なつ(広瀬すず)は娘の優を連れて天陽(吉沢亮)の家を訪ねる。山田(戸次重幸)とタミ(小林綾子)は、あの日の夜のことをなつに語り出す。これからの生活のために、離農を考えているという山田に、陽平(犬飼貴丈)も同意するが、靖枝(大原櫻子)はこの土地から動きたくないと訴えかけ、あの晩帰ってきた天陽の想(おも)いを語り出す。やがて、天陽のアトリエで一人になったなつは、天陽の描いた自画像と向き合い。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「なつぞら」第23週「なつよ、天陽くんにさよならを」 第135話
出かけていて、遅くなったので簡単に。
今週いっぱい、引っ張る気満々な週サブタイ……と昨日(一昨日かも)書いたけれども、今日の対話シーンで終わりにするのが余韻的には最高だぞ。(これ以上は止めた方がいいよね)
山田家にみんなで訪れた柴田家。
(なつが来るまで一度も訪問してないほど疎遠だったのかしらん……そもそも距離感、よく分からないけど)
生活が成り立たないから離農しようかと考えている正治夫婦。
天陽が守り続けてきた畑から離れないと言い張る靖枝。
ヒロインが山田家の今後についてガツガツ口出しする展開じゃなかった事は良かった。
でも陽平の他人事な佇まいはとっても気になる。まぁ、当然仕送りもしてきただろうしこれからもするんだろうし、俺が帰って来るとか東京に呼ぶとかそこは裏では話し合い済みなんだろうけれど(そうじゃなきゃ本当にただの親戚の兄ちゃん)
— くう (@kukucoo) September 4, 2019
靖枝ちゃん。
道夫と彩子のことはね、天陽の絵を全部売れば当面の生活には困らないだろうって画廊の人が……。
という陽平の発言、やはり気になるよね……。
死んでまでこの家の家計は弟の絵でやっていくの?
「道夫と彩子」と父母のことは別なの?
この時代で、農家なら、「家族」は舅姑嫁孫まで一緒で、夫が死んだからと出ていくことがまず少なかったはず。
この時代の長男として、何だか他人事過ぎて、とても気になった。
天陽の幽霊……幻との対話シーンも、なつがガツガツ喋らなくて好感持てた。
けれども、
優ちゃんが君の答えだろ? 今は。
絵を動かすのが君の仕事だって優ちゃんに言われたんだろ?それで十分でないかい。
だって、今のなっちゃんを動かしてるのは優ちゃんだろ?
したら、なっちゃんは優ちゃんのために狩りをすればいいだけだべさ。
には、ちょっと違和感を持っている。
自画像との対話はなつの自問自答なんだろうけれども、昨日陽平に語っていた「絵を描く事は狩り」発言は生活のために描きたくない物も描いているというニュアンスに受け取っていたので。
それをなつにも薦めることはあまり前向きな思考には感じられず、優を絡められるとますます違和感。
天陽くんは死ぬまで、死んでも、畑と家族のために「絵」を売られるんだよね。
なつは違う。
生活のために描いているのではない。
もちろん、優ちゃんのために描いているわけでもないはず。
2人の自画像は重なっていて、そこに繋がりを持たせても、2人の生き様や立場は重なっていない。
私にはそう見える。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
※キャスト
奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)
奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 清原果耶(子役期:田中乃愛)
柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)
戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真
小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴
山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)
山田靖枝 – 大原櫻子
阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑
岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)
川谷幸一 – 岡部たかし
川谷幸子 – 池間夏海
高山 – 須藤蓮
豊富遊声 – 山寺宏一
藤井 – 高木渉
仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
堀内幸正 – 田村健太郎
猿渡竜男 – 新名基浩
露木重彦 – 木下ほうか
山根孝雄 – ドロンズ石本
荒井康助 – 橋本さとし
大杉 満 – 角野卓造
語り… 内村光良
※スタッフ
脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利
アニメーション時代考証 – 小田部羊一
アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション
【なつぞら】
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コメント
千早太夫さん
>あれは、なつにはできない表現で、脚本が靖枝さんをきちんと妻として扱っているように思いました
そうですね。それでもやはり心の結びつきはなつの方が上のように見えちゃって。妻、切ない!
>ところで、私は夕方の「ゲゲゲの女房」も録画して毎日楽しく見ているのですが、細かいところを完全に忘れていて面白いです。
あ、私も見ています!オンタイムは朝忙しくてじっくり見ていられない時期だったので、今回の再放送でジックリ見て、見るたび泣いてます!相撲などでしょっちゅう潰れる枠なので辛い。
>ゲゲゲについてみんながどんな感想を述べているか見たかったのに、半分は「なつぞら」への罵詈雑言だったからです
「まんぷく」もよく引き合いに出されていますし、「おしん」も(笑)
前作や再放送枠と比べられるのは朝ドラの宿命みたい。
狩り>『なつぞら』第135話
う~~~~~~~ん 申し訳ないけど、今日は 批判ばかりになっちゃいそうです ご容赦を …って あ、いつもか(^^;) …ひじゅにですが何か? 「ありがとう」byなつ ↑自分だって言ってるじゃん(笑) 「ありがとう」は禁断の言葉じゃなかったのか? ↑拘り過ぎ? 天陽のいない天陽の家での会話― まさに会話オンリーだったな。 「…
狩り>『なつぞら』第135話
う~~~~~~~ん申し訳ないけど、今日は批判ばかりになっちゃいそうですご容赦を…ってあ、いつもか(^^;)…ひじゅにですが何か?「あ…
今回は靖枝さんが絶品でした。
夫の愛した畑に伏してその暖かさを感じ思いを馳せる。夫婦としての長く深い結び付きを感じさせる素敵な場面でした。
あれは、なつにはできない表現で、脚本が靖枝さんをきちんと妻として扱っているように思いました。
(こんな素晴らしいシーンも書けるのに、何故東京編は…。)
でも、亡き夫の大事なアトリエで、別のオンナが1人で長時間居座って泣いているって、あまり気持ちの良いものではないと思います(笑)。
そもそも、なつが天陽君のことを異性として好きだったのか、それがいまいち判らないので、視聴者はなつの悲しみに寄り添えないような気がします。
ところで、私は夕方の「ゲゲゲの女房」も録画して毎日楽しく見ているのですが、細かいところを完全に忘れていて面白いです。
ブシムスと克子姉ちゃんが他人で親しかったり、吉田羊さんがちょっとだけ出ていて驚いたり。
で、Twitter等のまとめサイトを見ていたのですが、今はサイトを見るのを止めてしまいました。
というのは、ゲゲゲについてみんながどんな感想を述べているか見たかったのに、半分は「なつぞら」への罵詈雑言だったからです。
#なつぞら でならともかく、わざわざ #ゲゲゲの女房 で。
「ひいきの引き倒し」という言葉があります。
別の何かを貶めなければ褒めることができないなんて、褒めたい作品に対して失礼なだけです。
連続テレビ小説『なつぞら』第135回
内容山田家を訪ねたなつ(広瀬すず)は、天陽の描いた馬の絵に涙する。正治(戸次重幸)タミ(小林綾子)から、亡くなった日のことを知る。正治は離農を考えているようだが、靖枝(大原櫻子)は。。。敬称略!?なぜ、富士子、剛男も、一緒になって話を聞いているの?それも、話を聞いて、剛男。。。驚いているし。もちろん、話すこと、話さないこと、聞くこと、聞かないこと。。。など。いろいろとあるだろうけど。そもそも…