NHK朝ドラ【なつぞら】第108回(第18週土曜日) 感想

なつ(広瀬すず)から事情を聞いた咲太郎(岡田将生)は、妹の不憫(ふびん)さに胸が締め付けられる。その時、なつを訪ねて坂場(中川大志)が風車にやってくる。なつに謝罪をしたいという坂場に対し、どうしても許すことができない咲太郎は、帰れと言う。しかし、なつと咲太郎、亜矢美(山口智子)を前に、坂場はこれまで口にしてこなかったなつへの思いを語り出す。なつと結婚させてほしいと懇願する坂場に、兄の咲太郎は…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「なつぞら」第18週「なつよ、どうするプロポーズ」 第108話

2019年上半期朝ドラ『なつぞら』

もういい。
そんなやつとわざわざ結婚することはないよ。

よし、忘れちまえ。
こっちから願い下げだ。

 

俺に任せろ!
東洋動画の中庭の池にまた突き落してやる!!

 『なつぞら』第18週第108回 感想 兄さん

 

って、さすがにならなかった。
(いや、あの時も、突然の会社に殴り込み、充分変だったぞ)

 

個人的にはお仕事ドラマがすぐに恋愛パルピ方面に持って行かれるのはあまり好きではないのだけれども、朝ドラの場合は「お仕事ドラマ」というわけではないし、一代記に恋愛・結婚・子育てが入るのは当然なので、描き方によって、好きだったり嫌いだったりする。

(恋愛脳しかないのかよ!!みたいなのは論外だけどぉ)

このドラマでも、ここ要る~~と思う恋愛やホームドラマにイラっとする事もあるけれども、今回のプロポーズに関するシーンはホロっとするセリフが多くて好き。

 

坂場くんの

「僕は絶対君に不憫な思いはさせないから。」

には、言われたかったな、これ、と思ったし(「不憫」って表現が古風でいい)、今日のセリフにもグッときた。言葉の表現の美しさはやはり大森寿美男さんだなぁと思うのである。

勘助。
わしには見えるらよ。
勘助の中に咲いてる花が。



の大森さんである。
『風林火山』の言葉の美しさには毎回ウットリしたもんなぁ。

 

ゆうべ一晩、あなたのことを思い……あなたを失う恐怖を感じました。

それで分かったんです。
あなたが今までどれほどの恐怖を味わってきたか。
大切なものを失う怖さをどれほど味わってきたか…。

そのことを一晩考えました。
あなたの気持ちになりたくて考えました。
あなたに少しでも近づきたくて、考えたんです。

 

昨日の記事にも書いたけれども、戦争で家族を失ってから なつがどんなに居場所を失うのが恐くてあざとく生きて来たか。

恐らく、家族も全員無事で家も無事で失くすものの少なかった坂場くんには、言われるまで想像できなかったのだろう。

 

もう一緒に漫画映画は作れないかもしれないけど、あなたの人生を作ります。

一生かけて一緒に作ります。


『なつぞら』第18週第108回 感想

 

若さゆえーー……の。この真剣さがいいよねーー。

言われてみたかったな(too)

 

東洋動画のみんなが舞台みたいにゾロゾロ出てきて、卒業式みたいに一言ずつ話すのはダサかった(あ、言った)けどぉ……。

まるで最終回のように感動的なハッピーエンドの恋バナだった。

 

で……

来週は北海道でホームドラマをやるのか。

それはあまり引き延ばさなくてもいいんじゃないかな(汗)

もっと……

アニメを……。

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
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※キャスト

奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)

奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 清原果耶(子役期:田中乃愛)

柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)

戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真

小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴

山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)
山田靖枝 – 大原櫻子

阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑

岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)
川谷幸一 – 岡部たかし
川谷幸子 – 池間夏海
高山 – 須藤蓮
豊富遊声 – 山寺宏一
藤井 – 高木渉

仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
堀内幸正 – 田村健太郎
猿渡竜男 – 新名基浩
露木重彦 – 木下ほうか
山根孝雄 – ドロンズ石本
荒井康助 – 橋本さとし
大杉 満 – 角野卓造

語り… 内村光良

※スタッフ


脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利

アニメーション時代考証 – 小田部羊一

アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション

主題歌 – スピッツ「優しいあの子」


【なつぞら】
1(史実のモデルの話など前知識込み) 2 3 4 5 6
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コメント

  1. くう より:

    千早太夫さん
    >ちゃんとドラマを見ていれば、2人が惹かれ合っていく様子が「それなりに」丁寧に描かれていたと思います。

    個人的には唐突感はありませんでした。恋愛だけが描かれているわけではないので、とりあえずは、まーー良かったねーーと思える話ではありましたね。

    >例えば「有り得ないことを有り得るようにアニメでは描ける」みたいなことを一久さんに言われた晩に、布団の中で一久さんの姿と言葉を反芻してニンマリする…みたいな描写が一度だけでもあれば

    あーー……彼女の恋愛描写以外の余計な(おっとーー)ホームドラマなどが多くて、そういう描写が省かれているのは確かに残念ですね。

  2. 千早太夫 より:

    Twitterのまとめサイトでは、なつと一久さんがあんな大恋愛だとは思わなかった…と言われていますし、華大さんまで朝ドラ受けで指摘していました。

    でも、ちゃんとドラマを見ていれば、2人が惹かれ合っていく様子が「それなりに」丁寧に描かれていたと思います。
    ただ、すずちゃんの表情に変化が無さすぎて、視聴者に伝わりにくいのでは?と思います。(これは、戦災孤児だったなつが大人の顔色を伺ううちに、処世術として身につけてしまった鉄面皮だという設定だと思うんですが)

    例えば「有り得ないことを有り得るようにアニメでは描ける」みたいなことを一久さんに言われた晩に、布団の中で一久さんの姿と言葉を反芻してニンマリする…みたいな描写が一度だけでもあれば、随分印象が違っていたろうと思います。

    あと、一久さんがエリートなので、御父母から嫁いびりされるのでは?と勝手な心配をしていたのですが、関根さんがお父上なら何の心配もないな…と、思いっきり安心しました。

  3. なつぞら (第108回・2019/8/3) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト) 第18週『なつよ、どうするプロポーズ』の 『第108回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 なつ(広瀬すず)から事情を聞いた咲太郎(岡田将生)は、妹の不憫(ふびん)さに胸が締め付けられる。その時、なつを訪…

  4. 連続テレビ小説『なつぞら』第108回

    内容なつ(広瀬すず)は、坂場(中川大志)に。。。。。翌日、なつから、事情を聞いた咲太郎(岡田将生)は、憤りを覚える。そこに坂場が現れ。。。敬称略最終的に。。。十勝って。。。。もう、ただ単に、十勝メンバーを出したいだけだ(失笑)

  5. 婚約>『なつぞら』第108話

    ​​​​​​​​​​​​ヒロインの結婚が決まる…って朝ドラ的にもドラマ全般として見てもかなり大きなエピソードだと思うんだけど心が微動だにしない自分が悲しい(^^;)例え…

  6. 婚約>『なつぞら』第108話

    ​​​​​​​​​​​​ヒロインの結婚が決まる…って 朝ドラ的にもドラマ全般として見ても かなり大きなエピソードだと思うんだけど 心が微動だにしない自分が悲しい(^^;) 例えば― 後半イマイチだった『まんぷく』も 結婚まではとても楽しかった あれだけダメ作認定した『半分、青い。』も キスシーンはキモいとさえ感じたけど キモいと感じられただけでもマシだったのかもしれない …ひじゅにで…

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