鶴亀撮影所で女優の卵として再スタートを切った千代(杉咲花)だったが、大失敗の連続。千代の唯一の救いは、親切な助監督の小暮(若葉竜也)と撮影所で偶然再会した「太陽の女・カルメン」主演女優・高城百合子(井川遥)の存在だった。カフェーの仲間からの励ましもあり、前を向く千代だったが、先輩の大部屋女優たちから悪い噂を流され、撮影現場から干されてしまう。それでもめげない千代は、撮影所に新しい居場所を見つける……
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「おちょやん」第7週「好きになれてよかった」第32話
感想
言い触らしてはんの姐さんたちと違うんだすか!?「口利きで入った素人が現場止めて困るとか、せっかくのええお芝居を台なしにしてるとか、」と言われて怒りをぶつける千代ちゃん……
でもな……そこは、確かに自業自得や……。視聴者も知ってる(笑)
イケズからの手柄
度重なるワンサの過剰芝居事件によって仕事を貰えなくなった千代ちゃん。
読み合わせに行けなかったのが原因。とはいえ、小暮くんとあんなに親しいのに仕事の段取りを確認せず、席がないことも分かっていたのにギリギリに来たりするのは迂闊だったよねぇと思うのだった。
(しかも「この子、読み合わせに出ていたとしても何かやるで」という予感もプンプンするし……)
鶴亀は月給制やん。
出勤簿さえつけたらあとは出んでも分からへんわ。
ワンサなんてな1人や2人いてへんかってもだ~れも気ぃ付けへん。
あんたも上手いことやった方がええで。
どうせ役付きになんかなられへんねんから。
と言って、出勤してお喋りしたらサッサと帰っていく先輩たち。
しかし、千代ちゃんは、もちろん帰らない。
髪結いのお手伝いを始めるのだった。
さながら、髪結い修行のように……。
そして、緊急時に困っているイケズな先輩・弥生さんの髪を結ってあげることで、役を見つけてもらうのだ。
ベタではあるけれど、とりあえず、
さっさと帰ってしまわず何でも関わってみる。
おちょやん修業なら必ず上司から認められる頑張りがある。
基本的に人がいい。
この千代ちゃんの良い所が実を結ぶという、ポジティブ展開。
小暮くん、恋の当て馬に……
役を貰ったといってもワンサだけれど、単独通行人だから、ちょっと目立つ。
しかし、「千代ちゃん、恋人らしく歩く」が出来ない。
お前、ちっともこいつのこと好きなように見えへんやないか。
ジョージ監督に「ワンサは何も考えんな余計なことすんな」言われたもんで。
あほか!
役者は考えて芝居すんのは当たり前やろ!
大喜びで「恋人」を演じてみた結果、またクビに……(笑)
NG40回の日は近い。
何事も経験やて。
誰かとぉ恋人になるがが一番の近道やちゃ。
と真理ちゃんに言われて目を付けたのは小暮くん。
……それだけはやめてあげて……。
そして三角関係へ
ついに天海一平もキネマの世界へやってくるわけやね……(弁士ではない)
うちの恋人になってくれはれへんやろか?
恋人「役」が抜けとるで……
という所でタイミングよく登場。
まぁ……今のところは誰にも恋愛感情なさそうだけれど……。
【おちょやん】
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※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
キャスト
竹井千代 – 杉咲花(子役期:毎田暖乃)
竹井テルヲ – トータス松本
竹井栗子 – 宮澤エマ
竹井ヨシヲ – 荒田陽向
岡田シズ – 篠原涼子
岡田宗助 – 名倉潤
岡田みつえ – 東野絢香(子役期:岸田結光)
岡田ハナ – 宮田圭子
富川菊 – いしのようこ
富川福松 – 岡嶋秀昭
富川福助 – 井上拓哉(子役期:松本和真)
かめ – 楠見薫
富士子 – 土居志央梨
節子 – 仁村紗和
玉 – 古谷ちさ
椿 – 丹下真寿美
ぼたん – 沢暉蓮
あやめ – 藤本くるみ
天海一平 – 成田凌(子役期:中須翔真)
初代 天海天海 – 茂山宗彦
須賀廼家千之助 – 星田英利
須賀廼家万太郎 – 板尾創路
熊田 – 西川忠志
大山鶴蔵 – 中村鴈治郎
高城百合子 – 井川遥
山村千鳥 – 若村麻由美
高峰ルリ子 – 明日海りお
小山田正憲 – 曽我廼家寛太郎
須賀廼家天晴 – 渋谷天笑
須賀廼家徳利 – 大塚宣幸
漆原要二郎 – 大川良太郎
石田香里 – 松本妃代
須賀廼家百久利 – 坂口涼太郎
宮元潔 – 西村和彦
宇野真理 – 吉川愛
若崎洋子 – 阿部純子
薮内清子 – 映美くらら
小暮真治 – 若葉竜也
片金平八 – 六角精児
守屋 – 渋谷天外
語り(黒衣)… 桂吉弥
スタッフ
◆制作統括 : 櫻井壮一、熊野律時
◆プロデューサー : 村山峻平
◆演出 : 梛川善郎、盆子原誠
◆脚本 : 八津弘幸
◆音楽 : サキタハヂメ
◆主題歌 : 秦基博「泣き笑いのエピソード」