NHK朝ドラ【おちょやん】第11回(第3週 月曜日) 感想

大正13年、秋。千代(杉咲花)が道頓堀の芝居茶屋・岡安へ奉公に来て8年がたった。千代は、お茶子として一人前に仕事をしながらも、時間さえあれば相変わらず芝居に夢中の日々だった。まもなく数えで18歳。奉公が終わる年季明けが近づいていた。そんな折、岡安の女将シズ(篠原涼子)から思いがけず、自分の将来のことを問われ、困惑する千代。本当に自分がやりたいことは何なのか。生まれて初めて、本気で考えるようになる……

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「おちょやん」第3週「うちのやりたいことて、なんやろ」第11話

NHK朝ドラ『おちょやん』感想

感想

お母ちゃん。
うちのやりたいことて何やろ……。


千代ちゃんは生まれて初めてそんな当たり前のことを考えました。

これまでは生きることだけで精いっぱいやったからなあ。


ここで、初めて、ああ、そういえば劇伴がサキタハヂメさん!と思い出した次第である……。


『妖怪人間ベム』を思い出すなぁ……。

丸い月を眺めて、いつも誰かの幸せを願っていた者たち。

サキタハヂメさんの曲は月にピッタリ合う。

それでこのドラマに曲を提供することになったのかと思ってしまうほど。


物語は大正15年。
先週からさほど進んではいない。

本日は子役期から大人時代に入った障りの部分という感覚。

千代が岡安で元気に働きづけている様子が描かれる。


しかし……

岡安は18で年季明けらしい。

年越したらあんたも数えで18の年になる。数えで18になったら年季明けいうのがうちの決まりだす。

そのあと、あんたどないする?
お玉みたいに うちで働きたいのやったらそれでもええ。


ほんまだすか?
それやったらそないさしてもらいます。


あきまへん。

えっ!どっちだすのや?

自分がどないしたいのかもっとよう考えなはれ。
そうせな後悔する。
よろしいな。



簡単に岡安の家を継ぐと決めている娘の みつえに思う所ありそうな御寮さん。

引退する早川延四郎とも何かありそうだし。

そういう物語がここから始まるのね。


奉公人としてここにやって来て「将来の事」をこの時代に考えさせてもらえるのは何という幸せ。


千代の「夢」がここから始まるんだねぇ。

 

【おちょやん】
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※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

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キャスト

竹井千代 – 杉咲花(子役期:毎田暖乃)

竹井テルヲ – トータス松本
竹井栗子 – 宮澤エマ
竹井ヨシヲ – 荒田陽向

岡田シズ – 篠原涼子
岡田宗助 – 名倉潤
岡田みつえ – 東野絢香(子役期:岸田結光)
岡田ハナ – 宮田圭子
富川菊 – いしのようこ
富川福松 – 岡嶋秀昭
富川福助 – 井上拓哉(子役期:松本和真)
かめ – 楠見薫
富士子 – 土居志央梨
節子 – 仁村紗和
玉 – 古谷ちさ
椿 – 丹下真寿美
ぼたん – 沢暉蓮
あやめ – 藤本くるみ

天海一平 – 成田凌(子役期:中須翔真)
初代 天海天海 – 茂山宗彦
須賀廼家千之助 – 星田英利
須賀廼家万太郎 – 板尾創路
熊田 – 西川忠志

大山鶴蔵 – 中村鴈治郎
高城百合子 – 井川遥
山村千鳥 – 若村麻由美
高峰ルリ子 – 明日海りお
小山田正憲 – 曽我廼家寛太郎
須賀廼家天晴 – 渋谷天笑
須賀廼家徳利 – 大塚宣幸
漆原要二郎 – 大川良太郎
石田香里 – 松本妃代
須賀廼家百久利 – 坂口涼太郎

宮元潔 – 西村和彦
宇野真理 – 吉川愛
若崎洋子 – 阿部純子
薮内清子 – 映美くらら

小暮真治 – 若葉竜也
片金平八 – 六角精児
守屋 – 渋谷天外

 

語り(黒衣)… 桂吉弥

スタッフ

◆制作統括 : 櫻井壮一、熊野律時
◆プロデューサー : 村山峻平
◆演出 : 梛川善郎、盆子原誠
◆脚本 : 八津弘幸
◆音楽 : サキタハヂメ
◆主題歌 : 秦基博「泣き笑いのエピソード」

コメント

  1. くう より:

    巨炎さん

    >シズさんが良いですね。
    叱る時には真剣に叱ってくれるし、厳しさに一本芯が通っている

    ドラマによくいる女将さんみたいにプライバシーにはガツガツ踏み込まないしね。節度があって、凄く良いですよね。

    >同じ屋根の下にいながら『住む世界が違う』みつえとは全く接点が無かったらしく

    そうなんですよねーー。単なる脇役って感じですよね。この扱いは今後どうなるんでしょ。

    色んな意味でイレギュラーですわ。

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  5. 巨炎 より:

    シズさんが良いですね。
    叱る時には真剣に叱ってくれるし、厳しさに一本芯が通っている。
    そうやってシズさんを仕込んだハナさんは今は千代にも孫にも優しい。
    こういう所が「おしん」は駄目だった…。

    後輩もできて、千代は奉公人の分を(ギリギリ)わきまえながら世界が広がってきた一方、
    同じ屋根の下にいながら『住む世界が違う』みつえとは全く接点が無かったらしく
    これは朝ドラとしては珍しいパターンでしょうか。今週、動きがありそうですが…。

    しかし大正15年(1924年)の大阪か…。
    岸和田の千代さんはだんじり祭りで料理をひっくり返している頃。

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