松江で甘やかされていたので、戦を体験している熊本に来て「異国人」の扱いに困惑するヘブン先生。
「何もない」のではなく、探して。
トキ(髙石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)の熊本での新生活が始まった。司之介(岡部たかし)やフミ(池脇千鶴)、松江からついて来た丈(杉田雷麟)、正木(日高由起刀)、永見(大西信満)に、新たに女中のクマ(夏目透羽)を加え、松野家は大所帯に。充実した新天地での新生活かと思いきや、トキとフミははじめての女中との生活に戸惑いを隠せない。ヘブンもまた、熊本での生活に違和感を抱えている…
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「ばけばけ」第20週「アンタ、ガタ、ドコサ。」第96話感想

感想
簡単感想で。
やることがない
満を持して、松野家にお女中登場である。
熊本のおクマちゃん……。
夏目透羽さん21歳。ドラマではもう少し大人びて見えたね。
朝ドラの史実ベースストーリーのモデルにはお金持ちが多く、戦前ならそれらの家には当然お女中さんがいるけれどもドラマだから割愛されているのだ……
と、私は毎度毎度見えないお手伝いさんを心の目で見ている。
んだけど?熊本に入ったら本当に女中さんが出てきたので、ちょっとビックリしている(笑)
だったら松江でも雇ってあげておけばおトキは頬被りして買い物に行かなくても良かったし、毎朝ゴミだらけの庭を見ることも無かったよね。
少なくとも女中の立場から奥様になったのだから、その時点で女中は雇う必要があったよね。
お屋敷に住んでいる奥様なのに庶民のように家事をやり続けているから境がない。結果、結婚してまでラシャメンと言われる元になっていた。
ヘブン先生って、そういうところが抜けている?
実際の小泉八雲が熊本に移ったのはドラマのような事情ではなく、熊本の方が給金が高かったという極めてcalculatingな理由だったらしい。
妻の家の借金も返さなくてはならないし、自分も研究のためには出費を惜しまない人だったらしいので、まぁ仕方ない。
熊本に移って驚いたのは女中が現れたことだけではなく、司之介。おフミ夫婦が一緒に住んでいたことである。
いえ、そもそも時代的には当然だけれど、令和のドラマは時代関係なく核家族に設定しがちだし、それに、ほら、松江を出る話の時に
ワレワレ フタリダケ クマモト イク シマショウ
って言ってなかったっけ?(笑)
まぁ、とにかく……今日も両親と一緒で安心なおトキ。
永見さんが、熊本でもちゃんと車夫をやってくれているのは、とっても嬉しい。
(ご飯はどうしているのだろう……。ちゃんと出してあげているんだよね?)
ヘブン先生についていくと言っていた錦織丈、正木清一の2人の学生はヘブン邸に下宿しているらしい。
車に乗るときにヘブン先生が丈に向って小声で「オトウト」というシーンには、ちょっとジーンとしてしまった。
錦織さんは療養しているかなぁ。
蛙と蛇がついて来ていることに関しては……意外性はない(笑)
さて……。
松江では殿様のように歓迎され、甘やかされてきたヘブン先生だけれど、熊本に入ったら「ただの西洋人」扱いで、ストーブもつけてもらえない。
サクヤマサン。
はい。
ストーブ ツケル シマセンカ?
あ~…でしたらご自分で。マッチの場所、ご存じですよね?
ごもっともです。
自分でできることは自分でやってください。
作山先生役の橋本淳さん。
「ちりとて」の正平やで。
オモッテタ… ノ… チガウ…。
熊本は温かいと思っていたのに当然冬は寒かった。
人々は松江に比べて「仕事」に対する姿勢が厳格だった。
(それはおクマちゃんのプロ女中意識の中でも表現されている)
そして、熊本ではヘブン先生を甘やかせてくれる人が居なかった。
なんせ熊本第五高等中学校にはすでに異人の教師が務めていたのだ。
このドラマで初めて「戦争」も語られる。
熊本には日本の古き良きものが何もないと嘆くヘブン先生に、ロバート先生は、
西南戦争で何もかも壊されてしまっているから、と答えるのだった。

それでいいんです。今の時代は文明文化の強化促進。
と説明する作山先生。
あなた方のような西洋人が我が校に呼ばれたのもそういう理由なんですから、その辺、肝に銘じてください。
ほら、第六師団です。日本の未来は明るい!もっと豊かで西洋諸国と肩を並べる強い国になりますよ。
「富国強兵」が掲げられてからもうだいぶ経っている。
何も調べず、この地にやってきたヘブン先生はやはり暢気だな。
松野家の女性たちは「やることがない」のではなく、おタエさまの日常を思い出すといいよね。
これって、お茶や三味線や、英語の学習にものすごく良い時間なのでは。
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ばけばけ キャストとスタッフ
キャスト
松野トキ – 髙石あかり(子役期:福地美晴)
レフカダ・ヘブン – トミー・バストウ
松野司之介 – 岡部たかし
松野フミ – 池脇千鶴
松野勘右衛門 – 小日向文世
雨清水傳 – 堤真一
雨清水タエ – 北川景子
雨清水三之丞 – 板垣李光人
クマ – 夏目透羽
ロバート – ジョー・トレメイン
ラン – 蓮佛美沙子
吉野イセ – 芋生悠
荒金九州男 – 夙川アトム
作山- 橋本淳
永見剣造 – 大西信満
野津サワ – 円井わん
なみ – さとうほなみ
江藤 – 佐野史郎
江藤リヨ – 北香那
チヨ – 倉沢杏菜
せん – 安達木乃
森山善太郎 – 岩谷健司
森山銭太郎 – 前原瑞樹
花田平太 – 生瀬勝久
花田ツル – 池谷のぶえ
ウメ – 野内まる
梶谷吾郎 – 岩崎う大
上野タツ – 朝加真由美
中村守道 – 酒井大成
山橋才路(山橋薬舗) – 柄本時生
錦織丈 – 杉田雷麟
正木清一 – 日高由起刀
小谷春夫 – 下川恭平
山根銀二郎 – 寛一郎
錦織友一 – 吉沢亮
イライザ・ベルズランド – シャーロット・ケイト・フォックス
(語り)トキとヘブンを見守る蛇と蛙
蛇の声 – 渡辺江里子
蛙の声 – 木村美穂
ばけばけ スタッフ
◆放送期間 : 2025年9月29日 ~ 2026年3月 日(予定)(全130回)
◆制作 : NHK(BK)
◆平均視聴率 : %
- 脚本 – ふじきみつ彦
- 音楽 – 牛尾憲輔
- 主題歌 – ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
- 制作統括 – 橋爪國臣
- プロデューサー – 田島彰洋、鈴木航、田中陽児、川野秀昭
- 演出 – 村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史
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