この時代「ガイジンの妻」が、どのような立場だったのか、行政のアタフタっぷりなどトリビア的に面白い。
何だか、ランさんが気の毒に見えたわ……。
トキ(髙石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)の息子の名前が、「勘太」に決まる。ヘブンの親バカっぷりはすさまじく、毎日、家族に勘太のかわいいところを聞くほど。そんな中、トキとヘブンは正式に結婚し、勘太と3人で家族になるため籍を入れることに。イギリス人と日本人、同じ籍に入れるにはどちらかが国籍を変えるしかない。トキがイギリス人?ヘブンが日本人に?
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「ばけばけ」第23週「ゴブサタ、ニシコオリサン。」第111話感想

感想
簡単感想で。
「ガイジン」の妻
ヘブン先生と おトキの長男は「勘太」と命名された。
「レフカダ」の「カダ」をとって勘太にしたけん。
「勘右衛門」の「勘」だのう。
父上も喜ぶわ。
ハハハ… イタダキマシタ。
ヘブン先生は思いがけず子煩悩。……というよりも親バカ。
ジョウ! マサキ! オクマ!
と若い者を呼んでは、名前について褒め称えさせる。
カンタ ヨイトコロ ハッピョウ セヨ!
毎日、勘太の良い所を発表させる。
誉めジゴク(笑)
そんなヘブン先生だから、勘太のために当然「コセキ」が大事。
市役所に行ったら、役所の人たちが前例の無いことにオタオタする図、あれはきっとリアル。
じゃ担当はこの松永になりますので。
えっ!?
あとは任したけん。
はっ?この手の手続きはしたことも聞いたこともなかですて…。
ちょっと…行かんでください!
引っ張るな。
行かんでください。
まぁ……そうなるよね。
後日、調べ直してわざわざ訪ねて来てくれた。
方法は2つ。
一つは奥様と息子さんがご主人の戸籍に入り、イギリス人として日本で暮らす方法です。
ただし…ご主人の遺産は全て英国行き。奥様やご家族にはびた一文入らないなどの不利益がございます。
もう一つはご主人とお子さんが奥様の戸籍に入り、家族3人とも日本人になる方法です。
ワタシ…ニホンジン?
はい。あっ…これでしたら日本では何不自由なく暮らせますが、外国人としての特権は失ってしまいます。
ドンナ?
例えば日本を出て外国に行くことなどは容易ではありません。
そもそもずっと鎖国していた「日本の人」 の多くは海外になんて渡ることがなかった。
なので一般人が自由に海外に行くための法の整備はできていなかったということになる。
今まで異邦人として様々な国を渡ってきたヘブン先生は、日本の国籍を取ることでこの国に根を生やす。もう外には行けない人になる。
それは同時に、各国の滞在記などを書けないことになる。
「カクヒト」ヘブンの仕事が無くなることを意味していた。
あとは皆さんが何を大切にされるかですけん。
と、割と丁寧に自由に選ばせてくれる熊本のお役人。優しい。
明治に入ったばかりの頃、国際結婚後の戸籍は夫に準ずると法律で定められていた。
つまり、正式に結婚するなら おトキがイギリスの国籍になることは必須だった。
この少し前に法改正があって、選べるようになったのよね……。
しかし、実際には小泉家の婚姻問題はかなり長引いたらしい。
前例の少ないことはなんでも大変だよね。
そもそも、海外の人と結婚した日本人女性の多くは「現地妻」であって、夫の任期終了と共に置いて行かれてしまうことが多かったのだ。
なので、
タイセツ… カンタママサン… カゾク ミナサンシアワセ。
おトキと家族を一番に考えるヘブン先生はとても誠実。そして、きっと珍しいガイコクジン。
現にロバートには、
君が何もないと言っていた熊本に残るのかよ?日本国籍になったらもう書けないぞ。自分の幸せについて考えろよ(意訳)
と言われてしまう。
ヘブン先生がおトキと籍を入れると知った時のおランさんの表情。
ロバート、あなたの幸せは何?私は何なのよ?(意訳)
と言って部屋を出て行ってしまう おランさん。
まぁ……そうなるよね……。
イライザからの「フィリピン滞在記」依頼の手紙に未練のあるヘブン先生……。
でも、今 目の前には妻がいて勘太がいて、笑いの絶えない家族がいる。
セピアに彩られた日の当たる映像。
幸せね。
ヘブン先生は手紙を書くのだった。
子供が生まれ、新しい人生を歩き出した。
私の役目は息子や妻や家族の幸せを守ることになった。
イライザ、長いこと待たせたがフィリピン行きはあきらめたよ。
つまり……物書きとしての私は死んだ。
そして、妻に宣言するヘブン先生。
ママサン ワタシ ニホンジンニナリマス。
ところで「みるはち」では、あなたのベスト朝ドラ投票所 をリニューアル。よろしければぜひ。
このドラマのレビューを投稿してください

ばけばけ キャストとスタッフ
キャスト
松野トキ – 髙石あかり(子役期:福地美晴)
レフカダ・ヘブン – トミー・バストウ
松野司之介 – 岡部たかし
松野フミ – 池脇千鶴
松野勘右衛門 – 小日向文世
雨清水傳 – 堤真一
雨清水タエ – 北川景子
雨清水三之丞 – 板垣李光人
クマ – 夏目透羽
ロバート – ジョー・トレメイン
ラン – 蓮佛美沙子
吉野イセ – 芋生悠
荒金九州男 – 夙川アトム
作山- 橋本淳
永見剣造 – 大西信満
野津サワ – 円井わん
なみ – さとうほなみ
江藤 – 佐野史郎
江藤リヨ – 北香那
チヨ – 倉沢杏菜
せん – 安達木乃
森山善太郎 – 岩谷健司
森山銭太郎 – 前原瑞樹
花田平太 – 生瀬勝久
花田ツル – 池谷のぶえ
ウメ – 野内まる
梶谷吾郎 – 岩崎う大
上野タツ – 朝加真由美
中村守道 – 酒井大成
山橋才路(山橋薬舗) – 柄本時生
錦織丈 – 杉田雷麟
正木清一 – 日高由起刀
小谷春夫 – 下川恭平
山根銀二郎 – 寛一郎
錦織友一 – 吉沢亮
イライザ・ベルズランド – シャーロット・ケイト・フォックス
(語り)トキとヘブンを見守る蛇と蛙
蛇の声 – 渡辺江里子
蛙の声 – 木村美穂
ばけばけ スタッフ
◆放送期間 : 2025年9月29日 ~ 2026年3月 日(予定)(全130回)
◆制作 : NHK(BK)
◆平均視聴率 : %
- 脚本 – ふじきみつ彦
- 音楽 – 牛尾憲輔
- 主題歌 – ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
- 制作統括 – 橋爪國臣
- プロデューサー – 田島彰洋、鈴木航、田中陽児、川野秀昭
- 演出 – 村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史
『ばけばけ』各回リンク
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10
11 12 13 14 15
16 17・18 19・20
21 22・23 24・25
26 27・28 29・30
31・32 33 34・35
36・37・38・39 40
41 42・43 44・45
46 47 48 49 50
51 52・53・54 55
56・57 58 59・60
61 62 63・64 65
66 67 68 69 70
71 72・73 74 75
76 77・78 79・80
81 82・83・84 85
86 87・88 89・90
91・92 93 94 95
96 97・98 99・100
101・102 103・104・105
106・107・108 109・110
111



コメント