現在は明治22年らしい。この時代はまだ外科手術も黎明期。たぶん、がんの手術などは症例も少なく、手術代も超高額だったのでは。
山本さんは、徳川さまの庭師……といえるほどの立場ではなかったようだし、このエピソードはちょっと時期が早すぎたのでは。
看護科の学生ヒデ(池田朱那)が辞めて落ち込むりん(見上愛)。直美(上坂樹里)も気にする中、仕事で病院にやってきた虎太郎(小林虎之介)にりんは悩みを打ち明ける。そんな中、院長の多田(筒井道隆)から呼び出され…(67回)
新居を決めた美津(水野美紀)は、直美(上坂樹里)も一緒に引っ越しすることを提案する。りん(見上愛)は賛成するが、直美は悩んでいた。そんなある日、寛太(藤原季節)が一ノ瀬家を訪ねてくる……(68回)
久しぶりに団子屋で再会したりん(見上愛)とシマケン(佐野晶哉)は、近況を語り合い互いに元気をもらう。同じ頃病院では、ひょんなことから直美(上坂樹里)と小川(甲斐翔真)が中庭でお団子を食べることになり…。ある日、りんは手術を控える山本(本田大輔)と妻のテイ(伊勢佳世)のある約束を知る…(69回)
あらすじ は 公式サイトより引用
連続テレビ小説「風、薫る」第14週「ウソと誠」第67・68・69話 感想

感想
3話分になってしまったので、ごく簡単感想で。
役職を下ろされる
明治の令和っ子・土居ヒデが、
私 辞めます。
と、帝大病院を辞めてしまった。
看護って何ですか?
うん…。
簡単には答えられないけれど…。
やっぱり目の前にいる人、弱っている人に手を差し伸べることだと思います。
その目の前に…。
ツヤさん、いましたよね。
う~~ん……。
ツヤさんを救うことと「看護」は別だなぁ。ツヤさんは病人ではなかった。
ツヤさんを救えるとしたら、それは「看護」ではなくて「福祉」だな。
そこを看護の先生に求めるのは違う話だと思うよ。
しかし、新人脱落の責任を問われ、りんは看護取締役を解任されてしまう。
これからしばらく、大家さんに外科の看護婦取締を兼任してもらい、一ノ瀬さんは一看護婦として勤務してもらうことにします。
この病院、見切るのが早すぎない?
自分自身で願ってなった取り締まりではないし、先生でもないけれど、自分から辞めるのと「クビ」になるのとでは大違い。
落ち込みがちになる りん。
そんな りんに、
うちの会社も辞める者はいるけどそれはしかたない。
遅かれ早かれ所詮辞めるやつは辞める
成果が出ないのはその人に力がないからだ。
努力した者は努力しただけ上に上がれる。
今はそういう自由な世の中なんだから。
とか言っちゃう空気読めない虎太郎。
それ、慰めにもなっていないし、上からすぎる。
虎太郎、いつの間にか上級国民みたいな目線になってしまったね。
そして、突然友人から役職を奪う形になってしまった直美もいたたまれない。
2人の関係は多江とトメも心配する始末。
家族みんなで
美津ママが突然、引越しをすると言い出した。
だって、この家は卯三郎さんに返すって話になってたでしょ。
引っ越しの日を決めたいので人のお休みの日、合わせられませんか?
いえ、しかし、家賃のほとんども引越しの手も、りんが持つことになるのだろうから、そういうことは勝手に決められても困るのでは……。
そして、直美はタイミング的に りんに対して気まずく、「家族」に元々拘っていることもあって、一緒の引っ越しに乗り気になれない。
そんな折、一ノ瀬家に寛太が訪ねてくる。
相変わらず詐欺じみた仕事をせっせとやっているけれど、直美の母親について引き続き調べてくれていたみたい。
いろいろありがとう。
でも、もう母親のことはいいかなって。
直美にとっては、もうセツさんの件で母親のことは一旦片付いているもんね。
フッ、へえ~、あの一家と家族ごっこで満たされてるか。
嫌味っぽく言う寛太だけれど、まぁ……直美のことを同族のように感じていたし、調べてあげていたのに要らないと言われて寂しいよね。
りんは、会話に詰まる直美の後ろから助け舟を出す。
引っ越し先へいらしてください。
どなたか知りませんが。
直美さんも家族み~んなで引っ越しますんで、そちらへいらしてください!
