高校卒業後、東京行きが決まったなつ(広瀬すず)。卒業式を終えた日、夕見子(福地桃子)のもとに、北海道大学から封書が届く。緊張する柴田家の家族をよそに、さっと受け取る夕見子だったが、封書を持って二階に上がったきり戻ってこない。心配する泰樹(草刈正雄)や富士子(松嶋菜々子)たち。部屋を覗くと、合格通知書を握り締めて眠りこける夕見子の姿があった。数日後、いよいよなつが東京へ旅立つ日がやってきた…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「なつぞら」第8週「なつよ、東京には気をつけろ」 第43話
「ごごナマ なつぞらスペシャル」を見ていたら、こんな時間になってしまった……。
山田裕貴さんは自分の中では『トモダチゲーム』とか『ライヴ』とか軽いホラー班だったりする。
でも、カワイイ役柄も好き。一番好きなのは『3人のパパ』。
さて、今日の内容は、先週の土曜にやれば締まりが良かったのにと思われる雪月送別会。
なつと雪次郎が東京に出て行き、夕見子は北大に合格して家を出るのである。
雪月送別会で初めて顔を合わせるNACS(笑)何の話をしているのか聞いてみたいもん。
一生懸命、勉強します。
雨にも負けず風にも負けず、雪次郎にもなつの厚かましさにも負けぬ、丈夫な頭を持ちます。
という夕見子の挨拶を聞いて、この子も柴田家の長女として色々と複雑な思いを抱えて来たんだろうなぁ、と思った。
いつも一人で生きてるような顔して、両親に甘えてる描写も全くなかったもんね。
自分の家の中に入りこんできた新たな面倒な娘のせいで、自分がワガママ言う余裕がなくなった。
これは「夕見子は優しい子」なんていうひと言では済まない話だと思う。わずか9歳の時からこの状態なのだから、嫉妬で変な方向にグレなかったのは本当に賢かったからだ。
両親は絶対的な自分の両親だという自信と、この家は自分の家だという圧倒的な自信がなければ子どもの頭では対応できないことで、北海道篇はもう少し夕見子を大事に描いてくれても良かったと思うのだった。
できれば……家族の傍で酪農を手伝いたいと思ってたことも本当です。
だから、それを裏切るのはとてもつらいけど……厚かましいけど…。
は、もう散々先週やったので、柴田家以外の前で言わなくてもよかったんじゃないかな~~とかモヤモヤしつつ、自分がなつを連れて来たくせに、ちっとも なつの大事な事に絡んで来なかった剛男がやっと父親っぽいこと言ったな、と思いつつ、
それは裏切りじゃない。
そういうことは、おんじが先週言ったよ、と思いつつ……。
天陽くんのオープン告白に持って行かれる会。
なっちゃん、今まで本当にありがとう。
俺は なっちゃんが好きだ。
それはこれからも変わらない。
清々しい天陽くんのオープン「好きだ」は、もう恋愛対象の話ではないよね。
2人の恋はここで終わり、ずっと友情なんだな……と悟ったような山田家の両親の表情が一番印象に残ってしまった。
そして、全体的には、ラストのおんじに全部持って行かれた回だった。
おんじ、泣かないで、おんじ……(泣)
寂しくても頑張って生きよう。
関ヶ原はまだ終わってはいない。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
※キャスト
奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)
奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 田中乃愛
柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)
戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真
小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴
山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)
阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑
岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)
仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
露木重彦 – 木下ほうか
大杉 満 – 角野卓造
語り… 内村光良
※スタッフ
脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利
アニメーション時代考証 – 小田部羊一
アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション
【なつぞら】
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コメント
千早太夫さん
>多分、夕見子が酪農に興味がなかったことも大きいのではと思います。彼女がもし酪農に少しでも興味があったら、なつに嫉妬して互いにギスギスしたかもしれません。
それすらも実は「酪農に興味を持たないようにした」葛藤があったの、かも、知れません。その辺は描き方が薄いのでよく分らないです。
ドラマ的には幼少期から青春期まで、夕見子はなつのために「自由の手本」を見せる役割でした。
東京篇ではほぼ出演がなくなるだろうから寂しいですね。
確かに夕見子ちゃんは真っ直ぐに育ちましたよね。
彼女がヒロインの朝ドラも面白いかも…という気がします。北大を出て雪次郎とともに雪月を北海道一の菓子メーカーに育てる物語とか(笑)。
第1週の1〜2回のころ、なつに服を貸すのを嫌がった時には「こりゃ、前途多難だなぁ」と思ったものですが、杞憂でしたね。
多分、夕見子が酪農に興味がなかったことも大きいのではと思います。彼女がもし酪農に少しでも興味があったら、なつに嫉妬して互いにギスギスしたかもしれません。一時、照男兄ちゃんがなつに嫉妬したように。
むしろ夕見子にとってなつは、自分の代わりに酪農に勤しんでくれる有難い存在だったのかも。
ごごナマ録画見ました。福地さんファンとしては、彼女の姿を堪能できて良かったです。
東京編は楽しみですが、夕見子ちゃんの出番が少なくなることが残念ですね。
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NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト) 第8週『なつよ、東京には気をつけろ』の 『第43回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 高校卒業後、東京行きが決まったなつ(広瀬すず)。卒業式を終えた日、夕見子(福地桃子)のもとに、北海道大学から封書が届…
連続テレビ小説『なつぞら』第43回
「なつよ、東京には気をつけろ」内容卒業式を終え、夕見子(福知桃子)のもとに、大学の試験結果が届く。なつ(広瀬すず)たちは、緊張するが、夕見子は部屋へと。。。。敬称略演出は、木村隆文さんもう、全力で“朝ドラ主人公”だね。積極的に喋るわ。指示は出すわ。。。。。夕見子曰く。。。《厚かましい》らしい(苦笑)
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