なつ(広瀬すず)と富士子(松嶋菜々子)は、光子(比嘉愛未)の好意で川村屋の従業員アパートに泊まり、咲太郎を探すことになった。
その夜、富士子は、東京に来る前に夕美子(福地桃子)から言われたある言葉をなつにぶつける。すると、富士子からの思わぬ発言に突然泣き始めてしまうなつ。
日が変わり川村屋の店内。なつと富士子のもとに信哉(工藤阿須加)が駆け込んできて、気がせいたようにふたりに近寄り…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「なつぞら」第5週「なつよ、お兄ちゃんはどこに?」 第28話
出かけていたので、平成から令和にjumpして最初の記事です。明けましてこんばんわ。
朝ドラ3回分になってしまったので、サラッと。
第26回 信さんがやって来る
物語は始めに戻ったわけです。
信さんが柴田牧場へやって来て、柴田家の面々はそれぞれ複雑な気分。
跡取り候補を取られる気がしている泰樹おんじ。
姉妹を取られそうな気がしている夕見子と明美。
兄の座を奪われる気分の照男。
しかし、信さんは本当にただ なつの無事を確かめに来ただけだった。
信さんが新聞配達をしながら夜間の大学に通っているという話を聞き、「偉い!それこそ大学に行く意味だよね!」と膝を叩く富士子と、突然家事労働を始める夕見子が面白い。
信さんはすぐに帰ってしまったけれども、咲太郎が新宿の芝居小屋に居るかも知れないという話を聞き、なつを東京に連れて行こうと決心する富士子。
第27回 おら東京さ行くだ
「なつと富士子さんは十勝から2日かけて東京の新宿にやって来ました。」
ということで、信さんの案内で、咲太郎を知っているという新宿の有名パン屋「川村屋」に入る2人。
出迎えてくれたのは、川村屋のマダム・前島光子。モデルは恐らく新宿中村屋の創業者・相馬黒光さんでしょう。
比嘉愛未さんがメッチャ綺麗。
マダムと、たまたま来た角筈屋書店の社長が言うことには、咲太郎はムーランルージュという劇場が新装された22年辺りからずっとそこで小僧をしていたのだそう。
ムーランルージュが好きだったんだろう。
結局はストリップの人気に押されて潰れてしまったけどね。
いつか咲ちゃんも役者になりたかったんじゃないかな。
ムーランルージュに居たという歌手を訪ねて近くのクラブにも行ってみたが、咲太郎の行方は知れず。
「おらアイドルになる」のはヒロインではなくてヒロインの兄だった。
マダムは親切に宿を貸してくれたけれども、実は咲太郎を追っている模様……。
よろしいんですか?
あんなやつの身内に情けをかけて。
だからよ。
あの子がいれば捕まえられるかもしれないでしょ。
あの子は人質……ですか?
そうよ。
誰が逃すものですか。
借金でも踏み倒したの!?
第28回 母さんを取らないで
マダムが用意してくれた従業員用の寮を宿にして、咲太郎探しをすることにした2人。
富士子さんは、なつに夕見子の受験の話をする。
別に何になりたいわけじゃなくて自由になりたいんだって。今でも十分自由にしてんのにね。
夕見らしいわ。
母さん、寂しいの?
私がいるしょ。
夕見子にね、言われちゃったのよ。
何て?
土地に縛るのは なつだけにしてって。
そんな気ないからね。いいんだよ。
もしも……もしもよ、いざという時には、私のことは無理に母親だと思わなくていいからね。おばさんだと思えばいいのよ。ほら、9年間も一緒に過ごしたおばさんだと思えば、逆に家族と同じだって思えるしょ?
どんなことがあってもなつのことは応援してるし、いつでも味方になってくれる人だと、そんなふうに思ってくれたら、私は、それで……。
夕見子に言われなければ気づかなかった なつの「自由」である。ほぼほぼ後継ぎ候補だもんなぁ。
そのせいで兄を探したいと言えなかったのでは、と考えた富士子さんの優しさ。
けれども、なつは泣き出すのだった。
どして……そんなこと言うの?
したから東京に連れてきてくれたの?
私をお兄ちゃんに返そうとしたの?
違うわよ!
やだ!
やだよ……私から母さんを取らないでよ……母さんを取らないでや…。
ごめん…。
そんなつもりで言ったんじゃないんだよ。
なつが最初に十勝に来た時に「子どもらしくない」あざとさで富士子さんに抱きついたことを思い出す。
今の なつは全くあの時と違うね。本当に柴田の子になっている。
貰い泣いたシーン。
けれども。
咲太郎が見つかり、結局なつは東京で暮らすんだろうな。
まぁ、それは柴田よりも兄を選んだという事ではなく、絵を描くという夢のために。
雪月の雪之助が新宿川村屋で修行していたので、雪次郎も恐らく川村屋へ修行に来るだろうという下地はできた。
東京篇が始まるんだなぁ……。
兄との再会は明日へ。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
※キャスト
奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)
奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 田中乃愛
柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)
戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真
小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴
山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)
阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑
岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)
仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
露木重彦 – 木下ほうか
大杉 満 – 角野卓造
語り… 内村光良
※スタッフ
脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利
アニメーション時代考証 – 小田部羊一
アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション
【なつぞら】
1(史実のモデルの話など前知識込み) 2 3 4 5 6
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コメント
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内容咲太郎を捜すため、東京へやって来たなつ(広瀬すず)富士子(松嶋菜々子)“川村屋”のマダム光子(比嘉愛未)の好意で、寮に泊まりながら捜すことに。そんななか、富士子から、あるコトを言われ、涙するなつ。そして信哉(工藤阿須加)から咲太郎の情報がもたらされる。。。。。敬称略内容らしい内容が無く。もう、完全に“お休みモード”だね。で、同時に、あからさまな方言の強調と俳優の前面押し。あざとすぎるだろ…