NHK朝ドラ【なつぞら】第89回(第15週金曜日) 感想

東洋動画では、なつ(広瀬すず)のアイデアにより脚本が固まり、ようやく短編映画の制作が動き出す。坂場(中川大志)は新人の神地(染谷将太)とともに絵コンテの作業に進もうとするが、なんでも勝手に決めてしまう坂場のやり方に、麻子(貫地谷しほり)は違和感を覚える。その頃、咲太郎(岡田将生)は、蘭子(鈴木杏樹)、雪次郎(山田裕貴)たち所属俳優をスタジオに集め、ある海外映画の吹き替えに臨もうとしていて…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「なつぞら」第15週「なつよ、ワクワクが止まらない」 第89話

2019年上半期朝ドラ『なつぞら』

そんな!
えっ!

それじゃ、私が人のことを考えられないみたいじゃないですか。

 

怒らなくていいのよ。
それが若さってもんでしょ。
(←否定なし)

 

ほんコレ~~~~……。
でも、朝ドラヒロインのほとんどはコレだよね。

視聴者も何作も何作も見て、まぁ、「優しくて思いやりあって素直で人を立てて賢くていつも正しくて卑屈じゃなくてポジティブで……」なんて人間はいないのだからヒロインもそうであるのが自然だよねぇ……と思えるようになるのである……大抵は。

問題は描き方であって、そんなヒロインが全て正しいように進んでしまった時に視聴者から「ヒロインの人生」に不満が生じるんじゃないかな。

個人的には、そういうこと(主人公の性格がどうの)よりも、物語が変…と思った時にイラっとする方なんですけど。それはその都度書いているので、今日はもういい。

 

本日はほとんどがアテレコシーンで、大変面白かった。

雪次郎は散々演劇に触れて来たのだから、なまりのことは「今さら~~?」だけれども、まぁ、こういうことで苦労している俳優さんが多いという描写としては頷けた。

万の声を使い分けると言われる山ちゃんよ……すごい(笑)

まぁね、ここでくじけて北海道に帰る事も出来ないし。頑張れ、雪次郎。

 

新しい事にリハなしで挑戦しようとしている声優軍団の方はまあ色々と仕方ないにしても。

 

マコちゃん先輩蚊帳の外案件に関しては見ていて辛い。

辛いけれども、これ、才能の問題だから仕方ないのよね。

「物語を作る」アニメーターなんて考えもせずに、絵の技術と才能だけでやってきたマコちゃん先輩に対して、新人たちはオールマイティに作品を作る才能と夢に溢れていた。

芸術の変革期だよね。

だから、それを嘆く事はなく受け入れるこの女性は本当に素晴らしい。

 

それより……

声を探したいと思った時には兄に相談することはできます。

え、声を探したい時は、兄の会社をよろしくお願い致します、だよね。

こういうところだよ。
「え?」って言われるの(笑)

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
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※キャスト

奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)

奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 清原果耶(子役期:田中乃愛)

柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)

戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真

小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴

山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)
山田靖枝 – 大原櫻子

阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑

岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)
川谷幸一 – 岡部たかし
川谷幸子 – 池間夏海

仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
堀内幸正 – 田村健太郎
露木重彦 – 木下ほうか
大杉 満 – 角野卓造

語り… 内村光良

※スタッフ


脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利

アニメーション時代考証 – 小田部羊一

アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション

主題歌 – スピッツ「優しいあの子」


【なつぞら】
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コメント

  1. くう より:

    巨炎さん
    >制作側が主役を甘やかしているか否か、
    視聴者側がそれを許容するか否かが問題な訳で…。

    白でも黒!を押し通す強さを好ましく描けるか、白だけど黒ってことでひとつ❤みたいな展開を視聴者が甘受し続けなきゃならないか……ですね^^;

  2. 連続テレビ小説『なつぞら』第89回

    内容坂場(中川大志)の助言もあって、短編映画の展開を決めたなつ(広瀬すず)ようやく、本格的な制作が始まる。坂場は、神地(染谷将太)とともに、絵コンテを作り始めるが、その姿に麻子(貫地谷しほり)が。。。。敬称略。。。。開始3分で、咲太郎って。。。。なんだよ。それ。ってか。う===ん。。。。。。。短編映画は?戻ってきたのが10分過ぎ。。。。。誰が主人公だよ。。。。いやいや、気になったのは。仲、井…

  3. 巨炎 より:

    まー、要するに制作側が主役を甘やかしているか否か、
    視聴者側がそれを許容するか否かが問題な訳で…。

    渡辺あやなんか小原糸子を千尋の谷に突き落とし
    登ってきた所をまた突き落としていましたが。

  4. なつぞら (第89回・2019/7/12) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト) 第15週『なつよ、ワクワクが止まらない』の 『第89回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 東洋動画では、なつ(広瀬すず)のアイデアにより脚本が固まり、ようやく短編映画の制作が動き出す。坂場(中川大志)は…

  5. ピカレスク>『なつぞら』第89話

    ​​​​​​​​​​​​​​​思ったよりもずっと存在感も存在意義もなかった(酷)咲太郎にようやく方向性というか、一貫した動きが出てきたことやそれに雪次郎も絡ませて当時の…

  6. ピカレスク>『なつぞら』第89話

    ​​​​​​​​​​​​​​​思ったよりもずっと 存在感も存在意義もなかった(酷)咲太郎に ようやく方向性というか、一貫した動きが出てきたことや それに雪次郎も絡ませて 当時のアフレコ現場に有り勝ち(と思われる)アレコレを コミカルに描いているところは良かった ただ そのアレコレの一つであり 雪次郎の最初の挫折(と思われるもの)が 故郷ナマリって… そりゃあ難しいことだろうし 結構よ…

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