NHK朝ドラ【舞いあがれ!】感想　第117回　(第25週　月曜日)

2022年後期朝ドラ「舞いあがれ!」感想

2023.03.20

内容とは関係ないけれど、高畑さんの演技は本当に素晴らしいな。

どんなに五島が愛しい場所か、それは高畑さんの演技で全て伝わる。

舞（福原遥）は、刈谷（高杉真宙）と玉本（細川岳）が開発している「空飛ぶクルマ」と関わっていく。一方、貴司（赤楚衛二）は新しい短歌を作れなくなり、苦悩する…
Yahoo！テレビより引用

連続テレビ小説「舞いあがれ!」第25週「未来を信じて」第117話
感想
学生時代を懐かしむ舞
何かできること…
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連続テレビ小説「舞いあがれ!」第25週「未来を信じて」第117話

感想

どんなに五島が愛しい場所か、それは高畑さんの演技で全て伝わる。

それは、デラシネで五島を見つけたばんばの表情を見た時に胸が痛いほど感じたことで。

「役者は監督が思う通りにセリフを言うだけの仕事」と謙遜している俳優さんがよくおられるけれど、その「セリフを言うだけ」でここまで伝えられるかどうかが技なのね。

高畑さんの演技は芸術だ。

そして、思うのだった。

この人を死ぬ前に絶対に五島に帰してあげなければ……。

祥子さんが「デラシネ」の本棚で見つけたのは…

ちょっと、恋しくなっちゃいますね。。#高畑淳子 #朝ドラ #舞いあがれ pic.twitter.com/mmknGcUq55
— 朝ドラ｢舞いあがれ！｣ (@asadora_bk_nhk) March 20, 2023

学生時代を懐かしむ舞

刈谷先輩と玉本先輩の会社、ABIKILU で「空飛ぶ車」を見せてもらう舞。

つまりは、大型のドローンなのね。

まだ骨組みやけん不格好やけどな。四隅にペラ８つ。面白か機体やろ。

何かスワン号思い出しますね。

懐かしいか？

はい。初めて空飛んだ大事な思い出ですから。

それを思い出にせんと、ずっと空に憧れ続けてんのがこの男や！

何や、お前もやろうが！

青春時代がずっと続いているような2人を見ていて、舞は子どもを寝かしつけながらスワン号に関わっていた日々を思い出すようになる。

誰もが気軽に自由に空を行き来できる未来を俺たちが作る。

最高に仕上がった飛行機と最高に仕上がった由良が未来で待ち合わせしとると。

舞にとっては、恋をしていたような日々だったのだろうなと思う。

「誰に」ということではなく、スワン号に関わっていたあの時代に。

それを忘れられなくて、実際に空飛ぶ仕事を目指してみた。

それを降りてからも、部品として空飛ぶ仕事に関わろうとしてみた。

今は「空」とは離れた所に居る。

戻りたいんだろうな……。

何かできること…

上手く行かずに言い争いになる玉本先輩と刈谷先輩を見て、

何かできること……

と、また言っちゃう舞ちゃんだけれど。

安定浮上の成功にはまだまだ時間かかりそうでな……。
開発が遅れると金がどんどんなくなっていく。
金がなくなるとスペアパーツも満足にそろえられへん。
悪循環や。

と、玉本先輩は言っているので、「できること」はお金の面になるやろ……。

金に関してはどうにもならんのだから、きっと「パーツ」を提供する形になるんだろうな。

そんなにあれこれ手を出して大丈夫なのかな。

家庭の方では、夫が短歌を詠めず苦悩している。

祖母は家に帰りたい。

……お悩み案件はパンパンや。

話題の歌人・梅津貴司の第三歌集の準備を進めたい北條さんですが…たとえ才能があっても、高く評価されていても、創作活動は苦しいもの。

貴司くん、大丈夫かな…#赤楚衛二 #川島潤哉 #朝ドラ #舞いあがれ pic.twitter.com/G9NEflC3Y8
— 朝ドラ｢舞いあがれ！｣ (@asadora_bk_nhk) March 20, 2023