本サイトにはプロモーションが含まれています

NHK朝ドラ【おちょやん】第75回(第15週 金曜日) 感想

はぁ……。

やっぱり人間って死ねば正義になってしまうんだな……。

 

いや、別に正義ではないか。全てはテルヲが見ている図々しい夢。

 

警察署の接見室に訪れた千代(杉咲花)は、身内がいないと言い張るテルヲ(トータス松本)と面会を果たす。千代はテルヲに対して、自分はこれまでテルヲと関係なく生きてきた。テルヲをずっと恨み続ける、と言い放つ。それに対して、テルヲは過去の数々の非道を詫び、誠心誠意頭を下げて必死に謝罪する。千代はその言葉を背中に受けるも、自分がどうしたいのか、心と頭が追いつかない。すると、千代は懐からあるものを取り出す…

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
スポンサーリンク

連続テレビ小説「おちょやん」第15週「うちは幸せになんで」第75話

NHK朝ドラ『おちょやん』感想

感想

え……テルヲロスなんて起きているの?(笑)

まぁ、今週だけ見ていたらそうなるよね。

うん。

うちがあんたらを捨てたんや。


あの時、

うちがあんたらを捨てたんや。

さいなら。


の後にテルヲが千代を見送りながら号泣しているシーンなんてあったっけ。

そういうものがなかったからこそ、クズと言われてきたこの父親である。

このテルヲ最終回にはテルヲに都合のいい書き替えられた記憶が埋め込まれている。

娘との別れに号泣するような男だったら、その後何度も娘から金を奪いに来たり、娘の仕事を邪魔したり、ましてや娘を売り飛ばそうとしたりしない。


あの屈託ない笑顔で何度も千代を地獄に突き落とした悪鬼。

それらがみんなの記憶から消えて「あんたのこと頼むて言うてたで」と、良い父さんみたいになっているの、もう私だけが違う時間軸にタイムスリップしちゃったのかな、と怖くなるほどの違和感。

死ねば浄化


しかし、人が死ぬと今までの行いが全部消えて「良い人」みたいになっちゃうという体験は現実にしたことがある。

人の記憶は書き変わるし、人の気持ちも変わる。

人間は憎しみよりも「あんな人もいたな」という記憶の方が深いらしい。

この話は、犯罪者の終末をどう許すかという話でもあるんだろうな……。

まぁ、さよならテルヲ。


とりあえず、ストーリー的にもうあの父親に引っ掻き回されなくて済むと思うとありがたい。

でもさ、借金取りの皆さんは娘でもいいらしいじゃん。

今後の千代ちゃんは大丈夫なの?

 

【おちょやん】
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10
11 12 13 14 15
16 17 18 19 20
21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
31 32 33 34 35
36 37 38 39 40
41 42 43・44 45
46 47 48 49 50
51 52 53 54 55
56 57 58 59 60
61 62 63 64 65
66 67 68 69 70
71 72 73 74 75
 

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

PVアクセスランキング にほんブログ村  にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

 

キャスト

竹井千代 – 杉咲花(子役期:毎田暖乃)

竹井テルヲ – トータス松本
竹井栗子 – 宮澤エマ
竹井ヨシヲ – 倉悠貴(子役期 : 荒田陽向)

岡田シズ – 篠原涼子
岡田宗助 – 名倉潤
岡田みつえ – 東野絢香(子役期:岸田結光)
岡田ハナ – 宮田圭子
富川菊 – いしのようこ
富川福松 – 岡嶋秀昭
富川福助 – 井上拓哉(子役期:松本和真)
かめ – 楠見薫
富士子 – 土居志央梨
節子 – 仁村紗和
玉 – 古谷ちさ
椿 – 丹下真寿美
ぼたん – 沢暉蓮
あやめ – 藤本くるみ

天海一平 – 成田凌(子役期:中須翔真)
初代 天海天海 – 茂山宗彦
須賀廼家千之助 – 星田英利
須賀廼家万太郎 – 板尾創路
熊田 – 西川忠志

大山鶴蔵 – 中村鴈治郎
高城百合子 – 井川遥
山村千鳥 – 若村麻由美
高峰ルリ子 – 明日海りお
小山田正憲 – 曽我廼家寛太郎
須賀廼家天晴 – 渋谷天笑
須賀廼家徳利 – 大塚宣幸
漆原要二郎 – 大川良太郎
石田香里 – 松本妃代
須賀廼家百久利 – 坂口涼太郎

宮元潔 – 西村和彦
宇野真理 – 吉川愛
若崎洋子 – 阿部純子
薮内清子 – 映美くらら

小暮真治 – 若葉竜也
片金平八 – 六角精児
守屋 – 渋谷天外

 

語り(黒衣)… 桂吉弥

スタッフ

◆制作統括 : 櫻井壮一、熊野律時
◆プロデューサー : 村山峻平
◆演出 : 梛川善郎、盆子原誠
◆脚本 : 八津弘幸
◆音楽 : サキタハヂメ
◆主題歌 : 秦基博「泣き笑いのエピソード」

タイトルとURLをコピーしました