NHK朝ドラ【なつぞら】第85回(第15週月曜日) 感想

なつ(広瀬すず)が帰省中の柴田家に、北海道大学に通う夕見子(福地桃子)が帰ってきた。さらにはっきりとした物言いになっている夕見子に、富士子(松嶋菜々子)を始め、泰樹(草刈正雄)までもが振り回され、柴田家に賑やかな日常が戻ってくる。夜、なつと夕見子が久しぶりに枕を並べていると、夕見子はなつの童話集を見て、思いも寄らない感想を口にする。なつはそれを聞いて、あることを思いつき…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「なつぞら」第15週「なつよ、ワクワクが止まらない」 第85話

2019年上半期朝ドラ『なつぞら』

個人的に、夕見子ってキャラクターはこのドラマの中では好感度高い方だったんだけれど……。

家中が働いているのに、自分だけご飯の支度もせずに自由にしているのは、「なつも自由にしてもいいんだよ」と身をもって示すためだと思っていたし。そういうところが好きだったんだけれど。

何さ、この家は。
女は働いて飯を作り、男は座って飯を待つ。

相変わらず遅れてますもね。

 

いやいやいやいやいや……

あんたは働いていた女でもなかったし、男でもないのに本読んで飯を待ってたよね。

これがジェンダー問題に絡んで来るのは大きな間違いだよね。

何もしていなかった人に、誰も何も言われたくないよね。

 

なつ、千遥ちゃんはどうしたの?
千遥ちゃんがここに来たんでしょ?

18で結婚?
結婚するから、もう なつにも咲太郎さんにも会えないっていうの?


と言い出した時は、おっ!やっとツッコむ人が現れた。と思ったのに……。

さあ、「置屋の娘なら家柄的に良くて、戦災孤児だとダメだなんて作り話に決まってるでしょ!」と言ってくれ……と思ったら、

18で結婚することが、そもそも女の意志って言えんのかい?

いいですか、皆さん。女が子どもを産んだら母親になる。これは当たり前の話。

したけど、その前に誰かの妻になる。よそのうちの嫁になる。自分ではない他のものになる。

そういう固定観念を生み出しているものを疑わなければ、女はいつまでたっても自由には生きられないと私は言ってんのです。

もっと普通を疑え。なつ。

 

何か、つまらない事を言うようになったよね。(いや、それこそ言わされているんだけど)

そもそも、普通じゃないから疑え!って話を追及してほしかったんですけど。

 

千遥は置屋で幸せに暮らしていた。
そして養母に感謝しているから嫁に行く。
あれから東京にすぐに戻った。

ついに、これを疑う人が居ないままスルーされてしまった……。

 

そういえば、あんたら兄妹って「ヘンゼルとグレーテル」みたいだもね。

ほら、深い森の中に連れていかれる時、兄は帰り道が分かるようにパンをちぎって落としていくでしょ?

あんたら兄妹にとって、そのパンが絵なんだわ。

『なつぞら』第85回感想

 

だから……

その手紙は、なつを安心させるためにノブさんが書いて、絵は咲太郎が描いたから同じ絵柄なんだってば。(嘘です)

 

咲太郎に「今までよくやった。頑張った。」と言ってやるおんじの優しさと、明美の髪を結ってやる なつのシーンだけにちょっとホロっとしたわ。

大好きな場所から戻るのは寂しいよね。

もう、ずっと牧場に居てもいいのよ。
菊介さんもそう言ってる……。

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
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※キャスト

奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)

奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 清原果耶(子役期:田中乃愛)

柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)

戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真

小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴

山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)
山田靖枝 – 大原櫻子

阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑

岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)
川谷幸一 – 岡部たかし
川谷幸子 – 池間夏海

仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
堀内幸正 – 田村健太郎
露木重彦 – 木下ほうか
大杉 満 – 角野卓造

語り… 内村光良

※スタッフ


脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利

アニメーション時代考証 – 小田部羊一

アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション

主題歌 – スピッツ「優しいあの子」


【なつぞら】
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コメント

  1. くう より:

    千早太夫さん
    相変わらずレスが遅くてすいません~。

    >「昔も今も、家の中でも外でも、柴田家で全く働いていないのはオマエ1人だ!!!」

    ですよねぇ……そして大して束縛もない優しい家なのに、ついに駆け落ちしちゃいました。

    夕見子の子どもっぽい一面を見る事が出来た。と思える展開ならばいいけれども、これが正義みたいに描かれると夕見子を嫌いになりそう~~

  2. 千早太夫 より:

    くうさんとは気が合うことが多いです。

    夕見子については、あのキャラも好きだし、中の人は大好きですが…。
    でも思わずツッコみたくなりました。

    「昔も今も、家の中でも外でも、柴田家で全く働いていないのはオマエ1人だ!!!」

    関係ないですが、公表されているあらすじによると、来週は「夕見子の乱」になるようですね。

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