NHK朝ドラ【なつぞら】第134回(第23週火曜日) 感想

病院を抜け出してきた天陽(吉沢亮)は、アトリエに籠もり、徹夜で描き続けて一枚の絵を完成させる。天陽は、一晩中寄り添っていた靖枝(大原櫻子)を起こし、絵が出来たことを伝えると、病院に戻る前に畑を見てくると言い残して、アトリエを後にする。夏が終わる頃、遅めの夏休みをとったなつ(広瀬すず)は娘の優を連れて十勝にやってきた。久しぶりの里帰りに富士子(松嶋菜々子)は温かく迎えてくれるが…。
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「なつぞら」第23週「なつよ、天陽くんにさよならを」 第134話

2019年上半期朝ドラ『なつぞら』

母さん……僕のあの帽子、どうしたんでせうね……。

 

と、思わず言ってしまったのは私だけではあるまい……

え、私だけですか。いいえ、何でもありません……。
 

 

なんで帽子、飛ばしたん……という以外は特にベタすぎる演出はなく。

一人で畑とか、フラグ以外の何でもないだろう~~以外のツッコみも無く、天陽くんは旅立ったのだった。

 

馬の絵を仕上げ、親が捨てようとした荒れた地を自分の力で立て直し、その地で死んだのだから、きっと満足だろう。そう考えなきゃ。

ただただ、その馬の下にあった絵を考えると……。

妻が気の毒に思えてしまう。
出番もほとんどなかったし。

最期は2人の時を過ごさせてもらって良かったな。
 『なつぞら』第23週第133話感想 妻

 

もっとベタベタ天陽くんの死を描き、ヒロインをわーわー泣かせるのかなと思っていたので、そこは無くてよかったな。

 

それよりも、牛の搾乳がすでに機械で行われていること。

すでに馬はいないこと。

そして天陽くんの馬は先だって寿命を迎えたこと。

そういう当たり前の事が当たり前に描かれているのがとても良かった。

 

天陽くんの仏壇に手を合わせる時に、そんなことは恐らく初めての優ちゃんが、ママの方をチラっと見てから真似するのも良かった。

 

天陽くんの死がベタベタ描かれなかったのは優ちゃんが一緒に居たからという部分が大きく、視聴者的にも救われた気持ち。

 

しかし、今週のタイトルがタイトルだから、今週いっぱい引っ張るのかな……。あっさり逝かせてやってほしい。

 

さようなら、天陽くん。
『なつぞら』第23週第134話感想


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※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
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※キャスト

奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)

奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 清原果耶(子役期:田中乃愛)

柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)

戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真

小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴

山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)
山田靖枝 – 大原櫻子

阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑

岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)
川谷幸一 – 岡部たかし
川谷幸子 – 池間夏海
高山 – 須藤蓮
豊富遊声 – 山寺宏一
藤井 – 高木渉

仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
堀内幸正 – 田村健太郎
猿渡竜男 – 新名基浩
露木重彦 – 木下ほうか
山根孝雄 – ドロンズ石本
荒井康助 – 橋本さとし
大杉 満 – 角野卓造

語り… 内村光良

※スタッフ


脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利

アニメーション時代考証 – 小田部羊一

アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション

主題歌 – スピッツ「優しいあの子」


【なつぞら】
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コメント

  1. 連続テレビ小説『なつぞら』第134回

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