やっと言ってくれて話が進んだ……。
個人的には一度も松野家のみなさんと寝食を共にする映像もなく「クビ」になった永見さんが、熊本のどこでどんな生活をしていたのか気になって仕方ない。
ヘブン(トミー・バストウ)は、トキ(髙石あかり)がフィリピンの話を全て知っていると気づき覚悟を決める。その頃、トキは生まれる子供と日本に残ることを決意していた…(109話)
半年が過ぎ、トキ(髙石あかり)は出産の日を迎える。ヘブン(トミー・バストウ)や家族が見守る中、ついに、2人の子供が産まれる!そんな中、正木があることに気づく…(110話)
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「ばけばけ」第22週「アタラシ、ノ、ジンセイ。」第109・110話感想

感想
2話分ですが簡単感想で。
やっと妊娠のこと言ってくれた!
フィリピン滞在記の話が来ているのを知っていて黙っていたおトキ。
ヘブン先生が書いている本は「学がないから」一文字も分からないが、夜中まで書き続けていたことはよく知っている。
毎日…本当に毎日毎日…。
はあ…。
朝までよう書いちょったのは…よく知っちょる。
あれがヘブンさんだけん…。
根っからの物書き。
根っからのワーカーホリック。
おランさんも万一ロバートが仕事で日本を出るならば「旦那の生きたい道を選んでほしい」と言っていたが、おトキもそうだった。
これにはこの時代の女性の生き方も影響していただろうし、「海外で日本の女性が暮らせるのか」という不安や前例の無さが「ついて行く」という決断に至らせなかった要因になっていただろうと思う。
ヘブン先生の方は幼少期から居場所を転々とした。もちろん言葉の壁に対峙することはあっただろうけれど、それほど拒否感はなかったのだろう。
なのでおトキを「連れて行く」ことも考えていた。
おトキはあまり本音を語らない大和の主婦だし、何より言葉の壁が厚い。
一番話し合いしなきゃいけないところが、出来ていなかったよね。
もっとも……
言葉が分かる日本人同士の夫婦だって言いたいことを言い合えているとは限らないし。
人の気持ちを分かろうとすることは難しい。
おランさんから、おトキがフィリピンの話を知っていると聞いたヘブン先生は、おトキを散歩に誘うのだった。
妊娠初期で体調が悪いことを言わないし、知らないから、山道を歩かせる。やめてくれ……と思いながら見ているしかない視聴者。
ビョウイン…イキマショウ!
あっ待って! 待って…。
病院は…。
病院は行きました。
…ナニ?
ア~ヤマイ…。
オオキイヤマイ?
トキサン…?
病では… ありません。
このドラマ特有の「はぁ……」「あっ……」「ああっ……」で長時間繋がれたので(えっ……なんか18禁のセリフを上げているわけではありませんっっ!)ちょっとイライラしちゃいました(笑)
おトキが「あっ…」「あっ……」と言っている間にヘブン先生は自ら妻の妊娠に気づいたのだった。
フィリピン… イカナイ。
ニホン… イマス。
ズット… イマス。
でも…。
デモ ナイ!
ワタシ… パパサン…アナタ… ママサン。
コドモ… カゾク…。
ズット… ニホン… クラス シマショウ。
はぁ……長かった……。
そして生まれた
1分間は無限大なのに、半年間は10秒ナレで飛ぶこのドラマ。
ついにおトキの出産日がやってきた。
折しも昼再放送の『マッサン』ではマッサンが姉から「エリーさんから生まれた子供」を心配される話を放送したばかり。
しかし松野家では、
二人の子、いうのはどげな子なんじゃろう思うちょったが、異人のような顔の子じゃのう。
そげですねえ。
それもまた…かわいらしい~!
ああ! フフフ…。
フラットだよね(笑)
実際にはお子様たちには大変な苦労はあっただろうけれど、そういうのを乗り越えた先にある令和。このドラマでは殊更騒ぎ立てない。
そんな浮世離れした松野家に現実的な問題が降り注ぐ。
先生って松野家の戸籍には入ってないんですよね?
戸籍?ああ…。
杵築の大社で錦織君に見守られて、まあ夫婦になっただけだけんのう。
それが…どげしたの?
いや…私も法律には詳しくないのですが…同じ戸籍に入らないと先生とおトキさんと3人家族になれないのではないかと…ふと…。
学生に言われて初めて気づく始末。
明治だからね……といっても、戸籍制度はガッツリ作られていたし、国民はきちんと識別されていた。
だって、それに従って徴兵しなくてはならなかったからね……。
「家族」を意識したヘブン先生は、松江から連れてきた永見さんを「クビ」という形で大金を渡して開放。
ブキヨウ… デスケン。
カゾク… ダイジ。
イッショ… イナサレ。
いい話のようだけれど、永見さん、熊本に来てからどこで暮らしていたの……。松野家と一緒にご飯食べたりするシーンはあっちゃいけなかったの?
今まで寂しかったね。
疲れさまでした。
そして改めておトキにプロポーズ。
アタラシイ ノ ジンセイハジメタ ノ キモチ。
ママサン。
シッカリ… ケッコン シマセンカ?
おランさんもどうだか分からず、「海外の人と結婚」の多くは「シッカリ夫婦」ではなかったので、女性を置いて国へ帰って行ってしまう人は多かっただろう。
小泉八雲さんは日本人になる決心をしてくれた。
それは素晴らしい決断よね。
ところで「みるはち」では、あなたのベスト朝ドラ投票所 をリニューアル。よろしければぜひ。
このドラマのレビューを投稿してください

