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【リミット】ドラマ24 第12話「最終回」 感想

友達ってなんなのか…。
私、わかった気がする。

 

リミット 第12話(最終回)

      【リミット】ドラマ24 感想

 

簡単感想のみで。

※このドラマが大好きで感動しまくったって方は読まない方がいいっすよ。

 

もう本当に引っ張りすぎ演出にイライラして、先週はついに感想書くのも
止めてしまったのである。

ウチは基本的に好きなドラマしか書かない方針なので、文句ばかり書くのは辛いのだ。
ツッコミに愛がなくなったら、もうその作品に対する気持ちはお終いである。

しかし、書き始めた物を途中で止めるのも結構気持ち悪いので…。

なるべく冷静に…悪口を書かないように…書きたい…とは思う。
だって、最終回だからどうせもう二度と関わらなくていいし~。

 

日向が神矢に怪我させてしまってから、そんな事をしてまで生き残ろうとした日向が
なぜか自殺を企てて今野に助けられ、救助が来たのを察して山を越えようと…。

彼らが動き出し、ボロッボロの吊り橋に辿り着くまでが書かなかった先週の流れ。

ほら、文章にしたらたったの三行さ…。
これだけの内容をグズグズとスローモーション入れたりストップモーション入れたり、
先々週のラストに出ていた「1人だけ救出された生徒」の描写を繰り返したり、そんな
思わせぶりだけで30分構成されているのである。

てか、救出が向かってるって解ったならおとなしくバスの側に居ろよ。
ウロウロしたら探すのにまた手間が掛かるだろうがっ

大体、霧が濃くて救出できないできないっていうけどさ、その中にいるはずのこの人たちって、
すっごくスイスイ動き回って元の場所に戻ってるよね、いつも。

あ、すでに口汚くツッコんでいる…。

 

で、ボロッボロの吊り橋に辿り着いたところで、日向は1人で橋を渡って
救助隊を呼んでくるというのだった。

こんなん渡るな
おとなしく待ってろ

と、ツッコみつつ見ていると、何と日向は橋を渡れてしまうのだった。
さすがレッドバスター
   

 

続いて、1人よりも2人の方が救助を呼びやすいと言ってモリ子も橋を渡り出す。
そしてこれも成功。

瀕死の神矢を抱えた今野は橋のこっちに残る。

神矢に今野も自分を置いてあっちに行ってくれと言われた今野は落ちていた橋を
棒でぶっ壊す。ちょー怪力。

 

やっちゃった。
これでもう渡れない。
一緒にいるしかないね。

と、笑顔で言う今野。

 

あなた間違ってる!

いいよ別に間違ってたって。
それでも私は神矢のそばにいる。
嫌だって言われても、私は神矢に関わるから。

あなたバカよ。

神矢もバカじゃん。

生まれて初めてバカって言われた。

やっと わかった。
友達ってなんなのか…。
私、解った気がする。

ってことで、先週から急激に天使みたいになってきた今野の微笑みで
神矢の頑なな心が溶け、お友達になるという…。
まるで朝ドラヒロインのような流れ。

 

そして、橋を渡った日向とモリ子は五十嵐を含む救助隊と巡り会う。

この間にも「今、生存者1名が病院に搬送されてきました」というあのニュース映像が流れ、
えっ、少なくともここで日向も救出されているのに何でモリ子しか搬送されないの
と視聴者に思わせる「思わせぶり映像」が差し挟まれる…いい加減にしろ。

 

そんなこんなで橋の向こうの神矢と今野もめでたく救出。

このサバイバル生活は終わったのだった。

 

こんな風に書きながらも、救助隊と出会ったシーンと五十嵐が自分の生徒を見つけて
本当に涙目になって喜ぶ姿にはウルっとした。

もう、これは窪田正孝の演技力の素晴らしさの賜物である。

 

いい加減な若い教師だった五十嵐が自分の連絡ミスのせいで仕事をきちんとやる事の
大切さを悟り、また、生徒を心配する事で教師としての自覚に目覚める…。

これは、私にとっては「教師・五十嵐」成長物語だった。

 

だから、保護者側のシーンの方が見ていて面白かったんだよね。

生徒の方は納得できない事ばかりで…本当にイライラとしかしなかった。

日向は自首したらしいが、先々週も書いたけれども薄井に関しては正当防衛だし、
実際に「罪を犯した」と言えるのは神矢に重傷を負わせた事だけだよね。

で、未成年だし、元々が真面目過ぎる好青年だし、神矢も無事だったし、たぶん
罪は軽くて済むだろう。

 

