舞ちゃんが東大阪へ戻ってきた。
家族の様子や学校の様子は少しだけ変わっていた。
好ましいことも、好ましくないことも……。
東大阪に帰り着いた舞(浅田芭路)を父・浩太(高橋克典)と兄・悠人(海老塚幸穏)がカレーを作って待っていた。舞は初めて飛行機に乗った興奮を浩太に伝える。すっかり飛行機に魅了された舞。実は浩太も飛行機が好きだった。そして、浩太の夢が飛行機を作ることだったと舞は知る。そして、久しぶりの登校。同じ飼育係の久留美(大野さき)と再会するが、ウサギのスミちゃんが死んでしまったことを聞かされる…
(Yahoo!テレビより引用)
連続テレビ小説「舞いあがれ!」第3週「がんばれ!お父ちゃん」第11話
感想
良いことも悪いことも、とにかく成長の道しるべよね。
どんなことにせよ、自分自身の意志と足で動けるようになった。
「成長」がきちんと描かれる朝ドラ。
みんなで食事
家に戻ったら、お父ちゃんがカレーを作ってくれていた。
わあ~!ええ匂い。
あ~~。おいしそうに炊けてる。
悠人がやってくれたんや。なっ。
お父ちゃんが炊いたらごはん硬すぎんねんな。
ほな、お皿出すわ。
お父ちゃんがカレーを作る。お兄ちゃんがご飯を炊く。
舞ちゃんはお皿を出す。
みんなで自然に動き、みんなで食べる。
個人が忙しい時や具合が悪い時は自然と気遣う。そういう姿勢ができて来たのは素晴らしい。
舞ちゃんが五島で成長している間、東大阪の岩倉家も不調の母と娘を気遣って成長していた。
ばんばから貰ったばらもん凧を悠人兄ちゃんに渡す舞ちゃん。
お兄ちゃんが生まれた時おばあちゃんが作ってくれてたんやて。大事に飾ってな。
何で鬼飾らなあかんねん。怖いわ。
ちゃうで。
鬼に兜かじられても逃げんと立ち向かってる侍や。
やっぱり憎まれ口は叩くよね(笑)
でも、必ず大事にするに決まっている。優しい子だもの。
それ、さださんだしな……大事にしてね。
しかしお父ちゃんの工場は大丈夫なのだろうか。そこがちょっと心配。
スミちゃん
学校の友達は思ったよりもすんなりと舞ちゃんの戻りを受け入れくれたよう。
しかし、ちょっとした変化があった。
望月さん。スミちゃんは?
死んでしもた。
え…。
夏休み、めっちゃ暑い日ぃあってな。私、スミちゃん心配になったんや。ほんで、うちに連れて帰ってん。……家の中は涼しいやろ。
次の朝起きたら、スミちゃん死んでた……。
このことで、なんと久留美ちゃんは「ウサギ殺し」などと悪口を叩かれていたのだった。
小学生らしい酷さだなぁ……。
舞ちゃんは、ウサギは自分の病気を隠すことがあって飼い主にも分からず突然死んでしまうことがあることを調べる。
お母ちゃんに話すと、
望月さんに教えてあげたらどない?
ちょっとは気ぃ楽になんのと違うかな。
と言ってくれた。
学校の友達の気持ちまで汲んでくれるようになった めぐみさん。
心に余裕が出来て視野も広くなったんだね。
そして、舞ちゃんも。
自分の意志で久留美ちゃんの家まで行くほど行動的になった。
久留美ちゃんの家には昼間でもお父ちゃんがいる。
松尾諭さん。明るいけれど何か抱えてそうな感じが良いよね(笑)
うちのお父ちゃん、かっこええんやで。
ずっとラグビーの選手しててな。
けど、ケガしてしもて会社辞めてん。
よく親の心情まで理解している。久留美ちゃんも優しくてええ子やね。
気を使われる側だった舞ちゃんが、お友達を助ける立場になっている。
そして、お父ちゃんたちもこれから子どもたちに救われるのかもね。
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舞いあがれ! キャストとスタッフ
キャスト
岩倉舞 – 福原遥(子役期:浅⽥芭路)
岩倉浩太 – 高橋克典
岩倉めぐみ – 永作博美
岩倉悠人 – 横山裕(子役期:海老塚幸穏)
才津祥子 – 高畑淳子
梅津貴司 – 赤楚衛二(子役期:齋藤絢永)
梅津勝 – 山口智充
梅津雪乃 – くわばたりえ
望月久留美 – 山下美月(子役期:大野さき)
望月佳晴 – 松尾諭
笠巻久之 – 古舘寛治
八木巌 – 又吉直樹
津田道子 – たくませいこ
木戸豪 – 哀川翔
浦信吾 – 鈴木浩介
山中さくら – 長濱ねる
刈谷博文 – 高杉真宙
由良冬子 – 吉谷彩子
鶴田葵- 足立英
柏木弘明 – 目黒蓮
矢野倫子 – 山崎紘菜
中澤真一 – 濱正悟
吉田大誠 – 醍醐虎汰朗
水島祐樹 – 佐野弘樹
大河内守 – 吉川晃司
語り – さだまさし
舞いあがれ! スタッフ
◆制作統括 : 熊野律時、管原浩
◆プロデューサー : 上杉忠嗣
◆演出 : 田中正、野田雄介、小谷高義、松木健祐
◆脚本 : 桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
◆音楽 : 富貴晴美
◆主題歌 : back number「アイラブユー」
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