NHK朝ドラ【おちょやん】第91回(第19週 月曜日) 感想

松竹新喜劇の始まりや。

しかし、始める者がいれば去る者もいる……。

 

終戦から3年、竹井千代(杉咲花)と家庭劇の面々は、地方を回りながら公演を続けていた。そんなとき、突然熊田が(西川忠志)現れる。鶴亀株式会社の社長・大山鶴蔵(中村鴈治郎)からの、道頓堀に戻ってこいというお達しだった。その頃、道頓堀は再び芝居の街として復興し始めていた。鶴蔵は千代たちに、新しい劇団を作り、日本一の劇団にするように伝える。しかし天海一平(成田凌)は何か思う所があり、すぐに返事をしない……

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
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連続テレビ小説「おちょやん」第19週「その名も、鶴亀新喜劇や」第91話

NHK朝ドラ『おちょやん』感想

感想

終戦から3年。

出発した時と同じような風体でドサ回り興行は続く。

なんや凄い劇場が出来るほど復興した道頓堀と、地方の格差よ……。

帰還兵


時にはお芝居をやる場所とは思われへんとこで公演することもありました。

の流れで、芝居を楽しんだお客さんの息子が帰ってくるシーン。

好きだなぁ……。

戦後3年。
ずいぶん長くかかってしまったけれど。

帰ってくる人もまだいる。
迎える家族も生きていた。

そういう風景を千代たちは何度も見て来たんだろうね。

現実は芝居よりもドラマティック。

鶴亀新喜劇


五厘屋に興行資金を持ち逃げされて、ご飯も食べられず倒れ込んでいるところを、ぃつものように熊田さん。

「みんな、直ちに道頓堀へ戻ってこい」

と大山社長のお言葉!

大山社長のお言葉でしょ。


道頓堀へ戻ってみると、開いた口が塞がらない立派な劇場。

これからの時代を担う新しい劇団を発足させます。その名も……「鶴亀新喜劇」。

我々はこの新しい劇団にあんたらを迎え入れたい思てる。

座長は2代目・天海天海。お前や。


追い出された身だから、一平が素直に受け入れるはずもない。

しかしな……。
食えないとなったら、受け入れるしかない。

岡安も、うどんの「岡福」として立ち直り始めていた。

みんな。
前を向いて変わっていくしかないんだよね。


何やけったいやな。
いや、大山社長は新しい劇団作んのに何で万太郎一座やのうてわてらのこと呼びはったんやろ。


どない考えても最初に声かけんのは万太郎一座やろ。


みんなが訝しく思う中、真相は明かされた。

あの万太郎さんがガンで声を失っていたとは。

戦争に関わりなく、去って行かなきゃならない者もいる。

進むも退くもまた決心よね。

芝居が出来るだけでもありがたく思わなきゃならないな。一平。

 

【おちょやん】
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※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

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キャスト

竹井千代 – 杉咲花(子役期:毎田暖乃)

竹井テルヲ – トータス松本
竹井栗子 – 宮澤エマ
竹井ヨシヲ – 倉悠貴(子役期 : 荒田陽向)

岡田シズ – 篠原涼子
岡田宗助 – 名倉潤
岡田みつえ – 東野絢香(子役期:岸田結光)
岡田ハナ – 宮田圭子
富川菊 – いしのようこ
富川福松 – 岡嶋秀昭
富川福助 – 井上拓哉(子役期:松本和真)
かめ – 楠見薫
富士子 – 土居志央梨
節子 – 仁村紗和
玉 – 古谷ちさ
椿 – 丹下真寿美
ぼたん – 沢暉蓮
あやめ – 藤本くるみ

天海一平 – 成田凌(子役期:中須翔真)
初代 天海天海 – 茂山宗彦
須賀廼家千之助 – 星田英利
須賀廼家万太郎 – 板尾創路
熊田 – 西川忠志

大山鶴蔵 – 中村鴈治郎
高城百合子 – 井川遥
山村千鳥 – 若村麻由美
高峰ルリ子 – 明日海りお
小山田正憲 – 曽我廼家寛太郎
須賀廼家天晴 – 渋谷天笑
須賀廼家徳利 – 大塚宣幸
漆原要二郎 – 大川良太郎
石田香里 – 松本妃代
須賀廼家百久利 – 坂口涼太郎

宮元潔 – 西村和彦
宇野真理 – 吉川愛
若崎洋子 – 阿部純子
薮内清子 – 映美くらら

小暮真治 – 若葉竜也
片金平八 – 六角精児
守屋 – 渋谷天外

 

語り(黒衣)… 桂吉弥

スタッフ

◆制作統括 : 櫻井壮一、熊野律時
◆プロデューサー : 村山峻平
◆演出 : 梛川善郎、盆子原誠
◆脚本 : 八津弘幸
◆音楽 : サキタハヂメ
◆主題歌 : 秦基博「泣き笑いのエピソード」

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