娘の優を預ける保育園が見つからないなつ(広瀬すず)と坂場(中川大志)。個人で保育を引き受けてくれる保育ママを探すため、駆けつけた麻子(貫地谷しほり)とともに近所に配るビラを作っていた。そこへ明子を連れた茜(渡辺麻友)と下山(川島明)が訪ねてくる。神地(染谷将太)から話を聞いた茜は、誰よりもアニメーションの仕事の厳しさを知る戦友として、なつが働いている間、自分たちが優を預かると申し出て…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「なつぞら」第22週「なつよ、優しいわが子よ」 第128話
やっぱりね……。
茜ちゃんが優ちゃんを預かることになったのだった。知ってた!
ちょっと意外だったのは、あのビラを見て言い出したわけではなくて、「神っち」という下地があったこと。
神っちから電話があって、なっちゃんを助けてやれないかって相談されて。
神っちは、ほら、なっちゃんの背中を押しちゃったから。ちょっと責任感じてんだ。
使ったな……恐いわ、なつさま。
初めて子どもを預ける母親描写として、別れ難いのはアルアルで。
泣く子ども。
足が止まる母親。
何度も、戻る……ああ、切ない……
って、思えないのは、別に夫に渡して出かける時も今までこんなことになってなかったじゃんね?(初日だけ泣かせっぱなしで出て行ったシーンがあっただけ(笑))家でもほとんど世話してなかったじゃんね?(世話する描写がないじゃんね(笑)抱っこ=世話 じゃないんで)。と、思ってしまうからである。
ネットの記事で、「朝ドラ視聴者世代は専業主婦が多くて、子どもを預けて働く主婦に共感を得られない」のようなものを読んだけれども、そういう問題じゃないんじゃないのかな。
なつが、妊娠中から出産後の仕事と預け先のことしか考えていなかったこと。
出産後も帰宅してから子育て描写がないこと。
そういう描き方が反感を呼ぶんじゃないのかな。(あ、個人的にはそうですが)
狙ってそういう冷たいキャラにしているのかと思っていたのに、ここへ来て名残惜しそうにされてもね……。
優ちゃんの演技がまた素晴らしく、可哀想さを誘うんだけれども、あれ、役者のお母さんを使って抱っこを我慢させたりして撮っているわけで、お願いだからそんなに泣かせないであげてくれ、と思ってしまった。
優ちゃんが泣いているのは、ずっと一緒に居たパパとのお別れが悲しいからだと思うので、坂場くん、もっと名残惜しそうにしてあげてくれないかな……こっちは、突然の冷たさ(笑)
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
※キャスト
奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)
奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 清原果耶(子役期:田中乃愛)
柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)
戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真
小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴
山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)
山田靖枝 – 大原櫻子
阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑
岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)
川谷幸一 – 岡部たかし
川谷幸子 – 池間夏海
高山 – 須藤蓮
豊富遊声 – 山寺宏一
藤井 – 高木渉
仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
堀内幸正 – 田村健太郎
猿渡竜男 – 新名基浩
露木重彦 – 木下ほうか
山根孝雄 – ドロンズ石本
荒井康助 – 橋本さとし
大杉 満 – 角野卓造
語り… 内村光良
※スタッフ
脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利
アニメーション時代考証 – 小田部羊一
アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション
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コメント
茜保育園>『なつぞら』第128話
優ちゃん(の中の赤ちゃん) 演技が凄く上手だったなあ そういうタイミングに合わせて撮影した スタッフの腕かもしれないけど おかげで、なつの演技がシラジラしく感じられてしまった(酷) オカシイなあ… 『なつぞら』で、広瀬すずの美貌だけでなく その類稀な演技力をも堪能し ドラマ終了後は、すっかりファンになっている予定だったのに… …ひじゅにですが…
巨炎さん
>一久さんの御両親が育児に全く絡まず、令和の昭和ゴッコに見えてしまう
イッキュウさんは確か東大出身で、坂場家は東京都にお住まいでしたよね…。
兄弟が多かった気がするので、ご両親は他の兄弟の孫の世話で忙しいのでしょう。(ということにしておく)
>「カーネーション」では優子が完全になつ世代ですが
里恵をどうするか糸子と語るシーンは頻回にあった
糸子自身も、ずっと忙しく仕事を続けながら、「子どもを負ぶって川沿いの道を歩く時間が好き」とか、直子を義兄に預けに行くシーンとか、働く親の大変さと愛情が伝わる描写が多かったですよね…。
まぁ……あれと比較したらいけないと思うんですけれど^^;
現状、このドラマの子育て描写はとても「まれ」的ですよ。大変な所は人にやらせて、自分は優しく遊んであげるシーンばかり。
なつぞら (第128回・2019/8/27) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト) 第22週『なつよ、優しいわが子よ』の 『第128回』の感想。 ※ 本作は、2019/8/20 にクランクアップ(撮影終了)しています。 ※ 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 娘の優を預ける保育園が見つから…
更に付け加えるなら一久さんの御両親が育児に全く絡まず
令和の昭和ゴッコに見えてしまうところかもしれません。
現代でも『義母にお願い』は選択肢だしホームドラマとして非情に冷たく感じる。
故・樹木希林さんは「はね駒」で
「何時から、お前は子育てを金にさせるような薄汚い根性の女になったんだ!」
と主人公を叱りつけていたそうで。(追悼記念で総集編ぐらい放送しろ…)
「カーネーション」では優子が完全になつ世代ですが
里恵をどうするか糸子と語るシーンは頻回にあったし
仕事に支障が無い範囲では一緒にいる事が当然という姿勢だった訳だし。