長編映画を任されることになった下山(川島明)の誘いにより漫画映画の演出をすることになった坂場(中川大志)。再び映画に携われるとなつ(広瀬すず)に報告し、なつへの想(おも)いも伝える。そしていよいよ、下山を中心に長編漫画映画の制作が始まるが、演出の坂場のこだわりが強く、一向に脚本が進まない。見かねた仲(井浦新)は、坂場と神地(染谷将太)に声をかけるが、仲に心を開かないふたりは聞く耳をまったく持たず…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「なつぞら」第18週「なつよ、どうするプロポーズ」 第105話
早く貴女のキアラを見せて下さい!
ぇっ……ヤダん……なんかーーやらsーー(やめろ……)
キアラのキャラクターはこうじゃないんです!
神の怒りと人間の愛に引き裂かれていくような登場人物なんです。
何度言ったら分かるんですか?
こういう説明的で分かりやすいキャラクターじゃないんです!
何か……そこまで、なつじゃ出来ないと思い、締切りが延びていくなら、いっそキアラは社内プレゼンにするとかみんなで考えるとか神っちをデザイナーにするとか……すればいいんじゃね……と思ってしまう私がいる。
あなたがどうしたいのかを考えてあなたの頭の中に向かって絵を描くのは、これ以上無理です。
あなた一人が作っているわけじゃないので。
演出家から出来ていないと怒られているのに、この言い分も……強いな(笑)
坂場くんの拘りと なつの自信を描写したいのだろうが、キャラクターの段階でこんなにつまづくこともあるまい。もっと他の事でもこだわっている様子を描いてあげたら~~。
仲さんの助言を坂場くんは拒否し、神っちまで、
あの人に泣きついたらおしまいだよ。
永久に新しいものなんかできなくなる。
と言う始末。
仲さんのセリフの中にたびたび出て来る「わかりやすさ」や「子どもが理解できるもの」という考えを「古い」の象徴にしているんだろうなぁ。
もちろん、この時代、アニメは完全に子どもの物であり、そう考えるのが当然なのである。
高畑監督や宮崎監督たちが、やがてアニメを広く年代に関わらず受け入れられる映像作品になる礎を作ったわけで、この時代はまだちょっと天才たちの構想実現には早いんだよね。
映画が成功したら、結婚する。
この時代の男としては、家を支えられる収入と地位がなければ結婚などできない……という考えなのだろうけれども……
『太陽の王子 ホルスの大冒険』が興業的にどうなったかも、奥山玲子さんと高畑勲が結婚しないことも分かっているのでどうなるんだか。
しかし、奥山さんのご主人にあたる追加キャストは無いようなので、上手く行くのかもね、
史実のモデルはあくまでもモデル、ということらしい。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
※キャスト
奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)
奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 清原果耶(子役期:田中乃愛)
柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)
戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真
小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴
山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)
山田靖枝 – 大原櫻子
阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑
岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)
川谷幸一 – 岡部たかし
川谷幸子 – 池間夏海
高山 – 須藤蓮
豊富遊声 – 山寺宏一
藤井 – 高木渉
仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
堀内幸正 – 田村健太郎
猿渡竜男 – 新名基浩
露木重彦 – 木下ほうか
山根孝雄 – ドロンズ石本
荒井康助 – 橋本さとし
大杉 満 – 角野卓造
語り… 内村光良
※スタッフ
脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利
アニメーション時代考証 – 小田部羊一
アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション
【なつぞら】
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コメント
なつぞら (第105回・2019/7/31) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト) 第18週『なつよ、どうするプロポーズ』の 『第105回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 長編映画を任されることになった下山(川島明)の誘いにより漫画映画の演出をすることになった坂場(中川大志)。再び映…
連続テレビ小説『なつぞら』第105回
内容坂場(中川大志)からプロポーズされたなつ(広瀬すず)困惑しながらも、即諾したなつだったが、坂場は、長編映画が成功したら。。。と続けるのだった。その後、長編映画の制作が始まるのだが、演出になった坂場は、細部にまでこだわり、脚本、作画が、ほとんど進まない状態になっていた。それを見て、仲(井浦新)が声をかけるのだが、坂場、神地(染谷将太)のこだわりは、強く。。。。敬称略それにしても、なんだかね…
クリフとキアラ>『なつぞら』第105話
ももっちったら親友なつの恋の噂は確証もないままに広めるのに自分の恋は今日まで隠していたとは(笑)その、ももっちが言うには女性社員の主目的は結婚…
クリフとキアラ>『なつぞら』第105話
ももっちったら 親友なつの恋の噂は確証もないままに広めるのに 自分の恋は今日まで隠していたとは(笑) その、ももっちが言うには 女性社員の主目的は結婚相手探し つまり、東洋動画は婚活の場 ってことだよね 確かに社内恋愛→結婚が目白押しの様子だけど 発表されるまで浮いた様子がほとんどないし 当時にしては、皆が晩婚 現実もそうだったから? 大森が男女のことを描くの…