ばけばけ キャストとスタッフ
キャスト
松野トキ – 髙石あかり(子役期:福地美晴)
レフカダ・ヘブン – トミー・バストウ
松野司之介 – 岡部たかし
松野フミ – 池脇千鶴
松野勘右衛門 – 小日向文世
雨清水傳 – 堤真一
雨清水タエ – 北川景子
雨清水三之丞 – 板垣李光人
クマ – 夏目透羽
ロバート – ジョー・トレメイン
ラン – 蓮佛美沙子
吉野イセ – 芋生悠
荒金九州男 – 夙川アトム
作山- 橋本淳
永見剣造 – 大西信満
野津サワ – 円井わん
なみ – さとうほなみ
江藤 – 佐野史郎
江藤リヨ – 北香那
チヨ – 倉沢杏菜
せん – 安達木乃
森山善太郎 – 岩谷健司
森山銭太郎 – 前原瑞樹
花田平太 – 生瀬勝久
花田ツル – 池谷のぶえ
ウメ – 野内まる
梶谷吾郎 – 岩崎う大
上野タツ – 朝加真由美
中村守道 – 酒井大成
山橋才路(山橋薬舗) – 柄本時生
錦織丈 – 杉田雷麟
正木清一 – 日高由起刀
小谷春夫 – 下川恭平
山根銀二郎 – 寛一郎
錦織友一 – 吉沢亮
イライザ・ベルズランド – シャーロット・ケイト・フォックス
(語り)トキとヘブンを見守る蛇と蛙
蛇の声 – 渡辺江里子
蛙の声 – 木村美穂
ばけばけ スタッフ
◆放送期間 : 2025年9月29日 ~ 2026年3月 日(予定)(全130回)
◆制作 : NHK(BK)
◆平均視聴率 : %
- 脚本 – ふじきみつ彦
- 音楽 – 牛尾憲輔
- 主題歌 – ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
- 制作統括 – 橋爪國臣
- プロデューサー – 田島彰洋、鈴木航、田中陽児、川野秀昭
- 演出 – 村橋直樹、泉並敬眞、松岡一史
『ばけばけ』各回リンク
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10
11 12 13 14 15
16 17・18 19・20
21 22・23 24・25
26 27・28 29・30
31・32 33 34・35
36・37・38・39 40
41 42・43 44・45
46 47 48 49 50
51 52・53・54 55
56・57 58 59・60
61 62 63・64 65
66 67 68 69 70
71 72・73 74 75
76 77・78 79・80
81 82・83・84 85
86 87・88 89・90
91・92 93 94 95
96 97・98 99・100
101・102 103・104・105
106・107・108 109・110



コメント