NHK朝ドラ【おちょやん】第9回(第2週 木曜日) 感想

女優・高城百合子(井川遙)の美しさと情熱的な演技に、魅了された千代(毎田暖乃)は、手に入れた台本で、文字の勉強を少しずつ始める。そんなとき、一平の父、天海が突然、亡くなってしまう。劇場では盛大な葬儀が行われた。鶴亀株式会社の社長、大山鶴蔵(中村鴈治郎)は、一平に二代目を継がせるよう一座の面々に伝える。一方、千代は隣近所だった小林と道頓堀で遭遇。父テルヲ(トータス松本)たち家族の近況を聞かされる………

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

連続テレビ小説「おちょやん」第2週「道頓堀、ええとこや~」第9話

NHK朝ドラ『おちょやん』感想

感想

回想シーンまで、まるで本物の人間の記憶のように静かに一瞬差しはさまれる。

セリフで感動させようとせず映像が多くを語るので、ながら見している班にはもしかしたら評価上がらないのかも……と心配してしまう部分ではある。


大正5年暮れ。
一平の父、初代・天海天海は33歳の若さでこの世を去りました。



厳しく後継ぎを育て、子どもらしい子ども生活を息子に許さなかった父。

自らは芝居に没頭し、人間関係構築のために遊び呑み、金を使う。

後ろ姿で息子に「役者」を見せ続けてきた。

このドラマの在り方そのもの。


あんたのお父ちゃん、ほんまはあんたのこと気ぃもんでたで。

嘘や。

嘘やあれぃん。
あんたに謝っとった。



千代の頭に浮かぶのは、息子と親友になってくれてありがとうと初めてのおひねりをくれた優しい笑顔。


ええやんか! 
最後にお父ちゃんに気ぃもんでもらえただけで!


うちあんたが羨ましい…。
羨ましい……。



娘を奉公にやって、その間に黙って出て行ったクズ親父。


そんな親父でも……

千代の記憶にあるのは笑顔である。


親って、本当に罪深い。


テルヲのせいで心ここにあらずの千代はおつかいをできず、クビを言い渡されてしまう。

このキセルはな、大野屋の旦那さんが長いこと贔屓にしてきはった役者さんに贈ろ思て、あちこち探し回ってはった珍しいもんだす。

そやけど間に合えへんかった。

その役者さんはな、廃業して今日遠い田舎へ帰りはった。もう どこにいてはんのかもよう分かれへんのやそうだす。

大野屋さんはな、その役者さんとの別れに悔い残してしまいはったんや。

その悔いはな、ほげた達者なあんたでもごまかしきれへんもんだす!

分かったらさっさと荷物まとめてわての前から消えなはれ!


ただ、クビだクビだと怒鳴るのではなく、千代の失敗がどんなことをもたらしたのか、きちんと説明してくれる。

この御寮人さんのお人柄も分かるよね。


「別れに悔いが残る」

ことの辛さは今の千代には沁みる話。


さっさと出て行きなはれと言いつつ、千代の身の上を知ったら、みんな理解してくれそうだから、ホント、安心感でいっぱい。



【おちょやん】
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※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
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このドラマについてひと言ふた事書きたい、書いて下さるって方はぜひどうぞ。
朝ドラ『おちょやん』感想投稿お待ちしています◆放送期間 : 2020年11月30日 ~ ◆制作 : NHK(BK)◆平均視聴率 : %◆主題歌 : 秦基博◆主演 : 杉咲花◆出演 ...

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キャスト

竹井千代 – 杉咲花(子役期:毎田暖乃)

竹井テルヲ – トータス松本
竹井栗子 – 宮澤エマ
竹井ヨシヲ – 荒田陽向

岡田シズ – 篠原涼子
岡田宗助 – 名倉潤
岡田みつえ – 東野絢香(子役期:岸田結光)
岡田ハナ – 宮田圭子
富川菊 – いしのようこ
富川福松 – 岡嶋秀昭
富川福助 – 井上拓哉(子役期:松本和真)
かめ – 楠見薫
富士子 – 土居志央梨
節子 – 仁村紗和
玉 – 古谷ちさ
椿 – 丹下真寿美
ぼたん – 沢暉蓮
あやめ – 藤本くるみ

天海一平 – 成田凌(子役期:中須翔真)
初代 天海天海 – 茂山宗彦
須賀廼家千之助 – 星田英利
須賀廼家万太郎 – 板尾創路
熊田 – 西川忠志

大山鶴蔵 – 中村鴈治郎
高城百合子 – 井川遥
山村千鳥 – 若村麻由美
高峰ルリ子 – 明日海りお
小山田正憲 – 曽我廼家寛太郎
須賀廼家天晴 – 渋谷天笑
須賀廼家徳利 – 大塚宣幸
漆原要二郎 – 大川良太郎
石田香里 – 松本妃代
須賀廼家百久利 – 坂口涼太郎

宮元潔 – 西村和彦
宇野真理 – 吉川愛
若崎洋子 – 阿部純子
薮内清子 – 映美くらら

小暮真治 – 若葉竜也
片金平八 – 六角精児
守屋 – 渋谷天外

語り(黒衣)… 桂吉弥

スタッフ

◆制作統括 : 櫻井壮一、熊野律時
◆プロデューサー : 村山峻平
◆演出 : 梛川善郎、盆子原誠
◆脚本 : 八津弘幸
◆音楽 : サキタハヂメ
◆主題歌 : 秦基博「泣き笑いのエピソード」

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