なつ(広瀬すず)たちの作ったテレビ漫画「百獣の王子サム」の放送が始まった。十勝の柴田家では富士子(松嶋菜々子)や剛男(藤木直人)、そして泰樹(草刈正雄)も、なつの活躍を喜んでいる。東洋動画のテレビ班では、演出の坂場(中川大志)と制作進行が言い争いが増す。その間で、なつも新しいアイデアを出し、作品づくりの中核を担うようになる。その頃、帯広の雪月に、大きなカバンを抱えた雪次郎(山田裕貴)が現れて…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「なつぞら」第17週「なつよ、テレビ漫画の幕開けだ」 第102話
昭和38年。『狼少年ケン』……じゃなくて『百獣の王子サム』放送開始。
ちゃんと描きなおしたんだね……主題歌まであって芸が細かい(笑)
しかし、ここに至るまでの苦労を見たかったし。アバンから出来上がって放送されて来たのにはビックリ。
雪次郎のアレコレをやっている間に出来上がっていたのですね。
なんか…なんかな……。(←汎用性が高い(笑))
なつが作ったアニメが放送されたことで、北海道の柴田家も大喜び。
テレビぐらい買え!
お前ら遅れてるもな。
うん?
労働組合作って賃金上げさせるべ。
え、待って……ちっともやらないんだねと思っていたアニメ業界の労働争議だけれど、まさかこんなセリフが伏線だとは言わないよね……。
『百獣の王子サム』は連続アニメだし、これからもまだ創作現場は描かれるのだからいいでしょ。という話なのかも知れないけれども、最初に至るまでの物語が欲しかったよね。
本日やっていた、動画の簡略化の話などやはり面白かったけれども、これも放送開始前に「苦労話」として見せてくれてこその黎明期のアニメーター物語だよね。
あんた、ええ加減にせえや!
あんたの要求聞いとったら、みんな4000枚ぐらい描かなあかんことになるやないか!
あの「鉄腕アトム」見てみいな。
あれ1000枚前後で出来てるっちゅう話やぞ。
「鉄腕アトム」という作品の魅力があっての話です。
ウチはウチらしい個性を出さなければ太刀打ちできないでしょう。
こんな話し合いも「サム」放送開始前に見せてほしかった。
イッキュウさん、思い切ってこういうことをやってはいけませんか?
それを決めるのはあなたです。
私はそれを最大限生かせるように、話の内容を考えてゆきます。
はい!
それじゃ、皆さん、よろしくお願いします!
え、なつって、作画班のリーダーとして呼ばれた偉い人だったんだっけ……。私が何か見逃しているのかな……。
肝心の(と思っているのは私だけぇ~~?)アニメ制作話を飛ばしてまでも入れ込んだ雪次郎は、何と北海道に帰っちゃったし(驚)
父さん、言ったべや。
諦める時は 潔く諦めれって。
もう悔いはねえんだ。
だから決めたのさ。
俺は菓子屋に戻る。
え゛ーーー…………
あんなに雪次郎に時間を割いたのに?やめる?
この人の「悔い」とやらに振り回される親、気の毒すぎる……。
この先は、もう演劇界には戻らないでね。としか言いようがないよ。これでまた戻ってしまったら、雪月も気の毒だし、よけいなエピソードでドラマの時間も割……(略)
父さん……俺を鍛えてくれ!
中途半端な菓子屋として、人間として、俺を鍛え直してくれ。
父さんのもとでもう一度やってみたくなったんだわ…。
本気か?
本気だ。
逃げてきたわけでねえんだな?
逃げてねえ…。
捨ててきた。
実際には劇団や芝居から逃げたわけではなくて、蘭子さんから逃げて来たんですけどね。
もう共演したから夢は叶ったのだとか、良い方に読むって手もあるけれども、そうじゃないもんね。あの時、受け入れてもらっていれば、たぶん今も東京に居るもんね。
当の蘭子の方は、「場を和ませるための冗談のつもりだった」(違訳)とか言い出す始末。
誰か、動いて~~。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
※キャスト
奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)
奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 清原果耶(子役期:田中乃愛)
柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)
戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真
小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴
山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)
山田靖枝 – 大原櫻子
阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑
岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)
川谷幸一 – 岡部たかし
川谷幸子 – 池間夏海
高山 – 須藤蓮
豊富遊声 – 山寺宏一
藤井 – 高木渉
仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
堀内幸正 – 田村健太郎
猿渡竜男 – 新名基浩
露木重彦 – 木下ほうか
山根孝雄 – ドロンズ石本
荒井康助 – 橋本さとし
大杉 満 – 角野卓造
語り… 内村光良
※スタッフ
脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利
アニメーション時代考証 – 小田部羊一
アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション
【なつぞら】
1(史実のモデルの話など前知識込み) 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24
25 26-28 29 30
31 32 33 34 35 36
37 38 39 40 41 42
43 44 45 46 47 48
49 50 51 52 53 54
55 56 57 58 59 60
61 62 63 64 65 66
67 68 69 70 71 72
73 74 75 76 77 78
79 80 81 82 83 84
85 86 87 88 89 90
91 92 93 94 95 96
97 98 99 100 101 102
コメント
連続テレビ小説『なつぞら』第102回
内容なつ(広瀬すず)たちが作ったテレビ漫画が始まる。みんな、大喜びするも、どうもスッキリしないなつ。当然、坂場(中川大志)も不満があるが、なつがアイデアを出して。。。敬称略えっと。。。。今作のコレまでの描写。。。特に、ここ最近の描写で。 テレビ漫画に“奥原なつ”と流れて、それに喜ぶ姿。。。っていうのは、”ドラマ”として、正しいのか?
なつぞら (第102回・2019/7/27) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト) 第17週『なつよ、テレビ漫画の幕開けだ』の 『第102回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 なつ(広瀬すず)たちの作ったテレビ漫画「百獣の王子サム」の放送が始まった。十勝の柴田家では富士子(松嶋菜々子)…
クリスマスケーキ>『なつぞら』第102話
雪次郎、予定調和で北海道へ帰還雪之助さんが納得するケーキが作れるほどある程度の修行は積んであるし―「諦める時は潔く諦めれ」という言葉も…
クリスマスケーキ>『なつぞら』第102話
雪次郎、予定調和で北海道へ帰還 雪之助さんが納得するケーキが作れるほど ある程度の修行は積んであるし― 「諦める時は潔く諦めれ」 という言葉も掛けられているし― “雪月”はこれから 北海道銘菓を作らなきゃならないし― 帰るフラグは立ちまくりだったわけだけど そこへと至る経緯がなあ… 感動的な“体”は装っているけど いや、装っているから余計に 視聴者を舐…