NHK朝ドラ【スカーレット】第33回(第6週 水曜日) 感想

幼なじみの信作(林遣都)から実家の家計が火の車で母・マツ(富田靖子)の薬代も払えないと聞かされた喜美子(戸田恵梨香)。妹の直子(桜庭ななみ)にも涙ながらに訴えられ、喜美子は大阪に戻る予定を取りやめて実家に戻る。マツから膨れあがった借金が途方もない金額になっていることを明かされ、喜美子はある決意で友人の照子(大島優子)を訪ねる。一方、大阪では喜美子がもう戻らない電報を受け取った荒木荘の仲間が集まり…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「スカーレット」第6週「自分で決めた道」 第33話

NHK朝ドラ『スカーレット』感想

感想

あのさ……ツケの請求書計算しながら喜美子が大笑いしてるの、これ、全然笑えるシーンじゃないからな。通常、こうやって大笑いして、その後一家で首くくるやつや……。

 

久しぶりにおっきな声出して笑た。ありがとう。

お母ちゃん。もう本当に……なんというか、鈍感

 

姉ちゃん、知らんやろ。
うちが泥棒にやられたあと、お父ちゃん、オート三輪買う言うて……えらい借金して……。

買うたはええけど、一人で粋がって張り切って……張り切り過ぎて、アホや。足くじいて。お父ちゃん、ずっと仕事できひんかった。

ほやのにずっと飲んでばっかりで、飲み屋にもツケたまって借金どんどん増えて……お米も、お肉も、卵も。

大阪戻れ!大阪行ってまえ!

姉ちゃんなんか……姉ちゃんなんか!

 

泣きわめく直子が痛々しい。
これが子どもたちの本音や。

泥棒の事でわざわざ電話してきた頃の事を思うと、この惨状を黙っていたなんて直子もよく我慢したもんだ。

偉かったね……。

 

「大阪に戻れ」と言いつつ、

ちゃうねんよ。
お父ちゃんは……お父ちゃんは喜美子に帰ってきてほしいねん。


と、お父ちゃんのことにして語る。

川原家全員の「大阪に戻れ」の後ろに「信楽に縛り付けたる」亡霊が見えるわ……。

信楽に戻れば丸熊陶業が雇ってくれるという。

NHK朝ドラ『スカーレット』第33話 感想

喜美子いいひんと寂しい。
喜美子が、うちがいいひんと寂しい。

待ってるで。
帰ってきてな?
絶対やで!
信楽帰ってきてな!

 

信楽に戻ったら、照子とのカワイイシーンだけが支えや……。

帰ってしまうんだろうなぁ……。

元々、そこが陶芸家への道だもんね

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
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キャスト

川原喜美子 – 戸田恵梨香(子役期:川島夕空)

川原常治 – 北村一輝
川原マツ – 富田靖子
川原直子 – 桜庭ななみ(子役期:やくわなつみ)
川原百合子 – 福田麻由子

熊谷照子 – 大島優子(子役期:横溝菜帆)
大野信作 – 林遣都(子役期:中村謙心)
大野陽子 – 財前直見
大野忠信 – マギー
熊谷秀男 – 阪田マサノブ
熊谷和歌子 – 未知やすえ
慶乃川善 – 村上ショージ

庵堂ちや子 – 水野美紀
酒田圭介 – 溝端淳平
田中雄太郎 – 木本武宏
荒木さだ – 羽野晶紀
大久保のぶ子 – 三林京子
ジョージ富士川 – 西川貴教
泉田あき子 – 佐津川愛美

草間宗一郎 – 佐藤隆太
十代田八郎 – 松下洸平
深野心仙 – イッセー尾形


語り… 中條誠子

スタッフ

脚本 – 水橋文美江
制作統括 – 内田ゆき
プロデューサー – 長谷知記
演出 – 中島由貴、佐藤譲、鈴木航
音楽 – 冬野ユミ

主題歌 – Superfly「フレア」



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コメント

  1. くう より:

    千早太夫さん
    >両親揃って毒というのは珍しい

    そうですね。でも基本、朝ドラヒロインの母親ってちょっと無神経で子どもに依存が強い人が多いと私は思っているんですよねーー。

    「とと姉」のかかも娘たちを翻弄させたし、悪意のない害って物は持ち合わせている感じ。

    マツさんの設定は「カーネーション」の千代さんに似ていますね。お嬢さんで、駆け落ち婚で(たぶん)、ぽんやりしていて、激しい夫と娘の間に入って取り成すことが出来ない。

    「カーネ」の場合は強いお祖母ちゃんが同居していたので中和されましたが、喜美子は救われず本当に気の毒。

    まぁ、でも、ポンヤリしているから娘たちにとっても守ってあげたい存在なんでしょうね、ずっと^^;

  2. 千早太夫 より:

    いやあ、今回のマツさんは朝ドラヒロインの母として新しい。
    富田靖子さん(の役)、Twitter等でも叩かれ放題です。

    今まで、朝ドラヒロインの母といえば、多少の問題はあってもそこにむしろ可愛いげがあり、基本ヒロインの最大の理解者で、ヒロインのために何らかの犠牲や尽力をしてくれる存在でした。
    でも、今のところ、そんな雰囲気は全くありません。両親揃って毒というのは珍しい。

    以前チビきみちゃんが、母方の祖父母は元気らしいけど会ってないと言ってましたし、マツさんは18歳の頃に、まだ奉公人の常治さんと知り合って結婚したらしいし、どう考えても、お嬢様が一時の気の迷いから駆け落ちしたとしか思えません。
    世間知らずのお嬢様がそのまま貧乏になって、基本的に夫の言いなり…。

    マツさんに何か特別な事情があって、いずれそれが明かされたらいいな…と、ぼんやり思います。

  3. スカーレット (第33回・2019/11/6) 感想

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  4. 連続テレビ小説『スカーレット』第33回

    内容大阪へ帰ろうとした喜美子(戸田恵梨香)は、直子(桜庭ななみ)百合子(住田萌乃)そして信作(林遣都)から、信じられない話を聞かされる。父・常治(北村一輝)が発端となって、家計が火の車になっていた。そのため母・マツ(富田靖子)の薬代も払えない状態。すぐに家に戻った喜美子は、マツから事情を聞くと。。。。。大阪に帰る前、喜美子は、照子(大島優子)を訪ね。。。。敬称略若干、雑な印象はあるけど。こん…

  5. ツケツケツケツケ>『スカーレット』第33話

    ​​​​​​​​​昔々『瞳』という朝ドラがありまして北海道に住んでいたヒロインが急遽、東京で暮らすことになる…というところから話が始まるんだけどもその際、北海道のバイト…

  6. ツケツケツケツケ>『スカーレット』第33話

    ​​​​​​​​​昔々 『瞳』という朝ドラがありまして 北海道に住んでいたヒロインが急遽、東京で暮らすことになる …というところから話が始まるんだけども その際、北海道のバイト先を電話一本で辞めたことに か~な~り~のブーイングがあった>主にネットで(笑) 今作でも、お父ちゃんが同じ手に出たけど 喜美子はちゃんと大阪まで行った>これぞ​「礼」​ ↑“荒木荘”を辞めると決めつけてる(笑)…

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