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NHK朝ドラ【なつぞら】第91回(第16週月曜日) 感想

亜矢美(山口智子)が営むおでん屋・風車に、なつ(広瀬すず)や咲太郎(岡田将生)、坂場(中川大志)、雪次郎(山田裕貴)たちが集まる。その中心にいるのは、北海道から上京している夕見子(福地桃子)。相変わらず独自の視点で恋愛について語っているが、なつにはまったく理解ができない。その夜、なつは夕見子に、どうして東京に来たのか、今どんな人と一緒にいるのか聞き出そうとするが…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「なつぞら」第16週「なつよ、恋の季節が来た」 第91話

2019年上半期朝ドラ『なつぞら』

サブタイトルからして、あまり見る気の起きない週なんですけれど~~まさか、恋だけがテーマではないだろうと思って見始める第16週。

アバンが丸々先週の宴会の続きだったのでビックリしたけれども、OPが開けてもまだ宴会の続きなのでもっとビックリする(笑)
 『なつぞら』第91回感想 宴会

 

ねえ、駆け落ちでもしてきたの?

世間一般の目から見たらそういうことになりますかね。

えっ、相手も大学生?

はい。 同じ大学です。

ご両親に反対でもされてるの?

そもそも親には何も言ってないので反対も何もないです。お互いに。

だって駆け落ちしたんでしょう?

だからそれは世間がそう見るかもしれないってだけのことです。

世間は関係ないでしょ、夕見のこと聞いてんの!

人は世間とは関係なく生きられるものでしょうか?

世間と関係なくは生きられないから駆け落ちしたんです。

このまま北海道にいたらさ、親にも分かって2人はどういう関係なんだとか、結婚する気はあるのかないのか認めるとか認めないとか、そうゆうことから自由になるためだわ。

 

夕見子、本当に何の感謝もなく、家族の事も何も考えない子に育ったね。

まぁ……家に居る時から「自由」というよりも勝手に生きていたから、こうなっても不自然さは無いけれど。

以前から書いて来たけれども、夕見子が家でことさら自由を主張してきたのは、「なつも自由に生きていいんだよ!」という善意の体現だと思っていた。

けれども、今から考えるとそれは善意ではなくて「何、良い子ぶって仕事ばかりしてるんだよ。私はお前と違って絶対やんないからなっ。」という反抗悪意の行いだったのかも(笑)

 

だってさ。
柴田家って別に何もそんなに不自由じゃないし監視体制の家でもないじゃん。

駆け落ちしたくなるような家というのは、もっと縛りが凄いんだって……幸せでワガママな夕見子が知らないだけなのか、脚本の認識が甘いのか……。

 

大学には戻らないの?

うん……それはまだ決めてないけど、そうなったらそうなったで別にいいと思ってる。

それはさすがにご両親にも言わないとね。
お金、ずっと出してもらってんでしょ?


(↑たまに良いこと言う女将)

 

「漫画映画は子どもが見るものだと決めつける考え方」

が、古いと主張する坂場くん。

何かしらの思想が意図されているのかどうかは、もっと自由に見る者に任せればいいと。

この辺が、夕見子の幼い駆け落ちと被せているのかどうかはよく分からん。

けれども、「文学・芸術としての漫画」への筋道が出来ていくのは面白い。

だから……もっと、アニメのことを中心にやろう……。

 

まあ、夕見子の彼氏がおんじ似(あきらかに怪しいつけヒゲやん!)だったのには、ちょっと笑ったけど。
 『なつぞら』第91回感想 夕見の彼氏

 

やっぱりねぇ……。

柴田家の子どもたちはみんな、おんじの心が欲しい。

実の娘である富士子以外。この剛男も、もちろん、なつも、「頼りにされていない」と感じている照男も、「あの子のイビキがうるさいからおじいちゃんと寝る」と言う夕見子さえ。 みんな、このオンジの承認を得たくて生きている。

子役時代のレビューに書いたけれど、夕見子、ここまで引きずってるじゃん。

そう考えると、本当に、父親なのに空気な剛男が哀れ(笑)

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
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※キャスト

奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)

奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 清原果耶(子役期:田中乃愛)

柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)

戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真

小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴

山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)
山田靖枝 – 大原櫻子

阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑

岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)
川谷幸一 – 岡部たかし
川谷幸子 – 池間夏海

仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
堀内幸正 – 田村健太郎
露木重彦 – 木下ほうか
大杉 満 – 角野卓造

語り… 内村光良

※スタッフ


脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利

アニメーション時代考証 – 小田部羊一

アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション

主題歌 – スピッツ「優しいあの子」


【なつぞら】
1(史実のモデルの話など前知識込み) 2 3 4 5 6
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コメント

  1. 連続テレビ小説『なつぞら』第91回

    「なつよ、恋の季節が来た」内容“風車”に集まり、なつ(広瀬すず)は、麻子(貫地谷しほり)坂場(中川大志)らと楽しい時間を過ごす。ただし、突如、上京した夕見子(福地桃子)が、話の中心に居た。なぜ、やって来たのかと、問い詰めるなつ。すると夕見子は。。。。。敬称略演出は、田中健二さん今回なんて、メインの話になったのは、10分過ぎ。辞めてくれよ。ほんと。短編映画をメインで描いてくれ!見たいのは主人公…

  2. なつぞら (第91回・2019/7/15) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト) 第16週『なつよ、恋の季節が来た』の 『第91回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 亜矢美(山口智子)が営むおでん屋・風車に、なつ(広瀬すず)や咲太郎(岡田将生)、坂場(中川大志)、雪次郎(山田裕貴)た…

  3. なつよ、恋の季節が来た>『なつぞら』第91話

    ​​​​​​​​​​​​​​​週の終わりだから、かろうじてスルーできた“風車”でのバカ騒ぎ一応、画面上は盛り上がるし何となく区切りはつくし水増しにはなるし…ね(酷)それ…

  4. なつよ、恋の季節が来た>『なつぞら』第91話

    ​​​​​​​​​​​​​​​週の終わりだから、かろうじてスルーできた “風車”でのバカ騒ぎ 一応、画面上は盛り上がるし 何となく区切りはつくし 水増しにはなるし…ね(酷) それが週を跨いで、まだ続いているとは!? おまけに、なつのトホホな酔っ払い演技 調子乗り過ぎと違う? …と思えちゃうし 坂場さんとの絡みは恋話のためなのがバレバレでアザトイ …と感じるし 酔っぱらった広瀬すず、​か…

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