直美の顔がほころんだ。
さて……。りんの担当患者、大腸がんの山本さんの手術が決定した。
現在地は明治22年らしい。
きっと……すっごく珍しい手術だし……お金がかかるよね……。
看護が好きなんでしょ?
引っ越しして、久々にシマケンと会う りん。
虎太郎にしたような話をシマケンにすると、
りんさんは先生とか取締の仕事、楽しかったの?
と聞かれるのだった。
楽しむ余裕なんて…。ただ必死に。
じゃあ好きだった?
教えたりまとめたり。好きとか嫌いとかは…。
仕事なので。
あっ、じゃあ…よかったじゃない。好きな仕事に専念できるようになって。
看護が好きなんでしょ?
こう言ってもらえることは気が楽ではあるよね。令和的だけれど。
直美は直美で、「ちゃんとした軍人」小川くんと恋が芽生えそうな予感。
ホントに偉い人なんですね、大家さん。すごい。
ここまで歩いてくるのに学生さん、大家さん見るとピリッとして。
上官に会った時のように。
と崇拝と尊敬を口にし、みなし子だと告白すると
なら…なおさらすごい。みなしごで看護婦でピリッとさせて。
と言ってくれる。
何だか真っすぐな人で好感持てるな。
直美はついに折れるのだった。
じゃ、分かりました。友人になりましょう。
小川くんが嬉しそうで良かった。
このまま戦死などせずに幸せになってほしい…。
(でも、どうなるのでしょう……史実のモデルの人・鈴木雅さんは看護師になる前に結婚されているので、このドラマの人はまるっきりの創作世界で生きている。先が想像できない)
りんの担当患者、山本さんはガンの再発で再手術。
花火と牛鍋のエピソードは切ないけれどさ、再手術の余裕まであるなんて、本当にどんだけお金持ちなの……。
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風、薫る キャストとスタッフ
キャスト
一ノ瀬りん – 見上愛
大家直美 – 上坂樹里
一ノ瀬美津 – 水野美紀
一ノ瀬信右衛門 – 北村一輝
一ノ瀬安 – 早坂美海
中村義正 – 小林隆
竹内虎太郎 – 小林虎之介
竹内之宣 – つぶやきシロー
竹内栄 – 岩瀬顕子
奥田亀吉 – 三浦貴大
奥田貞 – 根岸季衣
うなぎ屋の女将 – 大島美幸
和菓子屋の女将 – 義達祐未
柴田屋・松永屋 – たくや・かずや(ザ・たっち)
吉江善作 – 原田泰造
島田健次郎 – 佐野晶哉
小日向栄介 – 藤原季節
槇村太一 – 林裕太
清水卯三郎 – 坂東彌十郎
柳川文 – 内田慈
松原喜介 – 小倉史也
勝海舟 – 片岡鶴太郎
大家トヨ – 松金よね子
大家キク- 広岡由里子
大家嘉平 – 春海四方
大山捨松 ‐ 多部未華子
大山巌 ‐ 高嶋政宏
松山ふさ ‐ 二田絢乃
河合志摩 ‐ 中田青渚
木村佐保 ‐ 井上向日葵
中山マツ ‐ 丸山礼
真風 ‐ 研ナオコ
玉田多江- 生田絵梨花
泉喜代 – 菊池亜希子
東雲ゆき – 中井友望
柳田しのぶ – 木越明
工藤トメ – 原嶋凛
松井エイ – 玄理
梶原敏子 – 伊勢志摩
バーンズ – エマ・ハワード
今井益男 – 古川雄大
藤田邦夫 – 坂口涼太郎
黒川勝治 – 平埜生成
渡辺行成 – 森田甘路
永田フユ – 猫背椿
永田康介 – じろう
柴田万作 – 飯尾和樹
丸山忠蔵 – 若林時英
夕凪 – 村上穂乃佳
三浦ツヤ – 東野絢香
園部弥一郎 – 野添義弘
多田重太郎 – 筒井道隆
和泉千佳子 – 仲間由紀恵
風、薫る スタッフ
◆放送期間 : 2026年3月30日 ~ 2026年3月 日(全130回)
◆制作 : NHK(AK)
◆初回視聴率 : %
◆平均視聴率 : %
◆制作統括 : 松園武大,宮本えり子
◆プロデューサー : 葛西勇也,松田恭典
◆演出 : 佐々木善春,橋本万葉,新田真三,松本仁志
◆原案 : 田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』
◆脚本 : 吉澤智子
◆音楽 : 野見祐二
◆主題歌 : Mrs. GREEN APPLE「風と町」
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