歌 – Superfly「フレア」
コメント
スカーレット (第18回・2019/10/19) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』(公式サイト) 第3週『ビバ!大阪新生活』の 『第18回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 期待より少ない給料に、がっかりする喜美子(戸田恵梨香)。元女中の大久保(三林京子)に一人前と認められなければ見習い扱いだ。…
引き抜き>『スカーレット』第18話
初めてのお給料は期待していたよりずっと少なかった 家族への仕送りが少ないのを嘆くよりも 頑張った自分を憐れむよりも ちや子さんに口紅を買ってあげられなかったことに ガッカリする喜美子の図ぅ― その口紅にしたって 自分へのご褒美としてでもなく 母親へのプレゼントとしてでもなく 激務で疲れが溜まっている様子の、ちや子さんへ… 冷血ひじゅには頭にも浮かばなかった…
連続テレビ小説『スカーレット』第18回
内容喜美子(戸田恵梨香)が、大阪で働きはじめて1か月。さだ(羽野晶紀)から初めての給料をもらうも、予想より少なかった。のぶ子(三林京子)に認められなければ、見習い扱いのままだと言う。それでも、喜美子は、1000円全てを、信楽の父・常治(北村一輝)母・マツ(富田靖子)の元へ送った。のぶ子に認められようと、日中は荒木荘の仕事をしながら、のぶ子に命じられたストッキングの繕いをする日々を送り始める。…