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NHK朝ドラ【なつぞら】第3回(第1週水曜日) 感想

北海道・十勝の柴田家に来て以来、なつ(粟野咲莉)は泰樹(草刈正雄)の指導のもと、酪農の仕事を覚えようと早朝から働いていた。

柴田牧場で働く菊介(小林隆)と悠吉(音尾琢真)親子は、重労働にも取り組むなつの姿に感心するが、富士子(松嶋菜々子)は、学校にもいかずに働くなつを心配する。

そんなある日の夕食で、なつは食事をしながら居眠りをしてしまう。その姿を見た富士子は、たまらず泰樹に向かって思いをぶつける。

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「なつぞら」第1週「なつよ、ここが十勝だ」 第3話

2019年上半期朝ドラ『なつぞら』

「おじいさんは、搾った牛乳を集乳所まで馬車で運んでいきます。」

もう、そこ「おんじ」で良くないねえ、ウッチャン。おんじで良くない

ハイジがロッテンマイヤーさんの所へ連れて行かれそうな予感でいっぱいの朝ドララスト(んなことはない(笑))

 

「朝は4時に始まります。」(むり)

「まずは牛たちによい乳をたくさんたくさん出してもらえるよう、乾燥させた飼料などを与えます。」

おはよう!今日もよろしくね。
今日もよろしくね!

 

こういうのも、子どもらしいあざとさだなぁ。

しかし、もちろん、なつはわざとやっているわけではないし、これをあざとく感じているのは今、この家で夕見子だけである。

自分が服を貸さなかったせいで、こんな事になっている……という後ろめたさもあって、なつと真っ直ぐ向き合う事も出来ない。ワガママさは加速。(でもご飯の後片付けくらいはしようぜ。昭和の子どもよ。)

 

なっちゃんは、だいぶ仕事にも慣れた。
自分を認めてもらおうと必死なんだわ。

俺にはその気持ち、よ~く分かるさ。


そうね。
婿養子で、認められない中、たぶん、この父さんも時にはあざとさを見せて来たのだろう。

実の娘である富士子以外。この剛男も、もちろん、なつも、「頼りにされていない」と感じている照男も、「あの子のイビキがうるさいからおじいちゃんと寝る」と言う夕見子さえ。

みんな、このオンジの承認を得たくて生きている。
 『なつぞら』第3回感想 おんじ

 

なんという、承認欲求の家!!

 

でも、イビキがもっとうるさいおじいちゃんを見つめる夕見子の図は面白かった。これがイライザだとしたら、とっても可愛いイライザ。

オンジは無風なんだよね。
別に神であるつもりはなく、ただ自分らしく生きているだけ。

開拓してきた大地そのもののドッシリさ。

実の孫たちより、剛男より、承認を得るのが早そうななつである。
 『なつぞら』第3回感想 初めての乳しぼり

 

そういえば、「それでこそ「よそ者」だ」と言っていたよね。

よそ者だった開拓団は苦労して来て今ここにドッシリ根付いている。

なつも根づけるといいね。


※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
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※キャスト

奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)

奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 田中乃愛

柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)

戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真

小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴

山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)

阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑

岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)

仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
露木重彦 – 木下ほうか
大杉 満 – 角野卓造

語り… 内村光良

※スタッフ


脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利

アニメーション時代考証 – 小田部羊一

アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション

主題歌 – スピッツ「優しいあの子」


【なつぞら】
1(史実のモデルの話など前知識込み) 2 3 

コメント

  1. くう より:

    巨炎さん

    >「ハイジ」から、いきなり「キャンディキャンディ」に振られても

    ああ、確かに(笑)
    貰われて来てお手伝いになってその家には息子と娘が居るとか「キャンディ」みたいと思いながら見ていたので前振りも無く書いてしまいました(笑)

    ちなみに先日書いた、このドラマのモデルとして描かれるだろう奥山玲子さんは、「キャンディ・キャンディ」の原画を手掛けておられます。

  2. くう より:

    ちろさん
    ご指摘ありがとうございました

  3. ちろ より:

    それでこそ赤の他人だ、
    です

  4. 連続テレビ小説『なつぞら』第3回

    内容泰樹(草刈正雄)の牧場で働きはじめたなつ(粟野咲莉)健気に働く姿に、一緒に働く戸村悠吉(小林隆)菊介(音尾琢真)は感心する。学校にも行かず働くなつを、富士子(松嶋菜々子)は心配するが、剛男(藤木直人)は、見守るしか無いと。。。。敬称略今回は、“普通”に。。。それも、淡々と描きましたね。“水曜”だし。始まったばかりだし。こんなところだろう。情報過多で、アレコレと描きすぎていた、前回までより…

  5. ドナドナ>『なつぞら』第3話

    ​​​​​​​​​​​​今のところ目に映る“お話”はシンプル色んなアニメを連想させる遊びの要素はてんこ盛り漂う空気は明るかったり暗かったり清らかだったり濁っていたり受け…

  6. なつぞら (第3回・2019/4/3) 感想

    NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト) 第1週『なつよ、ここが十勝だ』の 『第3回』の感想。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 ※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。 北海道・十勝の柴田家に来て以来、なつ(粟野咲莉)は泰樹(草刈正雄)の指導のもと、酪農の…

  7. ドナドナ>『なつぞら』第3話

    ​​​​​​​​​​​​今のところ 目に映る“お話”はシンプル 色んなアニメを連想させる 遊びの要素はてんこ盛り 漂う空気は 明るかったり暗かったり 清らかだったり濁っていたり 受ける印象は 侮れないわね、大森! …っちゅーところでせうか?(笑) …ひじゅにですが何か? ​​「糞もしてね」​​byなつ 美形揃いの柴田牧場 …

  8. 巨炎 より:

    >イライザ
    「ハイジ」から、いきなり「キャンディキャンディ」に振られても(汗。
    まあ、あの頃はああいうTVアニメが沢山、あった訳ですが
    当時、視聴率で圧されていた「ルパン」「ガンダム」「ヤマト」等が
    現在は国民的作品として永続する一方で、絶滅危惧種状態。

    だからこそ朝ドラには「古き良き」を求める傾向が強くなり
    視聴率が一時の15%未満から20%台にまで回復しているのかもしれませんが。

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