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NHK朝ドラ【おちょやん】第108回(第22週 水曜日) 感想

戦後6年。

 

戦争を通って来た大人たちと、戦後に成長した子役たち、それぞれの事情が出てきそう。

 

これが、時代だ。

 

ラジオドラマ「お父さんはお人好し」の第1回の放送は、絶体絶命のアクシデントの危機を千代(杉咲花)と当郎(塚地武雅)の機転でなんとか脱する。その結果、お茶の間では大好評。女優・竹井千代は見事に復活を遂げた。番組は好調で半年間が過ぎ、道行く人に「千代子お母ちゃん」と呼ばれる程だった。一方、一平(成田凌)は3か月後の新作を熊田から依頼されるも書けずに苦しんでいた。そんな中、一平は寛治に頼み事をするが……

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「おちょやん」第22週「うちの大切な家族だす」第108話

NHK朝ドラ『おちょやん』感想

感想

あの「お父さんはお人好し」が、ついに1時間SPに!!

……これって当時では凄いことだったんだろうなぁ。

時代は昭和26年。

戦後6年。
やっと傷が癒えて来た日本。

鶴亀新喜劇


寛治を呼び出して、

次の舞台の台本書いてくれへんか?

もう何書いても俺やとあかんね。ここが限界や…。

と言っちゃう一平。


なんかなぁ……
駄目な頃に戻ってるやん。


自分一人で負い目背負て苦しんでるつもりかも分かれへんけどな、そういうあんたの姿見てみんな同じんなじように苦しんできたんや。

覚悟決めたて言うんやったら、かっこつけんと丸裸になれや。

あんたが大事にしたいこと、目ぇそらしたいこ、灯子のこと、新平のこと、千代さんのこと、みんな書かんかい!


寛治がとても大人になっている。

そう。
家庭劇のみんなは、事情を全て知っていて、そして身を引いた千代のためにもここで一平を支えながら頑張って来たんだよね。

なのに一平は逃げている。

灯子との家庭は上手く行っているのだろうか。

それだけやって……それでもどないしてもあかんかった時は、俺が引導渡したる。

天海家の息子として帰還した寛治。

一平の悪い噂に怒って団員を殴った寛治。

寛治は今も千代と一平の息子なんだ。

傷跡


1時間SPが決まったところで、脚本の長澤先生が倒れた。

……といっても、盲腸?

もっとも、どんな手術でも現代より危ないのだろうけれど。

あないな戦争さえなかったらどうなってたんやろなあ。

少なくとも、僕はこないな何気ない家族の話なんか書いてなかったと思うわ。


戦中はどうしていただろう。

戦意高揚に協力していただろう。

戦前はどうしていただろう。

芸術的な文芸作品を多く手掛けていただろうか。


家族が大事。
みんなを力づけたい。
だからホームドラマ。

戦争が転機になったというのはとてもよく分かる。

「お父さんはお人好し」に出演している役者の事情もよく把握している長澤先生も家族の一員。

静子の事情


戦後に生まれたわけではないとはいえ、戦中はまだ幼かった子役たちは、ちょっとみんなと事情が違う。

家出してまで大きな役を望む静子の事情は令和に近そう。

どんな話が出てくるか……。

お母ちゃんとしての千代の話を聞きたい。

 

【おちょやん】
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※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

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キャスト

竹井千代 – 杉咲花(子役期:毎田暖乃)

竹井テルヲ – トータス松本
竹井栗子 – 宮澤エマ
竹井ヨシヲ – 倉悠貴(子役期 : 荒田陽向)

岡田シズ – 篠原涼子
岡田宗助 – 名倉潤
岡田みつえ – 東野絢香(子役期:岸田結光)
岡田ハナ – 宮田圭子
富川菊 – いしのようこ
富川福松 – 岡嶋秀昭
富川福助 – 井上拓哉(子役期:松本和真)
かめ – 楠見薫
富士子 – 土居志央梨
節子 – 仁村紗和
玉 – 古谷ちさ
椿 – 丹下真寿美
ぼたん – 沢暉蓮
あやめ – 藤本くるみ

天海一平 – 成田凌(子役期:中須翔真)
初代 天海天海 – 茂山宗彦
須賀廼家千之助 – 星田英利
須賀廼家万太郎 – 板尾創路
熊田 – 西川忠志

大山鶴蔵 – 中村鴈治郎
高城百合子 – 井川遥
山村千鳥 – 若村麻由美
高峰ルリ子 – 明日海りお
小山田正憲 – 曽我廼家寛太郎
須賀廼家天晴 – 渋谷天笑
須賀廼家徳利 – 大塚宣幸
漆原要二郎 – 大川良太郎
石田香里 – 松本妃代
須賀廼家百久利 – 坂口涼太郎

宮元潔 – 西村和彦
宇野真理 – 吉川愛
若崎洋子 – 阿部純子
薮内清子 – 映美くらら

小暮真治 – 若葉竜也
片金平八 – 六角精児
守屋 – 渋谷天外

 

語り(黒衣)… 桂吉弥

スタッフ

◆制作統括 : 櫻井壮一、熊野律時
◆プロデューサー : 村山峻平
◆演出 : 梛川善郎、盆子原誠
◆脚本 : 八津弘幸
◆音楽 : サキタハヂメ
◆主題歌 : 秦基博「泣き笑いのエピソード」

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