工場が大変な時に、愛娘を連れて遊園地へ……。
これはもう、悲劇の予感でいっぱい!(池井戸ネジ工場、見過ぎ)
舞(浅田芭路)と貴司(齋藤絢永)は行きつけになった古本屋・デラシネに来ている。習慣的に舞はそこで模型飛行機作り。貴司は店主・八木(又吉直樹)の詩を読んでいた。舞の飛行機づくりは上手くいかない。そのころ舞の父・浩太(高橋克典)の工場の経営は日に日に苦しい状況になっていたが、それでも浩太は舞が模型飛行機作りで苦労しているのを手助けし、舞を遊園地へ連れていくという約束を果たす…
(Yahoo!テレビより引用)
連続テレビ小説「舞いあがれ!」第3週「がんばれ!お父ちゃん」第13話
感想
そうか……独自の技術がないのか。
本当に下請けのみの町工場なんだね。
そうなると、きびしいんだろうなぁ、きっと……。
衰退していく家
この地域はそうでもないように見えるのだが、猫も杓子もステイタスのように中学受験する地域もあるから。
悠人くんの場合は自らの意志で「東大」へ入りたい「何か」があるのね。
トラコ先生が来てくれるといいんだけれど(工場潰しましょうとか言い出しそう)。
令和の現在だったら、公立中学も中高一貫校が現れたりして、選択肢は割と広がっている。
今、工場がしんどうてな。……公立の学校で頑張るいうのはどうや?
当然、受け入れられない悠人。
何で今更そんなこと言うねん。
そんなんあかんわ。僕には計画があんねん。
ええ中学行って、そこで勉強頑張って東大に入るんや!
まぁなぁ……。今言われても~~というのはあるわよね。
家は貧しくなっていき、仕事は減って私立の中学どころではない。
親、つらい……。
(しかし……たぶん、これ、お金の件が何とかなっても、年代的に受験できないのよね。きっと……)
何にせよ、貧しくなるって辛いこと。子どもも辛いだろうけれど、お金出してあげられない親はなお辛いんだよ。
だから、こういうことで「親ガチャ」とか言う風潮がとても嫌い。
キラキラしてる
舞ちゃんの方は、まだ無邪気。
工場が上手く行っていないことは子ども心に察している。
だから、竹ひごが上手く曲がらないこともなかなか言えない。
やっと相談できて。
「お父ちゃん、すごい」と心から言ってくれる。
こういう存在は、親にとって本当にありがたい。
突然の「明日、遊園地行こう」は池井戸ドラマ見過ぎ班にとっては闇が見える(見ないで)。
けれど、そういう時にも無邪気な子どもは立ち上がる力をくれる。
遊園地の高台から町を見下ろす。
なあ、舞。あっちが東大阪や。
キラキラしてるな。
営業も何社も断られて、お先真っ暗でどうにもならなくて、浩太さんにとっては、今、どす黒く見えるだろう町。
娘はキラキラした目でキラキラしていると言う。
そうか?
うん!
ふ~ん……。
まだ諦めるわけにはいけへんな…。
この家族のために。
新しい仕事が上手く行くといいなぁ。
このドラマのレビューを書く
舞いあがれ! キャストとスタッフ
キャスト
岩倉舞 – 福原遥(子役期:浅⽥芭路)
岩倉浩太 – 高橋克典
岩倉めぐみ – 永作博美
岩倉悠人 – 横山裕(子役期:海老塚幸穏)
才津祥子 – 高畑淳子
梅津貴司 – 赤楚衛二(子役期:齋藤絢永)
梅津勝 – 山口智充
梅津雪乃 – くわばたりえ
望月久留美 – 山下美月(子役期:大野さき)
望月佳晴 – 松尾諭
笠巻久之 – 古舘寛治
八木巌 – 又吉直樹
津田道子 – たくませいこ
木戸豪 – 哀川翔
浦信吾 – 鈴木浩介
山中さくら – 長濱ねる
刈谷博文 – 高杉真宙
由良冬子 – 吉谷彩子
鶴田葵- 足立英
柏木弘明 – 目黒蓮
矢野倫子 – 山崎紘菜
中澤真一 – 濱正悟
吉田大誠 – 醍醐虎汰朗
水島祐樹 – 佐野弘樹
大河内守 – 吉川晃司
語り – さだまさし
舞いあがれ! スタッフ
◆制作統括 : 熊野律時、管原浩
◆プロデューサー : 上杉忠嗣
◆演出 : 田中正、野田雄介、小谷高義、松木健祐
◆脚本 : 桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
◆音楽 : 富貴晴美
◆主題歌 : back number「アイラブユー」
『舞いあがれ!』各回リンク
開始前 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10
11 12 13