12人の子ども!!多すぎるわ。リスナーも覚えられんて、それ。
と、ツッコみつつ。
これを最終週に持ってきた理由を察する。
家族と子供。
千代(杉咲花)が出演を決めたラジオドラマ「お父さんはお人好し」は、大阪で果物屋を営む夫婦と十二人の子どもたちが巻き起こす喜怒哀楽のホームドラマであった。千代と漫才師の花車当郎(塚地武雅)が夫婦役だった。初めての台本の読み合わせの日、千代は集まった出演者たちに、お互いに役の名前で呼び合わないかと提案する。すると当郎含め、子どもたちも大賛成。しかし、長女・京子は余裕のない表情で台本に目を落とすばかり…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「おちょやん」第22週「うちの大切な家族だす」第106話
感想
そっかぁ……。大家族のお母ちゃんなのかぁ。そう思ったらアバンからもう泣けてくる。
おちょやん、最後の1ヵ月。本当にすごいボリューム。
「お父さんはお人好し」
この「お父さんはお人好し」どないな物語なんかちょっとご紹介いたします。
舞台は大阪のとある町。
そこで果物屋を営む藤森アタ五郎と、その女房チヨ子、そして12人の子供たち。
更にはその孫までが一つ屋根の下で巻き起こす喜怒哀楽のホームドラマでございます。
その記念すべき第1話目は次男清二君の結婚式のお話です。
浪花さんの最初のラジオドラマ「アチャコ青春手帖」、続く「お父さんはお人好し」は映画にもなっていた! 「おちょやん」はあと半月で終了ですが、この2本や出世作となりブルーリボン助演女優賞を受賞した『祇園囃子』など浪花さん主演作15本を集めた「浪花の名女優 浪花千栄子」が5/8より開幕します。 pic.twitter.com/kDDaGyFIBR
— シネ・ヌーヴォ (@_cinenouveau_) May 1, 2021
番組は超高聴率を記録し、1954年から65年まで全500回に渡って放送された。
ドラマ内で長澤さんが言っていた通り、
藤森家はホンマにおる家族なんやて、そない思わせるぐらいの芝居で日本の家庭を暖ったこうしてほしい。
そういう風になったのだろう。
良い朝ドラと同じ。
覚えられへんのも楽しい
長男。 米太郎。
五女。 静子。
次女。 乙子。
…の息子は?
息子は…。
あ~あかんなあ。
昔やったらこんなんすぐ覚えられたのに。
春子に手伝ってもらってドラマの相関図チェック。
えらいこっちゃなあ、大勢おって。
ほんまだすわ。
もう、どないしよ。
嘘言い。
いっこもえらいことには見えへんで。
外にに出れば大家族。
そして、家にも今は家族がいる。
千代にとって初めての安定した家族づくしかも。
おおきに。お母ちゃん。
現場では、本当の家族のように役名で呼び合おうと提案して受け入れられた千代。
子供たちのケンカを芝居夫婦で窘め、長女の不安を励まして癒す。
昔、寛治に「お母ちゃんって呼んでみ」と言い続けて受け入れられなかったことを思い出す。
血縁ではない者は、芝居でしか家族になれなかった。
家族のように思っていた仲間は家族ではなかった。
でも、みんな助けてくれたし励ましてくれた。一緒に生きてきた。
「家族」とは何なのだろう。
その答えを得られる最終週。
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【おちょやん】
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※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
キャスト
竹井千代 – 杉咲花(子役期:毎田暖乃)
竹井テルヲ – トータス松本
竹井栗子 – 宮澤エマ
竹井ヨシヲ – 倉悠貴(子役期 : 荒田陽向)
岡田シズ – 篠原涼子
岡田宗助 – 名倉潤
岡田みつえ – 東野絢香(子役期:岸田結光)
岡田ハナ – 宮田圭子
富川菊 – いしのようこ
富川福松 – 岡嶋秀昭
富川福助 – 井上拓哉(子役期:松本和真)
かめ – 楠見薫
富士子 – 土居志央梨
節子 – 仁村紗和
玉 – 古谷ちさ
椿 – 丹下真寿美
ぼたん – 沢暉蓮
あやめ – 藤本くるみ
天海一平 – 成田凌(子役期:中須翔真)
初代 天海天海 – 茂山宗彦
須賀廼家千之助 – 星田英利
須賀廼家万太郎 – 板尾創路
熊田 – 西川忠志
大山鶴蔵 – 中村鴈治郎
高城百合子 – 井川遥
山村千鳥 – 若村麻由美
高峰ルリ子 – 明日海りお
小山田正憲 – 曽我廼家寛太郎
須賀廼家天晴 – 渋谷天笑
須賀廼家徳利 – 大塚宣幸
漆原要二郎 – 大川良太郎
石田香里 – 松本妃代
須賀廼家百久利 – 坂口涼太郎
宮元潔 – 西村和彦
宇野真理 – 吉川愛
若崎洋子 – 阿部純子
薮内清子 – 映美くらら
小暮真治 – 若葉竜也
片金平八 – 六角精児
守屋 – 渋谷天外
語り(黒衣)… 桂吉弥
スタッフ
◆制作統括 : 櫻井壮一、熊野律時
◆プロデューサー : 村山峻平
◆演出 : 梛川善郎、盆子原誠
◆脚本 : 八津弘幸
◆音楽 : サキタハヂメ
◆主題歌 : 秦基博「泣き笑いのエピソード」