NHK朝ドラ【おちょやん】第101回(第21週 月曜日) 感想

秦基博さんの歌声は軽くて気持ちいいし、サラーーっと聞けるからいいよね~~。

とか軽く聞き続けて来たけれど。

 

こんなに慰めソングに聞こえる日が来るとは思わなかった。

 

OPから泣きそう……。

 

千代(杉咲花)が道頓堀から姿を消して、1年が過ぎた。劇団の色恋沙汰が世間の目に触れ、鶴亀新喜劇もイマイチ波に乗れず…。それでも一平(成田凌)は新しい生活を始めていた。その頃、NHK大阪放送局では「お父さんはお人好し」というラジオドラマの企画が進んでいた。お母さん役に人気女優・箕輪悦子を起用したい脚本家の長澤誠(生瀬勝久)に対し、意外な人物を推すのは漫才師・花車当郎(塚地武雅)だった……

(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
スポンサーリンク

連続テレビ小説「おちょやん」第21週「竹井千代と申します」第101話

NHK朝ドラ『おちょやん』感想

感想

いや、さすがに驚いた。ラストのあの人。

まさか、ここでこんな風に絡んでくるとはなぁ……。

しかし、千代の妹はもう大人のはずだし。

これは……孫世代??

泣き笑いのエピソード


秦基博さんについては元々特にファンということではなく、かといって嫌いなわけでもなく(失礼ですいません…)、主題歌はずっとボーーっと聞いてきた。

このくらい軽くてサラッと流せる歌だとドラマの事が嫌いになっても歌まで嫌いになることもないしインストみたいに聞けるからいいよねぇ、みたいな感覚だった(もうホントに失礼ですいません)

笑顔をあきらめたくないよ  転んでも ただでは起きない そう 強くなれる—……応援歌かよぉ、朝ドラっぽーー。とか思っていた。(もうホントに失礼で…………)


しかし、千代がこんな事になってからグサグサ来ている。

これは夢じゃないし。
もう傷つきすぎているし。
もう強くならなくてもいい……。

応援歌というより、これはもうヒロインに対する慰めソング。

人間には、死ぬより辛いことだってある。

捨てられ続ける人生は、自分を何度も負け犬だと思ってしまうような人生は、どんなにキツいか。


しんどい……。

一平の新生活要らない…


千代が消えた。

そして1年。

寛治がちゃんと仲間と芝居を続けている。

親に捨てられ、千代に去られ……この人のことも心配だったけれど、ちゃんと生きていてくれて良かったな。

一平との関係は一年間どうだったのだろう。


そして、子どもが生まれて半年経った新天海家。

まだ敬語で喋ってる新妻。

ちゃんと子どもの事は大事にしている一平。そう言って千代と別れたんだからな。

でも、一平の新生活は見たくなかったな。つらい……。

捨てられていない


しかし、「竹井千代」は捨てられるばかりで必要とされていないわけではない。

ここが、千代という人間のヒロイン力。

つまり、このドラマは、

きちんと生きていれば必要とされていない人間なんていない。

ということを描いているのだった。


ラジオドラマの時代。

時代に必要とされる大女優は箕輪悦子(天海さんである。テンカイさんじゃないよ)。

しかし、時代の寵児・漫才師の花車当郎。

この人、あの防空壕の時から千代の素性をガッツリ知っていたんだな。


確かに箕輪悦子はええ役者やと思います。知名度かて間違いのう上や。

せやけど、それがあかんのですわ。箕輪悦子は何て言うか、この…女優すぎますのや。

先生の書きはったこの「お父さんはお人好し」に出てくる人らは、みんなもっと普通や。僕も含めて身近などこにでもいてるような人がやるべきなんや。

竹井千代という役者にはそういう親しみやすさを感じた。


「竹井千代」は求められている。

捨てられているばかりの人生やなんや……見ていてくれる人はきっとおる。

そういう方向の希望のドラマだった。

衝撃のラスト



お任せください。 
この酒井がすぐにでも見つけてご覧に入れます。


の、酒井にクスっとさせられた後の……


現在の千代の衝撃の姿よ。

栗子が再登場するとはな!!

……栗子はヨシヲの死の話をどんな顔をして聞いただろう。

ここの振り返り話にドキドキする。

 

【おちょやん】
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10
11 12 13 14 15
16 17 18 19 20
21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
31 32 33 34 35
36 37 38 39 40
41 42 43・44 45
46 47 48 49 50
51 52 53 54 55
56 57 58 59 60
61 62 63 64 65
66 67 68 69 70
71 72 73 74 75
76 77 78 79 80
81 82 83 84 85
86 87 88 89 90
91 92 93 94 95
96 97 98 99 100
101
 

※朝ドラレビューは基本的に簡単感想で。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
…テンプレだす…。

PVアクセスランキング にほんブログ村  にほんブログ村 テレビブログへ
にほんブログ村

 

キャスト

竹井千代 – 杉咲花(子役期:毎田暖乃)

竹井テルヲ – トータス松本
竹井栗子 – 宮澤エマ
竹井ヨシヲ – 倉悠貴(子役期 : 荒田陽向)

岡田シズ – 篠原涼子
岡田宗助 – 名倉潤
岡田みつえ – 東野絢香(子役期:岸田結光)
岡田ハナ – 宮田圭子
富川菊 – いしのようこ
富川福松 – 岡嶋秀昭
富川福助 – 井上拓哉(子役期:松本和真)
かめ – 楠見薫
富士子 – 土居志央梨
節子 – 仁村紗和
玉 – 古谷ちさ
椿 – 丹下真寿美
ぼたん – 沢暉蓮
あやめ – 藤本くるみ

天海一平 – 成田凌(子役期:中須翔真)
初代 天海天海 – 茂山宗彦
須賀廼家千之助 – 星田英利
須賀廼家万太郎 – 板尾創路
熊田 – 西川忠志

大山鶴蔵 – 中村鴈治郎
高城百合子 – 井川遥
山村千鳥 – 若村麻由美
高峰ルリ子 – 明日海りお
小山田正憲 – 曽我廼家寛太郎
須賀廼家天晴 – 渋谷天笑
須賀廼家徳利 – 大塚宣幸
漆原要二郎 – 大川良太郎
石田香里 – 松本妃代
須賀廼家百久利 – 坂口涼太郎

宮元潔 – 西村和彦
宇野真理 – 吉川愛
若崎洋子 – 阿部純子
薮内清子 – 映美くらら

小暮真治 – 若葉竜也
片金平八 – 六角精児
守屋 – 渋谷天外

 

語り(黒衣)… 桂吉弥

スタッフ

◆制作統括 : 櫻井壮一、熊野律時
◆プロデューサー : 村山峻平
◆演出 : 梛川善郎、盆子原誠
◆脚本 : 八津弘幸
◆音楽 : サキタハヂメ
◆主題歌 : 秦基博「泣き笑いのエピソード」

タイトルとURLをコピーしました