なつ(広瀬すず)たちアニメーターのいる作画課に、新人の演出助手、坂場(中川大志)が突然やってきた。そして原画担当の下山(川島明)に、動画の動きについて、ずばずば疑問をぶつける。見ると、それはなつが描いた馬の絵だった。必死に意図を説明するなつに対し、淡々と理詰めで動画の矛盾を指摘してくる坂場。なつが追い詰められたその時、坂場の言いたいことはわかったと、下山がふたりの間に割って入ってきて…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「なつぞら」第12週「なつよ、千遥のためにつくれ」 第71話
そもそも『平清盛』では牛若丸はボクの弟なんで、もっと丁寧に描いてくれないと困るんですよ!そういえば昨日はすっかり失念していましたが、ライブアクションのシーンではボクは将来のボクと共演しちゃってたんですね。海の都から源氏も湧いてきますよブクブク……いや、出来杉くんじゃねーーし。
「この不器用な青年がやがてアニメーターとしてのなつに大きな影響を与えてゆくことになるかもしれません。」
「霊感です。」
私、どうも、勘違いしていた感がある。
坂場くんは、『火垂るの墓』や『ぽんぽこ』の高畑勲監督がモデルらしい。(東大卒)
あの、これは馬が崖を下っていくシーンです。
それは分かります。
牛若丸が馬に乗る訓練をしてるところですよね。
そうです。
ものすごい崖なんで加速して地面が迫ってきます。
だから牛若丸も馬も怖がりながら走ってるんです。
そんでこういう表情になるんです。
そこが分からないんです。
怖がっているなら、なぜ体が前につんのめってるんですか?
怖がっているなら体を後ろにのけぞらそうとしませんか?
いや、それでは速く走っているように見えないじゃないですか。
どうしてですか?
速く走っているから怖がるんですよね?
そうです。
だからそれを表情で表してるんです。
表情で説明していればそれで済むんですか?
子どもが見るものだからリアリティーは無視してもいいということですか?
という問題は、東洋動画の現在の漫画映画全体の問題だと、作画班は分かっていて仕事をしているらしい。
今やってるのだって、日本の時代劇にディズニーの要素を適当に入れてるだけじゃないか。
仕事に疑問を持つからこそ発展していくんだね。
こういう人たちが日本のアニメ文化を作ってきた人たちなのだと確かにそう思える回だった。
やっばりお仕事描写は面白い!
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
※キャスト
奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)
奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 田中乃愛
柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)
戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真
小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴
山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)
阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑
岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)
川谷幸一 – 岡部たかし
川谷幸子 – 池間夏海
仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
露木重彦 – 木下ほうか
大杉 満 – 角野卓造
語り… 内村光良
※スタッフ
脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利
アニメーション時代考証 – 小田部羊一
アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション
【なつぞら】
1(史実のモデルの話など前知識込み) 2 3 4 5 6
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コメント
巨炎さん
>でも義経を弟と認識した頃の頼朝は今、なつの駄目兄貴なんですが
ライブアクションの時に2人の頼朝が時空を超えて顔合わせしちゃってましたね(笑)
>なつ姫に貢ぐだけだった、これまでのイケメン達とは一味違う様。
だといいんだけれど。すぐにヒヨりそう(笑)
なつぞら (第71回・2019/6/21) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト) 第12週『なつよ、千遥のためにつくれ』の 『第71回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 なつ(広瀬すず)たちアニメーターのいる作画課に、新人の演出助手、坂場(中川大志)が突然やってきた。そして原画担当の…
連続テレビ小説『なつぞら』第71回
内容なつ(広瀬すず)たちが“わんぱく牛若丸”の作画を続ける作画室に、演出助手の坂場(中川大志)がやって来る。下山(川島明)に、馬の動きがオカシイのではと指摘。そこは、場面を担当したなつが説明することになるが。。。。敬称略“霊感です”きっと。。面白いと思ってるんだろうなぁ。。。そういうニオイがプンプンするよ(苦笑)
リアリティ>『なつぞら』第71話
今日の良かった探しももっちが飲んでいたのがコーヒー牛乳だったこと(多分)職場での昼食がコッペパン&牛乳なのは『ひよっこ』も同じだったけどひじ…
リアリティ>『なつぞら』第71話
今日の良かった探し ももっちが飲んでいたのが コーヒー牛乳だったこと(多分) 職場での昼食がコッペパン&牛乳なのは 『ひよっこ』も同じだったけど ひじゅには牛乳苦手なんだよな>だから何? え? そんな細かいところはどーでもいい? メインの内容の感想を語れ? ススススミマセンスミマセン! では、メイン行きま~す …ひじゅにですが何か? 「牛若丸の…
>牛若丸はボクの弟なんで
あの頃の少年が、すっかり手足も伸びましたか。
でも義経を弟と認識した頃の頼朝は今、なつの駄目兄貴なんですが。
何はともあれ、なつ姫に貢ぐだけだった、これまでのイケメン達とは一味違う様。
B子の顎支持やツッコミも楽しく
主役が無駄にチヤホヤされない展開は話が引き締まる。
ぶっちゃけ、なつのバックボーンは、もうどうでもいいとしか思えない訳で。