産休が明けてアニメーションの会社に戻ろうとしていたなつ(広瀬すず)は、娘の優を預ける保育園がなかなか見つけられないでいた。そんなとき、仲(井浦新)から呼び出されたなつは、作画監督の話がきていると伝えられる。改めて、社長の山川(古屋隆太)と制作部長の佐藤(橋本じゅん)から、スポーツ漫画を原作にしたテレビ漫画の作画監督の打診を受ける。この主人公の境遇は、なつになら描けるはずだと言われて…
(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)
連続テレビ小説「なつぞら」第22週「なつよ、優しいわが子よ」 第127話
ついに、出産前に打診されていた作画監督の仕事を受けてしまう なつである。
作品は、漫画原作の「キックジャガー」。
『タイガーマスク』ですよね……。
1969年。東映動画制作。
作画監督は私が本当に大好きだった青春っ!の思い出『J9』シリーズ(知らんやろ……J9・J9 情無用~アステロイドベルトの~~)のキャラクターデザインをされていた小松原一男先生。
いや、しかし格闘技の漫画を女性の奥原さんに任せてしまうのはどうなんでしょうか?作監ならもっと相応しい人間がほかにもいると思うんですけども。
ただの格闘技漫画じゃないんだよ。
キックジャガーはね、孤児院の出身で孤児たちのために戦ってるんだ。泣けるイイ話なんだ。
君ならこの作品の世界観、描けるだろ。
ひょぉぉぉ……戦災孤児だってことが会社内にちゃんと広まっている。さすが なつさま。抜け目ない……。
無理なら無理だとはっきり言ってもいいからね。
分かりました。
やらせて下さい。
なっちゃん…。
約束は約束ですから。
本当に大丈夫なの?
悩んでるんでしょ?
それは……なんとかします。
「何とかします」って何の事なの?
自分だけのことなら、倒れるほど頑張るのは「何とか」すればいいかも知れないけれども、赤ちゃんはどうにも何ともならないですけど。
まぁ。
このドラマの場合、何とかなっちゃうんだけどさ。
ここで仕事を受けてしまうのは勝手すぎるよね。
その言い訳のように、
バカな母親は始末が悪いの……。
とか自虐的な事を言ってみたりしてるけどね。
とりあえず、家に帰ったら優ちゃんにご飯あげたりしないの?
いや、「母親の仕事でしょ」とか、そういう意味じゃなくて。ご飯あげたりしたくならないの??ずっと離れているのに。
イッキュウさんも家で翻訳の仕事しているんだよね。
以前、家で原稿書きの仕事をしている時に、家族が全く「職業を持っている人」として扱ってくれなくて(笑)
イッキュウさんを見ていると、家事と仕事の境界がなくて大変だった事を思い出すのでイラっとするんだよね。
そんな なつは何をしているのかというと、ベビーシッター募集のビラのようなものを描いているのだった。
……これは史実なのでしょうか。
令和的に見たらとんでもない個人情報だだ漏らし案件だし、この時代から見ても危険極まりないですけど。(身代金目的の誘拐事件などが多い時代だよ~~)
そんなこんなの内に、まずマコちゃん先輩が、そして下山夫妻が突然訪問して来るのだった。
茜ちゃんがビラを見て、「私が預かるわ」とか言う図が見えてきます……。
1人も2人も同じよ、とか言わせないでね。赤ちゃん2人なんて素人の手に負えないぞ~~。
※朝ドラは半年間の長丁場なので、良い感想を書いてある時も悪いことが書いてある時もあります。レビューはその日その日の感想なので、その点ご了承くださいませ。
↑…テンプレだす…。
※キャスト
奥原なつ – 広瀬すず(子役期:粟野咲莉)
奥原 咲太郎 – 岡田将生(子役期:渡邉蒼)
奥原千遥 – 清原果耶(子役期:田中乃愛)
柴田泰樹 – 草刈正雄
柴田 富士子 – 松嶋菜々子
柴田剛男 – 藤木直人
柴田照男 – 清原翔(子役期:岡島遼太郎)
柴田 夕見子 – 福地桃子(子役期:荒川梨杏)
柴田明美 – 平尾菜々花(子役期:吉田萌果)
戸村悠吉 – 小林隆
戸村菊介 – 音尾琢真
小畑 雪之助 – 安田顕
小畑とよ – 高畑淳子
小畑妙子 – 仙道敦子
小畑 雪次郎 – 山田裕貴
山田正治 – 戸次重幸
山田タミ – 小林綾子
山田天陽 – 吉沢亮(子役期:荒井雄斗)
山田陽平 – 犬飼貴丈(子役期:市村涼風)
山田靖枝 – 大原櫻子
阿川 弥市郎 – 中原丈雄
