乳業メーカーをめぐる富士子(松嶋菜々子)と剛男(藤木直人)の対応に、泰樹(草刈正雄)は心を閉ざしてしまう。
その夜、なつ(広瀬すず)は、泰樹と気が合わない剛男となぜ結婚したのか、富士子に尋ねる。すると富士子は、剛男が抱えていた境遇や結婚に至った経緯を静かに語りだした。
そしてなつは、演劇部の練習室を訪問。泰樹のために、自分にできることはあるか、顧問の倉田先生に尋ねる。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「なつぞら」第3週「なつよ、これが青春だ」 第18話
NHKの朝ドラ公式はドラマが終わるとすぐに撤去されてリンク切れになっちゃう。
だから、もうあまりリンクしないようにしてるんだけど、あまりにも面白いからみんな見て(笑)
安田:そんなこと言ってもね、“(笑)”ってつけておいてもらえれば、だいたい大丈夫ですから(笑)。
ってことで、やっと剛男の過去が語られた18話。
母さんと父さんは恋愛結婚だったの?
何人かいるうちの一人だったのよ。
なんと……。
私が19になった時にね、じいちゃんが私を連れて農家を一軒一軒回って、一人一人私に候補者を見せて歩いたのよ。
「見合い結婚」というか、何人も男を用意し、娘に選ばせるという、ものすごい殿さま結婚。
もっとも、それは富士子ちゃんが美人でモテたからというのはある。つまり「男の方に選ぶ権利はないのかよ?」という話ではなく、男の方は選ばれたくて仕方ない状態での選ばせ婚だったらしい。新しい。
剛男は、他の候補を引き立たせるために入れたらしいが、富士子ちゃんは休憩時間に1人だけ読書をしていた剛男を選んだのだった。
父さんは家の事情で、高等小学校途中でやめてね、家族で北海道に渡ってきた人なのよ。じいちゃんと同じ北陸から。
本当はもっと勉強したかったんだって。
じいちゃんからしたら同郷のよしみで候補者に入れたってだけなんだけどね。
それに青年団の集まりなんかでも、父さんのことはよく見かけてたのよ。そん時もいっつも本読んでた。
本読みながら誰よりも母さんのこと見てるのも知ってた。
つまりは富士子ちゃんも剛男を気にしていた。
恋愛結婚のようなもんだね。
(そしておんじの故郷は北陸なんだね……真田の郷じゃないんだね……)
じいちゃんはね、組合のことに理解がないわけじゃないのよ。
父さんが農協で働く時だって「あいつにはそっちの方が向いてるだろう」って喜んでるみたいだったし。
剛男がいるから意固地になっているわけではなく……。
むしろ、富士子の母が病で倒れた時に冷害で貧しくて医者が来てくれず手遅れになった経験から、組合を欲していたらしい。
じいちゃんはね、一人で北海道に渡って一人で荒れ地を耕して、苦労して苦労して10年も一人でいて、そんでもって農家の一人の娘にほれてその家に通い詰めては畑を手伝ってやっと結婚の許しをもらえて……。
その人をお金がなくて亡くした時には本当に悔しかったと思う。
こうやって、つまり、組合は正しくて、じいちゃんは昔ながらのやり方に固執しているだけ……のような結論になったらしい。
祖父ちゃん側の「なぜ組合に反対するか」という理論的な説明も聞きたかったんだけど。ないのかな。
後の時代だったら、大きな組織は横領するから信頼できないとかマージン貰ってるから信用できないとか、そういう話も出て来るのかも知れないけれども、この時代なら無さそうだし。
とにかく。
じいちゃんを説得する演劇に出演することになってしまった、なつ。
女優になれ。
女優として舞台に立て。
お前が出ていなくても、おじいさんは芝居を見に来てくれるのか?
たしかに。
夕見子が出ると言っても見に来ないかも知れないけれども、なつなら来るよね。
ねえ、じいちゃん…。
やっぱり、じいちゃん大好き。
おいおいおい……バカ。
いちいち家族にんなこと言うな。
天陽くんのところに干し草も持って行っていいことになった。チョロイぜ、おんじ。
まあ、こんな可愛い孫に言われたら芝居だって行くっきゃないじゃん。
なぜ現在は酪農家見習いで、将来はアニメーターになるヒロインが、ここで演劇……という話でもあるけれども、おんじの笑顔にホロっとなってしまったので好しとしてね(笑)
むしろ、どんな芝居か楽しみ。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
※キャスト
奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)
奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 田中乃愛
柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)
戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真
小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴
山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)
阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑
岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)
仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
露木重彦 – 木下ほうか
大杉 満 – 角野卓造
語り… 内村光良
※スタッフ
脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利
アニメーション時代考証 – 小田部羊一
アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション
【なつぞら】
1(史実のモデルの話など前知識込み) 2 3 4 5 6
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コメント
なつぞら (第18回・2019/4/20) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト) 第3週『なつよ、夢の扉を開け』の 『第18回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 乳業メーカーをめぐる富士子(松嶋菜々子)と剛男(藤木直人)の対応に、泰樹(草刈正雄)…
連続テレビ小説『なつぞら』第18回
内容やって来た乳業メーカーへの対応を巡って、剛男(藤木直人)富士子(松嶋菜々子)と泰樹(草刈正雄)が対立してしまう。なつ(広瀬すず)は、富士子から、剛男との出会いや、泰樹との関係、今まであった出来事を知らされる。敬称略今回の話は、いったい。。。。。!?そらね。普通に考えれば、“日常会話”だろうし。物語の補足なんだろうけど。なにを、どう捉えて良いかが、よく分からないです。強引に演劇を混ぜている…
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