搬送されるモリ子が「友達は無事ですか」と尋ねるシーンと、神矢の弟妹が
病室の神矢をガラス越しに見守るシーンは良かった。

あと、ハルが生きていたのも予想はしていたけれども、本当に良かった。

これで、薄井も生きていれば…良かったのにね。

 

…という事で…。

深夜帯にわざわざ放送するほどショッキングなドラマじゃないし、思わせぶりで
引き延ばし続けられて全12話……。

5話くらいで納まったでしょ。引き伸ばし演出止めれば…。

 

月9で無駄遣いされた窪田正孝くんの演技力がこっちではシッカリ発揮されていたのを
見ることが出来た…それだけで見て良かったと思う事にしよう…。

 

この後放送されていた「たべるダケ」が毎週美味しそうでバカバカしくて楽しくて、
それがあったから見続けられていたって気もする。

来期の「ドラマ24」枠は見ない。
「勇者ヨシヒコ」「まほろ駅」ほどの名作が出た時にはまた書くわ。

 


老朽化した橋に行き当たった一同。
日向(鈴木勝大)は救助を呼んでくると言い、危険な橋を渡り始める。
そんな中、けがをした神矢(土屋太鳳)の症状が悪化。
モリ子(山下リオ)は今野(桜庭ななみ)に神矢を託し、一刻も早く救助を
呼ぶため日向に続く。
熱が上がり始めた神矢は今野に迷惑だと言い放ち、自分を置いていくよう訴える。
今野はそれを聞き、思わぬ行動に出る。

一方、捜索に加わった五十嵐(窪田正孝)は必死に悪路を進んでいた。


(上記あらすじは「Yahoo!TV」より引用)

よろしければ→【2013年10月期・秋クールドラマ】ラインナップ一覧とキャスト表

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※キャスト

今野水希 … 桜庭ななみ

神矢知恵子 … 土屋太鳳
盛重亜梨紗 … 山下リオ
日向晴明 … 鈴木勝大
市ノ瀬ハル … 工藤綾乃
薄井千影 … 増田有華
姫澤さくら … 高田里穂

五十嵐亘 … 窪田正孝
光岡百合子 … 山本裕子
馬淵校長 … 大石吾朗

今野博和 … 渡辺いっけい
今野寿美代 … 舟木幸
今野 遥 … 滝裕可里

神矢理子 … 古小路志音
神矢優太郎 … 土師野隆之介
神矢真実子 … 平澤宏々路

板垣 … 清水一彰
日下部 … 中谷竜

長崎明彦 … 松澤一之

 

※スタッフ

脚本 … 清水友佳子、山岡潤平、千寿みのり、谷岡由紀
演出 … 塚原あゆ子、高野英治、加藤尚樹
プロデューサー … 岡部紳二
音楽 … 遠藤浩二

原作 … すえのぶけいこ 『リミット』

主題歌 … 「SAVAGE HEAVEN」 bump.y
      「APOLLON」 ν[NEU]

公式サイト http://www.tv-tokyo.co.jp/limit/

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第10話 第11話 第12話(最終回)


コメント

  1. 名無しさん より:

    刑事7人第1・第2・第3の各シリーズを彷彿とさせるドラマだと云えます。刑事7人とリミットがコラボ(合体)で、合作としてドラマ製作すべきです。
    株式会社テレビ朝日・東映株式会社(刑事7人番組製作元)と株式会社テレビ東京・株式会社ドリマックス(リミット番組製作元)が共同で、刑事7人とリミットを合体してドラマ製作に取り掛かって貰いたいと考えます。
    ドラマのタイトルも(刑事7人 リミット)として、異例とも云えるドラマ製作に着手すべきと提案致したいと考えています。
    これは冗談で言ってません。本気で考えた構想です。
    良い作品になると信じています。

  2. リミット 各話あらすじ

    第1話「女子高生5人の衝撃サバイバルサスペンス絶対に生きて帰る!! 13.07.12放送 高校2年の今野水希(桜庭ななみ)は、勉強もメイクもそつなくこなし、姫澤さくら(高田里穂)を頂点としたクラスの中心グループに所属して要領よく日々を送っていた。仲間以外のクラス…

  3. NelsonTouchBlog より:

    山田くんと7人の魔女、リミット、たべるダケ最終回

    ■山田くんと7人の魔女最終回
    なんかホロッときた、いい最終回だったよ。実は今シーズン一番好きだったドラマ。。
    学園ものでファンタジーありでコメディだから、ドタバタして終わりなのかなと思わせておいて、しっかり内容もあった。最終回なんかも、ただ願い叶えておしまいっていう単純じゃない構成で、なかなか盛り上がった。

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