阿川砂良 – 北乃きい
居村良子 – 富田望生
倉田隆一 – 柄本佑
岸川 亜矢美 – 山口智子
前島光子 – 比嘉愛未
野上健也 – 近藤芳正
茂木一貞 – リリー・フランキー
煙 カスミ – 戸田恵子
亀山蘭子 – 鈴木杏樹
三橋 佐知子 – 水谷果穂
佐々岡 信哉 – 工藤阿須加(子役期:三谷麟太郎)
川谷幸一 – 岡部たかし
川谷幸子 – 池間夏海
高山 – 須藤蓮
豊富遊声 – 山寺宏一
藤井 – 高木渉
仲 努 – 井浦新
大沢麻子 – 貫地谷しほり
坂場一久 – 中川大志
神地航也 – 染谷将太
三村 茜 – 渡辺麻友
森田桃代 – 伊原六花
下山克己 – 川島明
井戸原 昇 – 小手伸也
堀内幸正 – 田村健太郎
猿渡竜男 – 新名基浩
露木重彦 – 木下ほうか
山根孝雄 – ドロンズ石本
荒井康助 – 橋本さとし
大杉 満 – 角野卓造
語り… 内村光良
※スタッフ
脚本 – 大森寿美男
制作統括 – 磯智明、福岡利武
プロデューサー – 村山峻平
演出 – 木村隆文、田中正、渡辺哲也、田中健二
音楽 – 橋本由香利
アニメーション時代考証 – 小田部羊一
アニメーション監修 – 舘野仁美
アニメーション制作 – ササユリ、東映アニメーション
【なつぞら】
1(史実のモデルの話など前知識込み) 2 3 4 5 6
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コメント
巨炎さん
>正確には「キックの鬼」とのコラボ
その「キックの鬼」というものを全く存じ上げませんでした。昔は男子は格闘、野球、女子は魔女っ子とバレエ(踊る方の)漫画が売れていましたね!
>後に「ブライガー」だけネット動画で観ました
おーー!ご存知でしたか。サンライズと引き比べてダサいでしょ(笑)あのダサさが大好きでした。色々と酷くて小松原先生の美しい作画通りにならないんですよね。
>広瀬すずと貫地谷しほりの演技の格の違い
すずちゃんも、「ちはや」の時は本当に良かったのですが、やはり等身大から外れた「母親」という役は難しいようで…
なつぞら (第127回・2019/8/26) 感想
NHK総合・連続テレビ小説『なつぞら』(公式サイト) 第22週『なつよ、優しいわが子よ』の 『第127回』の感想。 ※ 本作は、2019/8/20 にクランクアップ(撮影終了)しています。 ※ 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。 ※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。 産休が明け、再びアニメーション…
連続テレビ小説『なつぞら』第127回
「なつよ、優しいわが子よ」内容坂場(中川大志)が働きはじめる日が近づく中、保育園を探すが見つからず。そんななか、なつ(広瀬すず)は、仲(井浦新)から作画監督の話を聞く。直後、山川(古屋隆太)佐藤(橋本じゅん)からスポーツ漫画の作画監督を打診されるが。。。敬称略演出は、渡辺哲也さんほんと、なぜ、坂場に保育園探しをさせるかなぁ。。。。そもそもの話。今作の主人公は、育児をしている描写は皆無で。これ…
>キックジャガー
正確には「キックの鬼」とのコラボでしょうか?
>J9
後に「ブライガー」だけネット動画で観ました。
ロボットアニメとしてはキワモノの部類ですが
アニメ作品をポップカルチャー的音楽になぞらえていたのが革新的。
しかし国際映画社も唐突に潰れた…。
それにしても広瀬すずと貫地谷しほりの演技の格の違いが際立ってしまいますが。
なつよ、優しいわが子よ>『なつぞら』第127話
麻子さんが来る直前のシーン仕事中も我が子が気になって仕方ない―好きで続けている仕事ではあるけど、我が子と離れているのは辛い―…と、感じているはずなの…
なつよ、優しいわが子よ>『なつぞら』第127話
麻子さんが来る直前のシーン 仕事中も我が子が気になって仕方ない― 好きで続けている仕事ではあるけど、我が子と離れているのは辛い― …と、感じているはずなのに>かなりの脳内補完 優ちゃんに食事をさせているのは坂場さん いかにも慣れている風に抱き上げるのも坂場さん それが悪いってわけじゃないよ。 そうした細かい世話は坂場さんの役目と割り切っている …とも解釈できないこと…