結局、一福の洗脳戦争もぼんやりと終わった。
千代も苦しいのに、千代も大変なのに、と言われつつ、
一人立ち直らなくてはならない、みつえちゃん、頑張れ……。
昭和20年8月15日、日本は戦争に負けた。相変わらず、床に伏せたままのみつえ(東野絢香)。無気力な一平(成田凌)。縁側に座ったままの一福。千代は、何とか一福に寄り添おうとするが、一福の「嘘つき」という言葉に、図らずも心を揺さぶられる。自分たちの芝居で高揚し、戦争に送り出された兵隊たちは無駄死にだったのか。自分たちは、嘘つきだったのか。戦争で最愛のものを失った人々を前に、自分たちには何ができるのか…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「おちょやん」第18週「うちの原点だす」第89話
感想
きっと入り込んでいる方は号泣のシーンだったのだろう……。すいません。
個人的には、やはり、失ったものが大きすぎる みつえちゃんの扱いが気の毒で……。
玉音放送
朝ドラ何度目だ玉音放送。
ヒロインの立ち位置や性格や脚本の方の描き方によって全く違う表現なのだった。
千代は役者だけあって、ドラマティックだよね。
私はただ、しようと思うことは是非しなくちゃならないと思ってるばかりです。
これをまっ直ぐ前を見据えて堂々と述べていた高城百合子を思い出す。
だから切ない。
しかし、何もかも失ったのはみつえちゃんの方だと思うのだが、なぜストーリーは「千代ちゃんだってこんなにつらいのに」の方向で語られているのだろう。
まあね……芝居できなくてつらいだろうよ。辛さの秤は人それぞれだもんね。……ってことで……。
一福の終戦
「千代ちゃんだってこんなにつらいのに」一福を慰めるのだった。
日本が勝つためにお父ちゃんは命懸けて戦うたんと違うんか。
こんなんやったら無駄死にやんか…。
それは違うで。
あいつが命懸けで戦うたんはなあんたとみつえを守るためだす。
戦争が終わってあんたとみつえがこないして無事にいてる。それを何よりも願てたに違いあれへん。
せやさかいな、無駄死になんかやあれへんのだす。
お菊さんと福松さんは亡くなったけどな……。
敵討ちの時も「お父ちゃん」しか出てこなかったけれど、おばあちゃんとおじいちゃんのことも忘れないであげてくれ。
5日後
たったの5日後。
鶴亀家庭劇は再結成したらしい。
うち、これから食べるもん仕入れに行かなあかんしちゃっちゃとしてや。
という千代ちゃんのセリフはあったけどさ……。
国民が食うのに困るのはこれからだじぇ。
徳利さんとか、5人の子どもはいいのか……どさ回りに子どもも連れて行く?
千代ちゃんと一平夫婦以外の人たちが心配です。無理してへん?
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【おちょやん】
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※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
キャスト
竹井千代 – 杉咲花(子役期:毎田暖乃)
竹井テルヲ – トータス松本
竹井栗子 – 宮澤エマ
竹井ヨシヲ – 倉悠貴(子役期 : 荒田陽向)
岡田シズ – 篠原涼子
岡田宗助 – 名倉潤
岡田みつえ – 東野絢香(子役期:岸田結光)
岡田ハナ – 宮田圭子
富川菊 – いしのようこ
富川福松 – 岡嶋秀昭
富川福助 – 井上拓哉(子役期:松本和真)
かめ – 楠見薫
富士子 – 土居志央梨
節子 – 仁村紗和
玉 – 古谷ちさ
椿 – 丹下真寿美
ぼたん – 沢暉蓮
あやめ – 藤本くるみ
天海一平 – 成田凌(子役期:中須翔真)
初代 天海天海 – 茂山宗彦
須賀廼家千之助 – 星田英利
須賀廼家万太郎 – 板尾創路
熊田 – 西川忠志
大山鶴蔵 – 中村鴈治郎
高城百合子 – 井川遥
山村千鳥 – 若村麻由美
高峰ルリ子 – 明日海りお
小山田正憲 – 曽我廼家寛太郎
須賀廼家天晴 – 渋谷天笑
須賀廼家徳利 – 大塚宣幸
漆原要二郎 – 大川良太郎
石田香里 – 松本妃代
須賀廼家百久利 – 坂口涼太郎
宮元潔 – 西村和彦
宇野真理 – 吉川愛
若崎洋子 – 阿部純子
薮内清子 – 映美くらら
小暮真治 – 若葉竜也
片金平八 – 六角精児
守屋 – 渋谷天外
語り(黒衣)… 桂吉弥
スタッフ
◆制作統括 : 櫻井壮一、熊野律時
◆プロデューサー : 村山峻平
◆演出 : 梛川善郎、盆子原誠
◆脚本 : 八津弘幸
◆音楽 : サキタハヂメ
◆主題歌 : 秦基博「泣き笑いのエピソード」