八郎(松下洸平)に精一杯の思いを伝えた喜美子(戸田恵梨香)。しかし抱きよせられたところを常治(北村一輝)に目撃され、怒った常治が八郎を殴り飛ばしてしまう。喜美子は懸命に八郎への思いや陶芸のことを説明しようとするが、常治はまともに話を聞いてくれない。すると信作(林遣都)の手引きで、喜美子は八郎の住まいを訪ねることに。真面目な八郎は、喜美子のことを真剣に考えているが故、喜美子を帰そうとして言い合いに……
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「スカーレット」第11週「夢は一緒に」 第61話
感想
き、喜美子。はい。
お前は……絵付けの仕事をしてここで一生を終えなさい。
ああ、結婚はせんでええ。と、陶芸もせんでええ。「結婚せえへん」言うとった、こいつ。
お父ちゃん。
そや、そうやって、お父ちゃんお父ちゃん言うて、お前ずっとお前、かわいらしい娘のまんまここにおったらええねん。なっ?ほら、3歳の時みたいに、お父たんお父たん……何か……そういう感じで、ちょっと頼むわ、ひとつ。
しかしな、ジョージ。
3歳の喜美子は稼いで来ないぜ。
それでもええんか。
殴るだろうな、と思ったら当然のように殴るジョージ。
しかし、娘の方には手は上げない。
テレビ的に?
性格で?
家族に手は上げません?
この手の親は子ども自体にもDVが止まらない傾向が強いけれども、ジョージはそこは抑制しているらしい(ちゃぶ台は返すけど)。
根本的には気が小さくて優しい男なのよ。
でも、頭の中ゴチャゴチャなのよ。
お見合いさせて婿を家に入れようとするその本心にあるものは、
・イエ制度時代の生まれだから長子継承頭から抜け出せず、長女には家を継がせたい。
・稼ぎを増やして楽になりたい。
・喜美子とは離れたくない。
この三項目なわけ。(最後がデカい。大阪にやったことは心底後悔しているらしい)
勝手に見合いを進めるほどだから、婿入りさえしてくれればたぶん問題はないわけで、そこら辺はきちんと話を聞けば何とかなるだろう。(何せ八郎は第八子)
ただ、自分の身も顧みず相手の家柄(というか経済状態)が大事らしいので、その点でどうなるか。
しかし、ジョージに大反対されたことで、
もうええやん……結婚は。
これうちの!
うちの絵ぇやん。
足、冷やそ?
ほんまに帰ってええのん?
帰りたくない。
帰さんといて。
と、壊れたAIみたいに支離滅裂になっている喜美子である……やっぱ、ジョージの子。
ジョージは喜美子に憑いているので、同居しようがしまいが、精神的に独立する必要がある。大変な親だわ、これは。
わたしゃ今日の回はこのハチ信作イチャコラシーン15分間でもよかったよ.。oO #スカーレット
— くう (@kukucoo) December 9, 2019
※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
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『NHK朝ドラ スカーレット』 | みるはち
『スカーレット』 ◆放送期間 : 2019年9月30日 ~ 3月28日 (予定)(全156回) ◆制作 : NHK(BK) ◆平均視聴率 : % ◆制作統括 : 内田ゆき ◆プロ...
キャスト
川原喜美子 – 戸田恵梨香(子役期:川島夕空)川原常治 – 北村一輝
川原マツ – 富田靖子
川原直子 – 桜庭ななみ(子役期:やくわなつみ)
川原百合子 – 福田麻由子(子役期:稲垣来泉→住田萌乃)
川原武志 – 伊藤健太郎
十代田八郎 – 松下洸平
熊谷照子 – 大島優子(子役期:横溝菜帆)
大野信作 – 林遣都(子役期:中村謙心)
大野陽子 – 財前直見
大野忠信 – マギー
熊谷和歌子 – 未知やすえ
熊谷敏春 – 本田大輔
熊谷秀男 – 阪田マサノブ
慶乃川善 – 村上ショージ
津山秋安 ‐ 遠藤雄弥
藤永一徹 ‐ 久保山知洋
加山 – 田中章
深野心仙 – イッセー尾形
池ノ内富三郎 ‐ 夙川アトム
磯貝忠彦 ‐ 三谷昌登
松永三津 – 黒島結菜
庵堂ちや子 – 水野美紀
酒田圭介 – 溝端淳平
田中雄太郎 – 木本武宏
荒木さだ – 羽野晶紀
大久保のぶ子 – 三林京子
ジョージ富士川 – 西川貴教
泉田あき子 – 佐津川愛美
草間宗一郎 – 佐藤隆太
語り… 中條誠子
スタッフ
脚本 – 水橋文美江制作統括 – 内田ゆき
プロデューサー – 長谷知記
演出 – 中島由貴、佐藤譲、鈴木航
音楽 – 冬野ユミ
主題歌 – Superfly「フレア」
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コメント
巨炎さん
>「巨人の星」では一徹が飛馬に手を上げた事で、ちゃぶ台が巻き込まれる事があったが
ちゃぶ台を直接、ひっくり返した事は無く
えーー!いつも引っくり返していた印象なのに!そして、明子さんも叩かれていた気がするのですが、それも記憶の間違いかな……。
とりあえず飛雄馬は叩かれてましたよね(笑)
>対してジョージは本当に駄々っ子的になっていきますな
ジョージに善ちゃんのような駄目だけど引くところは退ける根性は無さそうです。
それに、川原家は小原家よりも遥かに本当に貧しいです。娘の稼ぎはあてにするというよりも組み込まなきゃ食えない状態。
喜美子は昨日の放送で「私が夫を支える」と言っていましたが、他の家族も支えなきゃならんけど平気なの?と思ってしまいました。
そこら辺が、曖昧なままで進行しないといいなぁ。
この辺り本日のネット上に「スカーレット」コラム的文章が上がっていました。
「巨人の星」では一徹が飛馬に手を上げた事で、ちゃぶ台が巻き込まれる事があったが
ちゃぶ台を直接、ひっくり返した事は無く、
ちゃぶ台返しとは気の小さなオヤジの威嚇行動であるとの事…。
先日、BSシネマで放映された「キューポラのある街」という昭和37年の作品で
東野英治郎演じる父親は自分のプライドに拘って家計に負担をかけた挙句、
子供に手を上げるが確かに、ちゃぶ台はひっくり返していない。
善ちゃんも糸子に手を上げて、湯呑が割れて、ケーキをひっくり返したが、
ちゃぶ台をひっくり返した事は一度も無かった。
そして糸子に家族が離れ離れになる決断を下せない事を知っているから自分が外に出た。
対してジョージは本当に駄々っ子的になっていきますな。
連続テレビ小説『スカーレット』第61回
「夢は一緒に」内容喜美子(戸田恵梨香)を抱き寄せる八郎(松下洸平)その姿を常治(北村一輝)は目撃、すぐに常治は八郎を殴り飛ばすのだった。喜美子は説明をしようとするが、常治は聞く耳を持たず。その後、信作(林遣都)の手引きで、八郎の元を訪ねる喜美子。敬称略演出は、小谷高義さんほんと、12月に入ってから、ほころびが出始めているね。いや、八郎が出てからかな。もっと丁寧に描いていれば、違っただろうに。
スカーレット (第61回・2019/12/9) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『スカーレット』(公式サイト) 第11週『夢は一緒に』の 『第61回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 八郎(松下洸平)に精一杯の思いを伝えた喜美子(戸田恵梨香)。しかし抱きよせられたところを常治(北村一輝)に目撃され、怒った常治…
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