熱、出ないといいなぁ……。
子どもが熱出なければいいなぁなんて思いながらドラマを見るのは初めてかも。
舞(浅田芭路)が初めて祥子の家を訪れた日。船大工の木戸(哀川翔)や港に売店を持つさくら(長濱ねる)がやってきて、にぎやかになる。祥子に紹介され挨拶をする舞は居場所ない感じだったが、そこへ診療所へ行っていためぐみが帰って来る。さくらが持ってきたタコを興味津々で触りはしゃぐ舞だが、めぐみに注意されてしまう。その様子に祥子は違和感を感じる。翌日、舞はまたもや熱を出し、診療所の医師・谷先生に診察してもらう…
(Yahoo!テレビより引用)
連続テレビ小説「舞いあがれ!」第1週「お母ちゃんとわたし」第4話
感想
およ。そういうことね。
ニワトリと卵はどちらが先かという話だけれど。
熱がよく出るから過剰に心配するようになったのか、過剰に心配するから熱が出るのか……。
ワケありでもイジメはない
お母ちゃんは、全く喋らない偏屈な人なのかと思っていたけれど、よく笑い、よく喋り、周囲にも好かれ、舞にとっても優しい「おばあちゃん」のよう。安心した。
では、なぜ めぐみさんは家を出たのだろう。
結婚を反対したのは亡くなったお父さんの方なのかなぁ……。
何にせよ、「ワケあり」で島を出たらしい めぐみさんを排除したり責めたりする勢力はなさそう。
みんな優しい。みんな受け入れてくれる。
ドラマの世界では、これは珍しい。
まぁ当然……「心の問題」で「原因不明の熱」を出す娘を連れて来ようと考えることができる島なのだから、ストレスフリーだと分かっていて来たのだろうけれど。
会う人会う人、大人から子どもまで優しくて。救われる。
舞の気持ち
初めて見るタコに興味を示し、よくはしゃぐ舞ちゃん。
舞、何やってんの?
あんまり はしゃがんとき。
長旅のあとやのに興奮し過ぎてるわ。
ええっ……はしゃぐことすら注意されるの?それはさすがに神経質すぎるのでは。と、思ったら。
本当に翌日、熱が出る。
母親は、分かっているもんだなぁ……。
でも、原因不明。
そうなると、
体に問題のなかとやったら心の問題かもしれんね。
と言われることになる。
初めての海での校外学習。
舞、磯は初めてやろ。大丈夫?
やめといた方がええかな?
ここで、初めて、祥子さんが口を出すのだった。
舞はどがんしたかとね?
今、やめとくって。
めぐみには聞いてなか。
舞に聞いちょっと。
「行きたい」意思を伝え、校外学習に参加することになる。
子どもにとって、これは嬉しいことだよ。
でも、これで熱が出れば、もうこういう事に参加できなくなってしまうし。
熱が出なければ、めぐみさんが押さえていたから熱が出ていたのだと決定してしまう。
どちらもつらいけれど。
でも、熱、出ないで欲しいなぁ。
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舞いあがれ! キャストとスタッフ
キャスト
岩倉舞 – 福原遥(子役期:浅⽥芭路)
岩倉浩太 – 高橋克典
岩倉めぐみ – 永作博美
岩倉悠人 – 横山裕(子役期:海老塚幸穏)
才津祥子 – 高畑淳子
梅津貴司 – 赤楚衛二(子役期:齋藤絢永)
梅津勝 – 山口智充
梅津雪乃 – くわばたりえ
望月久留美 – 山下美月(子役期:大野さき)
望月佳晴 – 松尾諭
笠巻久之 – 古舘寛治
八木巌 – 又吉直樹
津田道子 – たくませいこ
木戸豪 – 哀川翔
浦信吾 – 鈴木浩介
山中さくら – 長濱ねる
刈谷博文 – 高杉真宙
由良冬子 – 吉谷彩子
鶴田葵- 足立英
柏木弘明 – 目黒蓮
矢野倫子 – 山崎紘菜
中澤真一 – 濱正悟
吉田大誠 – 醍醐虎汰朗
水島祐樹 – 佐野弘樹
大河内守 – 吉川晃司
語り – さだまさし
舞いあがれ! スタッフ
◆制作統括 : 熊野律時、管原浩
◆プロデューサー : 上杉忠嗣
◆演出 : 田中正、野田雄介、小谷高義、松木健祐
◆脚本 : 桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
◆音楽 : 富貴晴美
◆主題歌 : back number「アイラブユー」
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